研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

英国の家庭向け料理レシピに登場する魚の種類は100年でどう変わったか 研究論文OpenAlexイギリス

英国の家庭向け料理レシピに登場する魚の種類は100年でどう変わったか

魚介類はたんぱく質や微量栄養素の大切な供給源です。しかし英国では一人あたりの魚の消費量が国の健康指針に届いておらず、購入される魚もごく限られています。中心はタラ、ハドック(タラの仲間の白身魚)、サケ、エビ、マグロの5種類で、「ビッグファイブ」と呼ばれています。論文によると、これらの多くは海底を傷つけ…

公開日: 2026年10月16日 05:50

ナタマメとスピルリナを組み合わせたテンペ粉の栄養成分と抗酸化活性 研究論文OpenAlexインドネシア

ナタマメとスピルリナを組み合わせたテンペ粉の栄養成分と抗酸化活性

テンペはインドネシアの伝統的な発酵食品で、通常は大豆を浸して蒸し、リゾプス属のカビで発酵させて作ります。研究チームは、大豆の代わりとなる地域の食材としてナタマメに注目しました。ナタマメはインドネシアで広く栽培されているマメ科植物で、著者らによると、そのタンパク質含有量は大豆に近いとされています。一方…

公開日: 2026年10月16日 05:39

カボチャとその加工副産物に含まれる成分を、評価の確かさとともに整理した総説 研究論文OpenAlexセルビア

カボチャとその加工副産物に含まれる成分を、評価の確かさとともに整理した総説

カボチャは生のまま食べられるほか、ピューレ、ジュース、スープ、菓子の材料、スナック、種子油などに加工されています。加工の過程では、皮、種子、種皮、果汁やピューレを搾った後の繊維質の残りかす(搾りかす)、油を搾った後の種子のかす(プレスケーキ)が大量に出ます。これらは価値の低い残さとして扱われがちです…

公開日: 2026年10月16日 04:59

スナック菓子に含まれるうま味調味料(MSG)の量を滴定法で調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

スナック菓子に含まれるうま味調味料(MSG)の量を滴定法で調べた研究

グルタミン酸ナトリウム(MSG)は、料理や加工食品の味を引き立てる「うま味調味料」として広く使われている食品添加物で、手軽に食べられるスナック菓子にも用いられています。研究チームは、こうしたスナック菓子に実際にどれくらいのMSGが含まれているかを明らかにすることを目的に、3種類のスナック菓子を分析し…

公開日: 2026年10月16日 04:47

全粒ソルガム粉と、それを使ったラスクの栄養成分とタンニン量の比較 研究論文OpenAlexレソト

全粒ソルガム粉と、それを使ったラスクの栄養成分とタンニン量の比較

ソルガム(モロコシ、Sorghum bicolor)は、干ばつややせた土地にも強いアフリカ原産の穀物です。世界では小麦、トウモロコシ、米、大麦に次ぐ重要な穀物で、グルテンを含まない点も特徴です。レソトでは現地語で「マベレ」と呼ばれていますが、伝統的な調理に手間と時間がかかることや食習慣の変化から、利…

公開日: 2026年10月16日 04:41

ジャトロファ・タンジョレンシスの葉から作った緑茶と紅茶の成分と風味の比較 研究論文OpenAlexナイジェリア

ジャトロファ・タンジョレンシスの葉から作った緑茶と紅茶の成分と風味の比較

ジャトロファ・タンジョレンシス(Jatropha tanjorensis)は、野菜や薬用植物として伝統的に利用されてきた植物です。一方、その葉をハーブティーとして使う可能性は、これまで十分に調べられていませんでした。

公開日: 2026年10月15日 22:40

日本人の食事パターンを栄養・環境負荷・費用の面から最適化する試み:若年層と高年層の比較 研究論文OpenAlex

日本人の食事パターンを栄養・環境負荷・費用の面から最適化する試み:若年層と高年層の比較

偏った食事は、がんや心臓病などの非感染性疾患につながる予防可能な危険因子として最も大きなものとされています。多くの国では、どの食品をどれだけ食べるとよいかを示す「食品ベースの食事指針」が作られており、近年はこれに環境への配慮を組み込む国が増えています。食料の生産や流通が、温室効果ガスの排出、土地利用…

公開日: 2026年10月15日 06:19

水不足はエンドウ豆の種子成分と根のまわりの培養細菌にどう関わるか 研究論文OpenAlexポルトガル

水不足はエンドウ豆の種子成分と根のまわりの培養細菌にどう関わるか

干ばつは、豆類の生産を左右する大きな環境要因の一つです。これまでの研究は収量への影響に注目したものが多く、収穫した種子の中身、つまりたんぱく質やミネラル、植物由来の機能性成分などがどう変わるかについては、収量ほど詳しく分かっていません。

公開日: 2026年10月15日 06:16

フグ毒テトロドトキシンについて現在わかっていること:化学・毒性・検出法・食品安全の課題を整理した総説 研究論文OpenAlexポーランド

フグ毒テトロドトキシンについて現在わかっていること:化学・毒性・検出法・食品安全の課題を整理した総説

テトロドトキシン(TTX)は、フグ毒として知られる天然の神経毒です。比較的小さな分子でありながら、知られている中でも特に強力な毒の一つです。神経や筋肉は、細胞膜にある「電位依存性ナトリウムチャネル」という通り道からナトリウムイオンを取り込んで信号を伝えます。TTXはこの通り道をふさぐため、神経の信号…

公開日: 2026年10月15日 06:04

植物由来の代替肉は栄養面で肉や従来の植物性たんぱく質とどう違うか:製品比較と置き換えのモデル分析 研究論文OpenAlexオーストラリア

植物由来の代替肉は栄養面で肉や従来の植物性たんぱく質とどう違うか:製品比較と置き換えのモデル分析

植物を原料に肉の見た目や食感を再現した「植物由来の代替肉」への関心は世界的に急速に高まっています。一方で、こうした製品が栄養面で肉の代わりになるのか、豆類などの従来の植物性たんぱく質と比べてどうなのかは、はっきりしていませんでした。

公開日: 2026年10月15日 05:36

米国の「フード・イズ・メディシン」プログラムで持続可能な食生活を広める可能性と課題:専門家への聞き取り調査 研究論文OpenAlexアメリカ

米国の「フード・イズ・メディシン」プログラムで持続可能な食生活を広める可能性と課題:専門家への聞き取り調査

米国では、食生活に関わる慢性疾患、十分で栄養のある食べ物を安定して得られない「食料・栄養の不安定」、そして気候変動という、互いに関連し合う課題が同時に進んでいます。こうした中で注目されているのが「フード・イズ・メディシン(食は薬)」と呼ばれる取り組みです。これは医療機関と連携しながら、食べ物を活用し…

公開日: 2026年10月15日 04:58

ツルムラサキ(Basella alba)を栄養豊富な葉物野菜として見直す論文 研究論文OpenAlexインド

ツルムラサキ(Basella alba)を栄養豊富な葉物野菜として見直す論文

この論文は、ツルムラサキ(学名 Basella alba、英名マラバール・スピナッチ)を、栄養価が高いのに十分に活用されていない葉物野菜として取り上げています。ツルムラサキは成長の速いつる性の植物で、熱帯や亜熱帯の地域で広く栽培されています。

公開日: 2026年10月14日 10:02