研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
超加工食品の摂取を減らすと何が起きるか——アルゼンチンを対象にした試算研究
超加工食品(UPF)とは、工業的な加工を重ねてつくられた食品を指す分類です。その摂取を減らすことは、人々の健康を改善する方策として広く提案されてきました。しかし研究チームは、健康面だけでなく環境面でも同時に利点が得られるかどうかは、減らしたUPFの代わりに何を食べるかによって左右されると指摘していま…
公開日: 2026年09月25日 17:32
ワヤナード地方の先住民伝統料理の栄養分析と栄養強化――官能評価による検討
インドのケーララ州ワヤナード地方に暮らす先住民のコミュニティでは、その土地で手に入る食材と文化的な慣習に深く結びついた伝統料理が、食生活の中心を占めてきました。研究チームは、こうした料理が実際にどのような栄養を含んでいるのかを明らかにしようと考えました。
公開日: 2026年09月25日 17:24
「いつ食べるか」を数値で捉える——イタリア成人の食事パターンを三元成分分析で読み解いた研究
地中海式の食文化が根づくイタリアでは、朝・昼・夕といった食事の時間構造が文化的に定着しています。著者らは、この時間構造が現代的な生活様式の圧力にさらされつつあるとしたうえで、食事データを「いつ・何を・誰が」という三つの側面から同時に分析することを目指しました。
公開日: 2026年09月25日 15:50
栄養表示「Nutri-Score」をエネルギー密度に合わせて調整できるか——ノルウェーの食品データで検証した試み
食品の栄養価を成分から点数化し、簡潔な表示にまとめる仕組みを栄養プロファイリングと呼びます。欧州のいくつかの国で包装前面の表示として使われているNutri-Scoreは、その一例です。Nutri-Scoreには飲料用、一般食品用、油脂やナッツ・種実など高脂肪食品用の3つのアルゴリズムがあり、エネルギ…
公開日: 2026年09月25日 09:22
思春期の食事パターンと認知成績をつなぐ脳の構造的経路——ABCD研究データの横断分析
思春期は脳がまだ大きく変化し続ける時期で、記憶や思考を支える神経回路が環境の影響を受けやすいと考えられています。著者らは、この時期の食事のとり方が認知成績とどう関連し、その関連に脳の構造的な特徴がどう関わるのかを調べることを目的としました。
公開日: 2026年09月25日 08:16
食事の多様性と肥満は結びつくのか――成人を対象とした系統的レビューとメタ解析
食事の多様性スコア(Dietary Diversity Score、以下DDS)は、一定期間にどれだけ多くの食品グループを食べたかを数値にした指標です。手軽で費用もかからないため、集団を対象とした調査で食事の質を測る目安として広く使われており、スコアが高いほど微量栄養素が足りている食事だと考えられて…
公開日: 2026年09月25日 07:49
地中海食とDASH食、心不全の発症リスクとの関連を英国の大規模データで比較した研究
心不全は、心臓が全身に十分な血液を送り出せなくなる状態で、著者らは世界で5600万人が影響を受け、英国だけでも100万人を超える人に見られると述べています。治療の第一選択は薬物療法ですが、病気の早い段階で生活習慣などの「変えられる要因」に働きかける手段として、食事への関心が高まっていると論文は説明し…
公開日: 2026年09月25日 07:10
「超加工食品」と臨床栄養のあいだ — 経口栄養補助食品をめぐる枠組みの再検討
食品を「工業的な加工の程度と目的」によって分類する枠組みに、Nova分類と呼ばれるものがあります。この分類から導かれた公衆衛生上の提言、すなわち「超加工食品はできるだけ減らすべきだ」という考え方は、現在では各国の食事指針や規制の設計にまで影響を及ぼしています。
公開日: 2026年09月25日 05:17
地中海食と骨の健康 ― 骨粗鬆症予防をめぐる仕組みと研究の現状
骨粗鬆症は、骨の量や質が低下して骨折しやすくなる状態です。その予防をめぐって近年注目されているのが、地中海沿岸地域の伝統的な食事パターンである「地中海食」です。
公開日: 2026年09月25日 04:47
16時間の断食を8週間——肥満のある1人の男性を追った症例報告
断食と食事の時間を交互に設ける「間欠的断食(インターミッテント・ファスティング)」は、体重を減らし代謝を整える方法として注目されてきました。一方で、専門家の指導なしに行った場合に何が起きるのかは、議論が続いている点です。
公開日: 2026年09月24日 22:41
糖尿病の献立づくりを支援する「仕組みが見える」プログラムの試作と計算による評価
糖尿病の食事療法では、医学的・栄養学的な指針を日々の具体的な献立へ置き換える作業が必要になります。その際には臨床上のルールを一貫して適用しつつ、患者ごとに異なる治療法にも合わせなければならず、手作業では負担が大きくなります。
公開日: 2026年09月24日 22:29
超加工食品の摂取割合と高齢者のフレイルの関連を調べた韓国の調査研究
世界的に人口の高齢化が進むなか、高齢者の健康課題として「フレイル」が注目されています。フレイルとは、加齢に伴って心身の予備力が低下し、虚弱な状態に近づいていることを指す概念です。
公開日: 2026年09月24日 22:22