研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

養殖用エサに新素材「細菌タンパク質」は使えるか バラマンディとティラピアで検証 研究論文OpenAlexシンガポール

養殖用エサに新素材「細菌タンパク質」は使えるか バラマンディとティラピアで検証

養殖魚のエサには、これまで魚粉や大豆などのタンパク質原料が広く使われてきましたが、資源の持続性という点で課題も指摘されています。こうした背景から、微生物を利用してつくる「細菌タンパク質ミール(BPM)」が新しい代替タンパク源として注目されています。今回紹介する研究は、シンガポールのTemasek L…

公開日: 2026年09月07日 03:33

AIとセンサーで乾燥工程を見張る——クチナシ果実エキスの品質を非破壊で追跡する研究 研究論文OpenAlex中国

AIとセンサーで乾燥工程を見張る——クチナシ果実エキスの品質を非破壊で追跡する研究

漢方や機能性食品の原料には、植物から抽出したエキスを乾燥させて粉末や濃縮物にする工程がある。しかし工業的な乾燥作業は、現場の経験や勘に頼って制御されることが多く、できあがった製品の品質にばらつきが出やすいという課題がある。今回紹介する研究は、クチナシの果実(Gardeniae fructus)から得…

公開日: 2026年09月06日 05:24

インド北シッキムの野生キウイフルーツ、品種改良に使える系統を探す研究 研究論文OpenAlexインド

インド北シッキムの野生キウイフルーツ、品種改良に使える系統を探す研究

キウイフルーツと聞くと、ニュージーランドや日本など各地で栽培されている果物を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし栽培品種のもとになる野生の遺伝資源は、寒冷で標高の高い地域にひっそりと自生していることがあります。今回紹介する研究は、インド北東部シッキム州の北シッキム県、標高の高いラチュンおよびラ…

公開日: 2026年09月06日 04:59

インドの水産物輸出、この20年をデータで振り返る 市場の移り変わりと今後の見通しを分析した研究 研究論文OpenAlexインド

インドの水産物輸出、この20年をデータで振り返る 市場の移り変わりと今後の見通しを分析した研究

エビや魚の冷凍品など、日本の食卓にもなじみ深い水産物は世界中で活発に取引されています。なかでもインドは世界有数の水産物輸出国であり、外貨獲得や雇用、沿岸地域の生活を支える重要な産業となっています。ただし、どの商品がどの国にどれだけ売れているか、その関係がどう変化してきたかを長期的にたどった分析は簡単…

公開日: 2026年09月06日 04:44

中国のアズキ22品種を丸ごと比較、用途に合った品種選びへの手がかりとは 研究論文OpenAlex中国

中国のアズキ22品種を丸ごと比較、用途に合った品種選びへの手がかりとは

あんこや甘納豆でおなじみのアズキ(学名:Vigna angularis)は、中国原産とされ、東アジアで2000年以上栽培されてきた歴史ある豆です。良質なたんぱく質や複合炭水化物、ミネラル、抗酸化物質などを含み、健康志向の高まりとともに加工食品としての需要も広がっています。ところが、これまでの品種改良…

公開日: 2026年09月05日 19:39

ヒマラヤの在来米はいま何品種残っているのか——ネパール特産米をめぐる60年の記録 研究論文OpenAlexフィリピン

ヒマラヤの在来米はいま何品種残っているのか——ネパール特産米をめぐる60年の記録

お米と聞くと日本ではコシヒカリのような品種名を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、世界にはその土地の気候や食文化に合わせて何世代にもわたり栽培され続けてきた「在来品種」の米が数多く存在します。ヒマラヤ山脈のふもとに広がるネパールもその一つで、標高差の大きい地形の中で寒さに強い高地の在来米や乾燥に強…

公開日: 2026年09月05日 19:34

食料の『持続可能な生産』は本当に持続可能か——貿易が環境負荷を動かす仕組みを指数で可視化する研究 研究論文OpenAlexスイス

食料の『持続可能な生産』は本当に持続可能か——貿易が環境負荷を動かす仕組みを指数で可視化する研究

世界の人口は今後60年ほどで100億人に近づくと見込まれています。食料生産を増やしながら、気候変動や地力の低下、水不足といった環境への負荷をどう抑えるか——この難題に取り組むため、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHチューリッヒ)とマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが、国ごとの食料供給…

公開日: 2026年09月05日 04:57

フライドポテトのアクリルアミド、揚げ方・油の種類・揚げ回数でどう変わるか 研究論文OpenAlexトルコ

フライドポテトのアクリルアミド、揚げ方・油の種類・揚げ回数でどう変わるか

じゃがいもを高温で加熱すると、表面が色づき香ばしくなる一方で「アクリルアミド」という物質が生成されることが知られています。アクリルアミドは糖とアミノ酸が高温で反応するメイラード反応を主な経路として生じる加熱由来の物質で、遺伝毒性や発がん性の可能性が指摘されており、国際がん研究機関(IARC)はグルー…

公開日: 2026年09月05日 04:52

遺伝子の働き方から見えるアサリ稚貝の栄養状態 研究論文OpenAlex

遺伝子の働き方から見えるアサリ稚貝の栄養状態

日本各地でアサリ(Ruditapes philippinarum)の漁獲量減少が続いており、その一因として、沿岸域の富栄養化対策が進んだ結果として起きている「貧栄養化」による植物プランクトンの減少が指摘されています。植物プランクトンはアサリの主要な餌であるため、その減少はアサリの栄養状態に直結すると…

公開日: 2026年09月05日 04:43

「時間がないから加工食品を選ぶ」——エクアドル都市部の食生活調査から見えた合理的な選択 研究論文OpenAlexエクアドル

「時間がないから加工食品を選ぶ」——エクアドル都市部の食生活調査から見えた合理的な選択

健康的な食事の代表格といえば、新鮮な野菜や果物を中心にした「手作り」の食事だろう。ではなぜ都市に暮らす人々は、加工食品や食品産業(アグロインダストリー)が作る製品を日常的に選ぶのか。この問いに対して、味の好みや栄養知識の不足のせいだと片付けてしまいがちだが、エクアドルのグアヤキル市で行われた調査は、…

公開日: 2026年09月05日 03:26

食べられる花のサプリメントに含まれる微量元素、体はどれだけ吸収できるのか 研究論文OpenAlexブラジル

食べられる花のサプリメントに含まれる微量元素、体はどれだけ吸収できるのか

タンポポ(Taraxacum officinale)やハイビスカス(Hibiscus sabdariffa)は、サラダや飲み物、ハーブ製品として世界各地で食べられてきた植物です。近年ブラジルでは、これらの花を粉末にしてカプセル入りのサプリメントとして販売する動きが広がっています。しかし、こうした「食…

公開日: 2026年09月05日 02:29

小規模カツオ・マグロ漁の漁場はどこに? フローレス海の一本釣り漁を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

小規模カツオ・マグロ漁の漁場はどこに? フローレス海の一本釣り漁を調べた研究

インドネシアのフローレス海は、キハダマグロなどが獲れる漁場として知られていますが、実は漁船や漁具、漁場の位置、漁獲量、獲れる魚のサイズといった基礎的なデータがこれまで十分に整理されていませんでした。今回紹介する研究は、この海域で行われている小規模な一本釣り漁業に着目し、漁場の分布や漁獲物の季節性、そ…

公開日: 2026年09月05日 01:40