研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

赤肉種と白肉種のドラゴンフルーツ果肉に含まれる成分を比べた研究 研究論文OpenAlex

赤肉種と白肉種のドラゴンフルーツ果肉に含まれる成分を比べた研究

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)はサボテン科の熱帯果実で、ビタミンCや食物繊維、色素成分などを含み、抗酸化作用が高い果物として知られています。著者らは、こうした果実にどのような植物由来の化学成分(フィトケミカル)が含まれているかを明らかにすることが、健康に役立つ食品素材としての可能性を考えるうえで重要だと…

公開日: 2026年10月17日 21:39

水温の違いはナイルティラピアの稚魚の成長にどう影響するか 研究論文OpenAlexトーゴ

水温の違いはナイルティラピアの稚魚の成長にどう影響するか

ナイルティラピアは世界各地で養殖されている淡水魚で、研究の舞台となったトーゴでも人気の高い魚です。トーゴでは魚の需要に国内生産が追いつかず、多くを輸入に頼っています。著者らによると、この魚は25〜30℃ほどの水温でよく育つとされますが、気候変動で水温が上がった場合に成長がどう変わるかを調べたデータは…

公開日: 2026年10月17日 06:19

あまり利用されていない4種の豆類について、栄養・遺伝資源・品種改良の研究をまとめた総説 研究論文OpenAlexインド

あまり利用されていない4種の豆類について、栄養・遺伝資源・品種改良の研究をまとめた総説

世界の食料は、数千種ある食用植物のうち10種に満たない作物でカロリーの大半がまかなわれています。著者らはこの偏りが環境変化への弱さを生み、ビタミンやミネラルが慢性的に不足する「隠れた飢餓」という健康問題にもつながっていると指摘しています。豆類でも、研究資金や国際市場はヒヨコマメ、キマメ、ダイズなどの…

公開日: 2026年10月17日 05:13

焙煎・浸漬・アルカリ処理はニームの種子の化学組成をどう変えるか 研究論文OpenAlex

焙煎・浸漬・アルカリ処理はニームの種子の化学組成をどう変えるか

ニーム(学名 Azadirachta indica)は、種子を中心に科学的・経済的に重要な植物とされています。種子などにはアザジラクチンという成分が含まれます。これは植物がつくる生理活性物質の一種で、昆虫の摂食を抑えたり、成長や繁殖を妨げたりする殺虫作用で広く知られています。

公開日: 2026年10月17日 05:09

ご飯と一緒に炊くと黒大豆の糖・アミノ酸・香り成分はどう変わるか:12品種での比較 研究論文OpenAlex

ご飯と一緒に炊くと黒大豆の糖・アミノ酸・香り成分はどう変わるか:12品種での比較

韓国では、種皮が黒く中身(子葉)が緑色の黒大豆「ソリテ(Seoritae)」を、米と一緒に炊いて食べる習慣があります。豆の味わいには、甘みのもとになる糖、うま味などに関わる遊離アミノ酸(たんぱく質に組み込まれず単独で存在するアミノ酸)、そして香りのもとになる揮発性成分が関わっています。

公開日: 2026年10月17日 04:55

アーユルヴェーダの調理食品群「クリターンナ・ヴァルガ」を現代の食品科学から読み解く文献レビュー 研究論文OpenAlexインド

アーユルヴェーダの調理食品群「クリターンナ・ヴァルガ」を現代の食品科学から読み解く文献レビュー

インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、食事が健康や活力、病気の予防を左右する重要な要素とされています。古典には、穀物、豆類、乳、ギー(精製バター)、砂糖、香辛料などを使った調理済み食品をまとめた「クリターンナ・ヴァルガ」という分類があります。洗う、煮る、挽く、炒る、揚げる、乾かす、混ぜるといった工程…

公開日: 2026年10月16日 23:10

「持続可能な食事」と健康影響の研究はどう行われてきたか:97件の研究を整理したスコーピングレビュー 研究論文OpenAlexデンマーク

「持続可能な食事」と健康影響の研究はどう行われてきたか:97件の研究を整理したスコーピングレビュー

環境への負荷が小さく、健康にもよい「持続可能な食事」への関心が高まっています。国連の持続可能な開発目標(SDGs)を背景に、食生活の見直しを政策に取り入れる動きもあり、各国の食事指針に持続可能性の観点を加える機関も出てきました。

公開日: 2026年10月16日 21:44

ソルガムから作る植物性フレーバーミルクの開発:製法・風味・保存性の検討 研究論文OpenAlex

ソルガムから作る植物性フレーバーミルクの開発:製法・風味・保存性の検討

牛乳の代わりに、ナッツや穀物、種子などから作る「植物性ミルク」を選ぶ人が増えています。乳糖をうまく消化できない乳糖不耐症の人や乳製品にアレルギーのある人、食習慣や環境への配慮を重視する人などが背景にあると、著者らは述べています。原料には大豆、アーモンド、オーツ麦、米などが使われていますが、原料ごとに…

公開日: 2026年10月16日 06:23

ココナッツオイルとMCTオイルは同じではない:中鎖脂肪酸の代謝作用を整理した総説 研究論文OpenAlexサウジアラビア

ココナッツオイルとMCTオイルは同じではない:中鎖脂肪酸の代謝作用を整理した総説

ココナッツオイルと、そこから成分を絞り込んで作られるMCTオイル(中鎖脂肪酸油)は、似た油として扱われることが少なくありません。この総説の著者は、両者は脂肪酸の組成、吸収の経路、体内での処理のされ方が大きく異なり、代謝への影響も同じではないと指摘しています。

公開日: 2026年10月16日 06:14

青色光と青を強めた混合光がイチゴの生理・成分・収量に与える影響――屋内垂直農場での比較研究 研究論文OpenAlexブラジル

青色光と青を強めた混合光がイチゴの生理・成分・収量に与える影響――屋内垂直農場での比較研究

持続可能な食料への需要を背景に、建物の中で棚を縦に重ねて作物を育てる「屋内垂直農場」が広がっています。こうした環境では、太陽光の代わりに人工照明を使うため、どのような色(波長の組み合わせ=スペクトル)の光を当てるかが作物の育ち方を左右します。

公開日: 2026年10月16日 06:04

インドネシア・シドアルジョ県の揚げ物小規模事業者に向けた、食品添加物を使った衣づくり研修の報告 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシア・シドアルジョ県の揚げ物小規模事業者に向けた、食品添加物を使った衣づくり研修の報告

発展途上地域で伝統的な食品を扱う小規模事業者は、食品の安全性や品質基準への対応で大きな課題を抱えています。著者らは、インドネシア・シドアルジョ県の18の郡で揚げ物を販売する小規模事業者を対象に、さまざまな揚げ物に使えるサクサクした衣の配合について技術研修を行い、その内容を報告しています。

公開日: 2026年10月16日 05:53

英国の家庭向け料理レシピに登場する魚の種類は100年でどう変わったか 研究論文OpenAlexイギリス

英国の家庭向け料理レシピに登場する魚の種類は100年でどう変わったか

魚介類はたんぱく質や微量栄養素の大切な供給源です。しかし英国では一人あたりの魚の消費量が国の健康指針に届いておらず、購入される魚もごく限られています。中心はタラ、ハドック(タラの仲間の白身魚)、サケ、エビ、マグロの5種類で、「ビッグファイブ」と呼ばれています。論文によると、これらの多くは海底を傷つけ…

公開日: 2026年10月16日 05:50