研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

出産直後の女性における食事からの栄養摂取と歯周の状態、出産時期の関係を探った研究 研究論文OpenAlexドイツ

出産直後の女性における食事からの栄養摂取と歯周の状態、出産時期の関係を探った研究

妊娠中は、からだのホルモンや代謝、免疫の働きが大きく変わり、いくつかの栄養素の必要量が増えます。国際的な指針も妊娠中の十分な栄養摂取を重視していますが、ふだんの食事だけで妊娠期向けの基準値に届くのは簡単ではないとされています。

公開日: 2026年10月15日 21:57

腸と脳はどのように「会話」しているのか:栄養学と神経科学の接点を整理した解説論文 研究論文OpenAlexウズベキスタン

腸と脳はどのように「会話」しているのか:栄養学と神経科学の接点を整理した解説論文

緊張するとお腹がそわそわする、悪い知らせを聞くと胃がきゅっと締めつけられる。こうした感覚は昔から比喩として語られてきました。この論文は、腸と脳が実際に互いに情報をやり取りしているという考え方を、一般の読者にも分かる形で整理した解説です。著者らが新たな実験を行ったものではなく、神経消化器病学や腸内細菌…

公開日: 2026年10月15日 07:48

プレバイオティクス食物繊維と腸内細菌、短鎖脂肪酸の関係を整理した総説 研究論文OpenAlex韓国

プレバイオティクス食物繊維と腸内細菌、短鎖脂肪酸の関係を整理した総説

腸内細菌は、体の代謝や免疫、腸の働きに深く関わることが知られています。腸内細菌は、小腸で消化されずに大腸へ届いた食べ物の成分を発酵させ、短鎖脂肪酸と呼ばれる物質を作ります。主なものは酢酸、プロピオン酸、酪酸の三つです。これらは腸の粘膜のバリア機能や炎症の調節、糖や脂質の代謝、腸と脳の情報のやり取りに…

公開日: 2026年10月14日 05:29

紅茶・緑茶以外の植物の浸出液でコンブチャはつくれるか――4種の植物素材を比較した研究 研究論文OpenAlexベルギー

紅茶・緑茶以外の植物の浸出液でコンブチャはつくれるか――4種の植物素材を比較した研究

コンブチャは、砂糖を加えた茶(チャノキの葉からつくる紅茶や緑茶)を、細菌と酵母が共生する培養物で発酵させてつくる飲料です。近年は、茶以外の植物を原料にしたコンブチャ風飲料への関心が高まっており、原料によって性質や試験管内で測定される生理活性の特徴が異なる飲料が生まれる可能性があります。

公開日: 2026年10月14日 05:11

プロバイオティクスの利用と心の状態・物忘れ・おなかの症状の関係を地域の成人で調べた横断研究 研究論文OpenAlexイギリス

プロバイオティクスの利用と心の状態・物忘れ・おなかの症状の関係を地域の成人で調べた横断研究

腸と脳は神経やホルモンなどを通じて互いに影響し合っていると考えられており、この結びつきは「腸脳相関」と呼ばれます。研究チームはこの考え方を背景に、プロバイオティクスの利用が気分、認知、消化器の状態とどう関係しているかを調べました。プロバイオティクスとは、適切な量をとったときに健康上の利益をもたらす生…

公開日: 2026年10月14日 04:48

原料小麦の表面にいる微生物は、白酒づくりのスターター「大曲」の微生物と香りにどう関わるか 研究論文OpenAlex中国

原料小麦の表面にいる微生物は、白酒づくりのスターター「大曲」の微生物と香りにどう関わるか

中国の蒸留酒・白酒(バイジウ)づくりでは、「大曲(ダーチュー)」と呼ばれるスターターが使われます。大曲は小麦を砕いて水を加え、ブロック状に固めて発酵させたもので、中にすむ多様な微生物とその酵素が、でんぷんの糖化やアルコール発酵、香りの形成に重要な役割を果たします。研究チームが扱ったのは、発酵中に中心…

公開日: 2026年10月13日 07:06

大西洋岸森林の果実で風味づけしたコンブチャは消化管と腸内細菌にどう作用するか:試験管内モデルによる探索的研究 研究論文OpenAlexブラジル

大西洋岸森林の果実で風味づけしたコンブチャは消化管と腸内細菌にどう作用するか:試験管内モデルによる探索的研究

腸内細菌叢は代謝や免疫、神経の働きに関わり、食事の成分を分解してさまざまな物質をつくり出します。発酵食品は、発酵で生じた成分や微生物を通じて腸内細菌叢に働きかける可能性があるとして注目されています。コンブチャは、砂糖を加えた紅茶や緑茶を、酢酸菌・乳酸菌・酵母が共生する培養体(SCOBY)で発酵させた…

公開日: 2026年10月13日 05:08

アーモンドを原料にした発酵飲料「ラクトゼン」の開発と品質評価 研究論文OpenAlexロシア

アーモンドを原料にした発酵飲料「ラクトゼン」の開発と品質評価

ヨーグルトやケフィアのような発酵乳製品は、乳酸菌を含む飲料として広く親しまれています。しかし、菜食主義の人、乳糖不耐症の人、乳たんぱく質にアレルギーのある人には利用しにくいという課題があります。著者らは、植物を原料にした発酵飲料の市場には、伝統的な発酵乳製品と風味が異なるものや、乳酸菌などの有用な微…

公開日: 2026年10月13日 04:59

腸と脳のつながりをめぐる研究を、慎重な視点で整理した科学解説記事 研究論文OpenAlexイギリス

腸と脳のつながりをめぐる研究を、慎重な視点で整理した科学解説記事

この記事は、新しい実験結果を報告する論文ではありません。腸と脳の関係についての生物医学研究を、一般の読者にも分かりやすく伝えることを目的とした科学解説記事です。抄録によると、著者は研究の進展を紹介しながら、認知機能の健康にどのような意味を持つのかについて、根拠に基づいた偏りのない見方を保つことを目指…

公開日: 2026年10月13日 04:52

142年分の保存チーズから読み解く、スイス伝統チーズの微生物の移り変わり 研究論文OpenAlexカナダ

142年分の保存チーズから読み解く、スイス伝統チーズの微生物の移り変わり

チーズづくりは、自然に起こる発酵に頼っていた時代から、現在の標準化された製法へと長い歴史をたどってきました。研究チームによると、とりわけ大きな変化は直近の100年ほどの間に起きており、その背景には微生物学や製造技術の進歩があります。こうした変化はチーズの中にすむ細菌やウイルスの集まり(微生物群集)に…

公開日: 2026年10月13日 04:43

マヨルカ島の15歳を対象に、栄養素の摂取量と歯ぐきの健康状態の関係を調べた研究 研究論文OpenAlexスペイン

マヨルカ島の15歳を対象に、栄養素の摂取量と歯ぐきの健康状態の関係を調べた研究

思春期は体が急速に成長し、必要な栄養が増える時期です。一方で、この時期には食事の質が下がりやすく、精製された炭水化物、甘い飲み物、超加工食品が多く、栄養の密度が低い食事になりがちだと指摘されています。著者らは、こうした食事が歯ぐきの炎症に関わる可能性に注目しました。

公開日: 2026年10月12日 10:34

植物性発酵食品はメタボリックシンドロームの危険因子に影響するか:ブタを用いた研究計画 研究論文OpenAlexアイルランド

植物性発酵食品はメタボリックシンドロームの危険因子に影響するか:ブタを用いた研究計画

メタボリックシンドロームは、2型糖尿病や心筋梗塞・脳卒中などの起こりやすさに関わる危険因子が重なった状態を指します。研究計画によると、世界で約15億4000万人の成人が該当すると推定されています。遺伝的な要因も関わりますが、運動不足や偏った食事といった生活習慣が発症に大きく関わると考えられています。

公開日: 2026年10月12日 07:01