研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
2024年に複数の国で起きたサルモネラ・ブロックリー集団感染とトマトとの関連を調べた研究
2024年7月から10月にかけて、遺伝的に近いサルモネラ菌による感染が複数の国で相次いで見つかりました。研究チームは、この集団感染の原因になった食品を突き止めるために調査を行いました。
公開日: 2026年10月12日 06:31
砂糖を減らし、融点を高めたアイスクリームの予備的評価
アイスクリームやカスタード、ジェラート、ソフトクリームなどの冷菓は、栄養補給や満足感を得る目的でも広く食べられています。著者らによると、こうした製品は一般にカロリーが高めです。その背景には、米国の規格(乳脂肪分10%以上などの基準)、「心を満たす食べ物」としての味わいへの期待、そして機械による凍結、…
公開日: 2026年10月12日 06:28
包装食品の塩分を「ナトリウム密度」で比べる新しい方法の提案
世界的に、ナトリウムの平均摂取量は世界保健機関(WHO)の推奨上限を超えています。ナトリウムのとり過ぎは高血圧のリスク上昇と関連しており、高血圧は心筋梗塞や脳卒中、腎臓病、認知症、早期死亡のリスクを高めます。論文によると、WHOは2024年に、30〜79歳で高血圧のある人を14億人と推計しました。
公開日: 2026年10月12日 06:22
レジ前の商品を健康的なものに限る条例は店頭をどう変えたか 米カリフォルニア州ペリス市の自然実験による評価
スーパーなどのレジ周りには、キャンディーやスナック菓子、砂糖入り飲料が並んでいることがよくあります。研究チームによると、こうした配置はメーカーが販売契約を通じて費用を払って確保しているもので、列に並んで待つ客の衝動買いを促すことが知られています。米国では成人の36%がレジ周りの食品や飲料を購入してい…
公開日: 2026年10月12日 04:57
自分の食事の質をどう評価しているかを測る新しい質問票の開発
自分の食事がどのくらい健康的だと思っているかという自己評価は「知覚された食事の質」と呼ばれます。これまでの研究では、この自己評価が高い人ほど心臓や代謝に関わる健康指標が良い傾向があると報告されてきました。ただし、自己評価はたいてい「あなたの食事は全体としてどのくらい健康的ですか」という一つの質問で測…
公開日: 2026年10月11日 21:56
刑務所から地域社会へ戻る女性を対象としたウェルネスプログラム中の食行動・身体活動・心の健康の変化
著者らによると、刑務所などの矯正施設を出て地域社会での生活に戻る女性は、慢性疾患や心の健康の問題を多く抱えています。一方で、出所後に一時的に暮らす移行期の住居で、食事や運動などの生活習慣を整える取り組み(ライフスタイル医学に基づくプログラム)がどのような変化と関係するのかについては、知見が限られてい…
公開日: 2026年10月11日 21:32
パーボイルドライスの色を機器測定で客観的に評価する試み
パーボイルドライスは、籾を水に浸して加熱し、乾燥させてから精米する加工米です。研究チームによると、この加工によって精米の性能は向上しますが、米に好ましくない色が付きやすくなります。その色は、消費者の受け入れや市場での等級評価に影響します。
公開日: 2026年10月11日 08:54
ビタミンB1・B2・B3・B6の食事からの摂取量と胃がんの関係:国際共同データを統合した解析
胃がんは今も世界的に大きな健康課題です。ピロリ菌感染のほか、塩蔵食品、赤肉や加工肉、飲酒などの食習慣が危険因子として知られていますが、ビタミンなどの微量栄養素がどう関わるかについては、これまでの研究結果が一致していませんでした。
公開日: 2026年10月11日 08:40
春まき硬質赤小麦で、窒素施肥が穀粒の非でんぷん性多糖類とでんぷんの消化性に与える影響を調べた研究
小麦を育てるときに与える窒素肥料は、穀粒の成分に影響することが知られています。しかし、春まき硬質赤小麦(Hard Red Spring wheat、HRS小麦)で、窒素が「非でんぷん性多糖類」の構造や働きにどう関わるかは、まだよく分かっていませんでした。非でんぷん性多糖類とは、でんぷん以外の多糖類の…
公開日: 2026年10月11日 06:13
米国の乳児で、超加工食品を多く食べるほど添加糖とナトリウムの摂取量が多い傾向:離乳期の食事記録に基づく研究
米国では、手軽に使える市販のベビーフードが広く普及しています。こうした中で、乳児が栄養密度の低い食品を多く食べることの長期的な影響が懸念されています。特に注目されているのが「超加工食品」です。超加工食品とは、工業的な加工を何段階も経て作られ、家庭の調理ではあまり使わない原料や添加物を含むことが多い食…
公開日: 2026年10月11日 05:49
マイタケの生理活性研究はどう発展してきたか:約600本の論文から見た世界の研究動向
マイタケ(学名グリフォラ・フロンドサ)は食用きのこであると同時に、薬用きのことしても研究されてきました。多糖類、なかでもβグルカンと呼ばれる成分をはじめ、さまざまな成分が含まれています。これまでに、免疫の働きの調節、抗酸化、抗腫瘍、抗菌、代謝への作用といった生理活性との関連が調べられてきました。
公開日: 2026年10月11日 05:23
睡眠と体内時計は甘いもの・精製炭水化物への欲求とどう関係するか:近年の研究を整理したレビュー
甘いお菓子や白いパン、菓子パンのような精製された炭水化物を含む食品を無性に食べたくなる「渇望(クレービング)」は、多くの人が経験するものです。こうした欲求は個人の意志の弱さの問題として語られがちですが、この論文の著者は、睡眠の長さや体内時計、食事の時刻、ホルモン、脳の報酬系といった生物学的・環境的な…
公開日: 2026年10月10日 22:41