研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
食事からのポリフェノール摂取と脂肪性肝疾患の肝線維化スコアの関連を調べた研究
代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)は、肥満や糖尿病などの代謝の乱れを背景に肝臓に脂肪がたまる病気です。著者らによれば、世界で肝硬変の主な原因になっています。この病気で特に重要なのが、肝臓が硬くなる「線維化」の進み具合です。著者らは、線維化を肝臓関連の死亡を最も強く予測する指標として位置づけて…
公開日: 2026年10月10日 22:37
食事のナトリウム密度と、指標で推定した脂肪肝の可能性との関連:韓国成人約1万4千人の全国調査データから
肝臓に脂肪がたまる脂肪肝は、世界の成人の約35%にみられるとされる、公衆衛生上の大きな課題です。韓国でも、いわゆる非アルコール性脂肪性肝疾患の有病率は約30%と推定されています。脂肪肝は、単純な脂肪の蓄積から炎症、線維化、肝硬変、肝がんへと進むことがあります。
公開日: 2026年10月09日 01:37
脂肪肝の成人で、炎症の目安となる血液指標と血糖・コレステロール、食事の抗酸化栄養素の質との関係を調べた研究
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、お酒をほとんど飲まない人の肝臓に脂肪がたまる病気で、世界で最も多い慢性の肝臓病とされています。肥満や糖尿病、脂質異常症などと深く関わり、体内の炎症や、活性酸素による細胞へのダメージ(酸化ストレス)が病気の進行に関わると考えられています。
公開日: 2026年10月07日 05:46
2型糖尿病の寛解をめざす生活習慣改善と減量手術
2型糖尿病は、長期的に進行し、薬による治療を段階的に強めていく病気と考えられてきました。この論文は、大幅な減量によって「寛解」に至る人がいることに着目し、生活習慣の改善と減量・代謝手術について、効果の仕組み、寛解の持続性、寛解しやすい人の特徴を整理したレビューです。著者は既存の研究を読み合わせ、両者…
公開日: 2026年10月06日 04:58
フラボノイドの構造とクッキーの焼成で生じる成分の関係
研究チームは、植物に含まれる成分であるフラボノイドの構造の違いが、クッキーを焼く際のメイラード反応にどう影響するかを調べました。メイラード反応は、糖とアミノ酸などが反応し、焼き色や香りに関わるさまざまな物質を生む反応です。穀物にも含まれるフラボノイドがこの反応に及ぼす影響を知ることが、研究の目的でし…
公開日: 2026年10月04日 21:33
植物由来サプリメントと生活習慣指導を受けた成人の体重・代謝指標の3か月変化
研究チームは、過体重または肥満の成人を対象に、植物由来のサプリメント「Glucoerb」と「Epavin」を単独または併用した場合に、体重や体脂肪、糖・脂質代謝、血管の働きが3か月でどう変化するかを調べました。食事や運動の指導と組み合わせた、日常診療での取り組みを追跡した研究です。
公開日: 2026年10月04日 15:28
砂糖入り飲料の摂取と「コニシティ指数」は中高生の心の健康とどう関係するか
思春期の心の健康は、世界的に大きな公衆衛生の課題になっています。論文の冒頭で著者らは、世界保健機関のデータとして思春期の約10〜20%が何らかの精神的な問題を経験しており、その約半数が14歳より前に始まるという状況を紹介しています。中国国内についても、中学生の抑うつ症状のとりまとめ研究で約26.17…
公開日: 2026年10月03日 23:53
モザンビーク・シモイオ市の公立学校に通う学齢期の子どもの食習慣と身体組成
不適切な食習慣は、世界的にも、またモザンビークにおいても、非感染性慢性疾患(感染によらず長期にわたって続く病気)の増加の一因とされています。研究チームはこうした背景を踏まえ、モザンビーク・マニカ州シモイオ市にある公立学校に通う学齢期の子どもたちについて、どのような食習慣を持ち、からだの組成がどのよう…
公開日: 2026年10月03日 05:07
保育施設で水を飲む習慣を育てる — 砂糖入り飲料を減らす多層的プログラムの臨床試験計画
幼い子どもの肥満は、心血管疾患や非アルコール性脂肪性肝疾患、2型糖尿病につながりうる問題として知られています。著者らは、その主要な危険因子のひとつが砂糖入り飲料(SSB:砂糖で甘くした清涼飲料や甘い乳飲料など)からの砂糖摂取であり、子ども時代のSSB摂取はその後の人生でのSSB摂取や、肥満・むし歯の…
公開日: 2026年10月03日 04:46
身体活動は健康に役立つが、肥満の流れを変えるには足りない — ある研究者の論考
肥満は1990年代後半から世界的な「流行」として広く認識されてきました。著者は、肥満とそれに関連する併存疾患がもたらす経済的負担、すなわち医療に直接かかる費用と、早期死亡や生産性低下による間接的な費用が、高所得国・中所得国・低所得国を問わず社会的な関心事になってきたと整理しています。19の国際研究を…
公開日: 2026年10月02日 22:11
ご飯を食べる回数と脂肪肝の程度の関係を調べた観察研究
非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は、お酒をほとんど飲まない人の肝臓に脂肪が多くたまる状態で、現在では世界で最も多い慢性の肝臓の病気の一つだと著者らは説明しています。肥満や2型糖尿病、脂質異常、メタボリックシンドロームと深く関係することが知られています。
公開日: 2026年10月02日 08:13
ガーナ・タマレの医療従事者における砂糖入り飲料の摂取状況を調べた研究
砂糖入り飲料(SSB)とは、砂糖やブドウ糖果糖液糖、蜂蜜などのカロリーのある甘味料を加えた飲み物のことで、世界保健機関(WHO)の定義では炭酸飲料、果汁入り飲料、スポーツドリンク、エネルギー飲料、砂糖を加えた紅茶やコーヒーなどが含まれます。論文の著者らは、こうした飲料の習慣的な摂取が非感染性疾患(N…
公開日: 2026年10月02日 05:33