研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

AI画像解析でアワビの体重を推定する研究、非接触での成長管理に手がかり 研究論文OpenAlex韓国

AI画像解析でアワビの体重を推定する研究、非接触での成長管理に手がかり

養殖の現場では、個体の体重をどれだけ手間なく正確に把握できるかが、選別や出荷判断、成長のモニタリングを左右します。従来は一つひとつ手に取って計量する必要がありますが、これは時間がかかるうえ、個体にストレスを与える可能性もあります。今回、韓国の国立水産科学院(National Institute of…

公開日: 2026年09月04日 06:36

特許による技術革新は養殖業の輸出を伸ばすのか——欧州のデータから見えてきたこと 研究論文OpenAlexデンマーク

特許による技術革新は養殖業の輸出を伸ばすのか——欧州のデータから見えてきたこと

サーモンやトラウトといった養殖魚は、ヨーロッパの水産業にとって重要な輸出品です。育種技術や飼育システムの改良といった技術革新は、しばしば産業競争力を高める要因として語られますが、それが実際に輸出の伸びにどうつながっているのかを定量的に確かめた研究は多くありませんでした。今回紹介する論文は、コペンハー…

公開日: 2026年09月04日 06:28

在日中国人住民の『畑』が支える暮らし——食材調達から見えてくる移民統合のかたち 研究論文OpenAlex

在日中国人住民の『畑』が支える暮らし——食材調達から見えてくる移民統合のかたち

海外で暮らす移民が新しい社会に溶け込んでいく過程というと、言語習得や就労、地域行事への参加といった場面が思い浮かびやすいかもしれません。しかし、日々の食卓を支える『食材の調達』もまた、暮らしの土台を形づくる重要な営みです。今回紹介する研究は、日本で暮らす中国人住民を対象に、なじみのある食材をどのよう…

公開日: 2026年09月04日 06:25

低地でも作れるミニトマトへ――9系統の形の違いから交配親を探る研究 研究論文OpenAlexインドネシア

低地でも作れるミニトマトへ――9系統の形の違いから交配親を探る研究

ミニトマトは世界的な感染症の流行以降、健康的な果物として市場での需要が高まっているとされます。しかし栽培は主に高原地帯で行われており、他の野菜栽培との競合にもさらされています。そこで低地条件でも育てられる品種を開発する必要があるという課題意識から、この研究は出発しています。新しい優良品種を作るには、…

公開日: 2026年09月04日 06:24

ビールの苦味成分「フムロン」、光の波長で生まれる分子の“鏡像”が変わる ― 立体化学から見た異性化研究 研究論文OpenAlexアメリカ

ビールの苦味成分「フムロン」、光の波長で生まれる分子の“鏡像”が変わる ― 立体化学から見た異性化研究

ビールの原料であるホップ(Humulus lupulus L.)には、独特の苦味と香りを生み出す成分が含まれています。その代表格が「フムロン」という物質で、ホップの球花(毬花)には重量にして2〜15%ほど含まれているとされます。フムロンはビールの醸造過程で「イソフムロン」という物質に変化(異性化)し…

公開日: 2026年09月04日 05:39

スピルリナの『緑すぎる色』を弱める培養法とは 光を使わない培養で色調と栄養のバランスを探る研究 研究論文OpenAlexブラジル

スピルリナの『緑すぎる色』を弱める培養法とは 光を使わない培養で色調と栄養のバランスを探る研究

スピルリナは栄養価の高さから食品素材として注目されてきましたが、あの鮮やかな緑色が実は普及の壁になっているといいます。パンやスナック、飲料に加えると製品全体が強い緑色になり、消費者に受け入れられにくいことが課題として指摘されてきました。今回、ブラジル・リオグランデ連邦大学などの研究グループが、光を使…

公開日: 2026年09月04日 05:34

食品への信頼、コロナ禍でどう変わった?欧州13カ国・6年間の調査 研究論文OpenAlexイギリス

食品への信頼、コロナ禍でどう変わった?欧州13カ国・6年間の調査

私たちは食品を口にするとき、生産者や販売者、そして国の監督機関をどれくらい信頼しているだろうか。食への信頼は、表示の見方や食品選びの行動にも関わるといわれるテーマだが、その水準が年々どう推移しているのかは意外と知られていない。今回紹介するのは、欧州12カ国とイスラエルを対象に、2019年から2024…

公開日: 2026年09月04日 05:29

コオロギ由来タンパク質をチョコレートアイスクリームに加えたら何が変わる?食品科学の研究から 研究論文OpenAlexタイ

コオロギ由来タンパク質をチョコレートアイスクリームに加えたら何が変わる?食品科学の研究から

昆虫食は環境負荷の低いタンパク質源として近年注目されていますが、そのまま食べることへの抵抗感が普及の壁になっています。そこで一つの工夫として考えられているのが、昆虫のタンパク質を粉末や加水分解物といった『見えにくい形』に加工し、身近な食品に混ぜ込む方法です。今回紹介する研究は、フタホシコオロギの近縁…

公開日: 2026年09月04日 04:51

医療機関の食事提供とサステナビリティ政策はかみ合っているか——オーストラリアの政策を検証した研究 研究論文OpenAlexオーストラリア

医療機関の食事提供とサステナビリティ政策はかみ合っているか——オーストラリアの政策を検証した研究

病院や介護施設などの医療機関で提供される食事は、患者の健康だけでなく、施設全体の環境負荷にも関わっています。近年、植物性食品を中心とした食生活は、健康面でも環境面でも注目される選択肢とされてきました。しかし、こうした食品が実際に医療機関向けの政策の中でどのように扱われているのかは、これまであまり整理…

公開日: 2026年09月04日 01:28

余ったご飯がナゲットに?米を主原料にした「ライスナゲット」の受容性を調べた研究 研究論文OpenAlexフィリピン

余ったご飯がナゲットに?米を主原料にした「ライスナゲット」の受容性を調べた研究

食べ残しや作りすぎで余った白いご飯を、そのまま捨てずに別の料理に作り替えられたら――という発想から生まれたのが、今回紹介する研究です。フィリピンのシティ・カレッジ・オブ・アンジェレスのGeraldine D. Pili氏、Aira Joyce V. Tumang氏、Marvin C. Punsala…

公開日: 2026年09月03日 10:22

色つき米ハッサウィ種は栄養価が高い? 主要イネ品種との比較研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

色つき米ハッサウィ種は栄養価が高い? 主要イネ品種との比較研究

お米には白いものだけでなく、黒や赤みを帯びた色つきの品種も存在します。こうした色つき米には、天然のアントシアニンやポリフェノールなどの植物由来成分が含まれていることが知られており、育種の現場でも注目が集まっています。今回紹介する研究では、サウジアラビアで栽培される「ハッサウィ米」という在来品種に着目…

公開日: 2026年09月03日 08:37

エビの筋肉にも「グリコサミノグリカン」あり——バナメイエビの廃棄部位から見えてきたもの 研究論文OpenAlexブラジル

エビの筋肉にも「グリコサミノグリカン」あり——バナメイエビの廃棄部位から見えてきたもの

グリコサミノグリカン(GAG)と呼ばれる糖鎖の仲間は、動物の細胞の表面や組織のすき間(細胞外マトリックス)に存在し、成長因子や酵素、サイトカインといったタンパク質と結びついて、体のさまざまな働きを支えていると考えられています。ヘパリンやコンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などはその代表例で、これまでは牛…

公開日: 2026年09月03日 06:33