研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

トルコ・トゥンジェリ地方に自生するローズヒップ10系統の果実特性と成分の比較 研究論文OpenAlexトルコ

トルコ・トゥンジェリ地方に自生するローズヒップ10系統の果実特性と成分の比較

ローズヒップ(ドッグローズ、学名Rosa canina L.)は野生の果樹で、ビタミンCやフェノール化合物(植物に含まれるポリフェノール類などの成分)を多く含み、抗酸化活性が高いことから、栄養面・機能面で価値が認められています。

公開日: 2026年10月11日 08:30

同じブドウ品種でも年によってミネラルの順位が入れ替わる:ラブルスカ系8品種の果実部位別分析 研究論文OpenAlexトルコ

同じブドウ品種でも年によってミネラルの順位が入れ替わる:ラブルスカ系8品種の果実部位別分析

ブドウの果実には、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなどの多量要素(植物が比較的多く必要とするミネラル)や、鉄、亜鉛、マンガン、ホウ素などの微量要素が含まれています。これらは種子、果皮、果肉、果汁といった部位ごとに含まれ方が異なることが知られています。ただし、これまでの研究の多くはワイン用のヨ…

公開日: 2026年10月08日 05:04

地域品種「Çalkarası」のブドウ樹に見られる房・果粒・成分の違い 研究論文OpenAlexトルコ

地域品種「Çalkarası」のブドウ樹に見られる房・果粒・成分の違い

研究チームは、トルコのデニズリ県チャル地区で長年栽培されてきたブドウ品種「Çalkarası」を対象に、収量や果実品質の面で優れた特徴を持つ樹を選ぶための研究を行いました。同じ品種の中に、房の大きさや果粒の重さ、含まれる成分にどのような違いがあるかを調べ、選抜に役立つ特徴を明らかにすることが目的です…

公開日: 2026年10月05日 05:01

物理化学的な測定値と機械学習で「百花蜜」を見分ける試み 研究論文OpenAlexトルコ

物理化学的な測定値と機械学習で「百花蜜」を見分ける試み

ハチミツには、クリやラベンダーなど特定の植物の蜜を主とする「単花蜜(モノフローラル)」と、複数の植物の蜜が混ざった「百花蜜(マルチフローラル)」があります。どちらに分類されるかは品質評価や表示、流通の透明性にかかわるため、信頼できる判別方法が求められてきました。

公開日: 2026年10月02日 09:29

タマネギ畑のそばで採れた蜂蜜は「タマネギ蜜」なのか——花粉と化学成分から原料植物を確かめた事例研究 研究論文OpenAlexトルコ

タマネギ畑のそばで採れた蜂蜜は「タマネギ蜜」なのか——花粉と化学成分から原料植物を確かめた事例研究

蜂蜜の成分は、ミツバチがどの植物から蜜を集めたかを反映します。そのため、産地表示や品質評価では「植物由来(botanical origin)」の確認が重要になります。一方で、周囲にある作物がいくら豊富に咲いていても、ミツバチがその花を選ぶとは限りません。

公開日: 2026年09月30日 09:14

トルコ・メルシン産の蜂産品5種を化学成分と生物活性の両面から分析した研究 研究論文OpenAlexトルコ

トルコ・メルシン産の蜂産品5種を化学成分と生物活性の両面から分析した研究

ハチミツ、花粉(ビーポーレン)、プロポリス、ローヤルゼリー、ビーブレッド(ペルガ)といった蜂産品は、古くから食用や伝統的な用途で使われてきました。研究チームによれば、これらに含まれる成分やはたらきは、ミツバチが集めた植物の種類や地域の気候、加工・保存の条件によって変わることが知られています。

公開日: 2026年09月30日 06:51

赤ビーツの皮の粉末と揚げ油の違いがミートボールの品質とアクリルアミド生成に与える影響 研究論文OpenAlexトルコ

赤ビーツの皮の粉末と揚げ油の違いがミートボールの品質とアクリルアミド生成に与える影響

赤ビーツ(Beta vulgaris L.)を加工する際に出る皮は、通常は廃棄される副産物ですが、論文によれば、赤紫色のもととなるベタレイン色素をはじめ、ポリフェノール、食物繊維、ミネラルを豊富に含み、抗酸化性を持つ素材として注目されています。一方、ミートボールのような食肉製品は加工・保存の過程で脂…

公開日: 2026年09月28日 20:39

イランの在来ナシ品種群を40の形質で調べる —— 果実重を人工ニューラルネットワークで予測する試み 研究論文OpenAlexトルコ

イランの在来ナシ品種群を40の形質で調べる —— 果実重を人工ニューラルネットワークで予測する試み

西アジアはナシ属(Pyrus)の多様性の重要な中心地のひとつとされ、長い栽培の歴史と農家による選抜、自然交雑を通じて、各地に固有の品種や半野生の系統が数多く生まれてきました。しかし研究チームによれば、こうした在来の遺伝資源は十分に記録されておらず、活用もされていないままです。

公開日: 2026年09月26日 05:25

ムラサキオドリコソウの成分を調べた研究——ルテオリンと三つの酵素への作用 研究論文OpenAlexトルコ

ムラサキオドリコソウの成分を調べた研究——ルテオリンと三つの酵素への作用

ムラサキオドリコソウ(学名 Lamium purpureum)は、シソ科オドリコソウ属の植物で、ヨーロッパ、アジア、北アフリカに広く分布し、民間療法で古くから使われてきました。この属の植物にはフェノール類と呼ばれる成分が豊富に含まれることが知られています。フェノール類は植物がつくる化合物のグループで…

公開日: 2026年09月25日 15:06

マメ科植物オノブリキス・オキシオドンタの抗菌・抗酸化作用を溶媒別に調べた研究 研究論文OpenAlexトルコ

マメ科植物オノブリキス・オキシオドンタの抗菌・抗酸化作用を溶媒別に調べた研究

植物には、ポリフェノールをはじめとする多様な化学成分が含まれており、こうした成分が薬用としての価値の背景にあると考えられています。この論文では、体内で生じる活性酸素などの有害な作用を和らげる働き(抗酸化作用)や、細菌などの微生物の増殖を抑える働き(抗菌作用)をもつ植物成分に注目しています。

公開日: 2026年09月25日 09:26

穀物を発酵させた植物性食品に含まれる神経関連成分を調べた研究 研究論文OpenAlexトルコ

穀物を発酵させた植物性食品に含まれる神経関連成分を調べた研究

牛乳を使わない植物性の発酵食品への関心が世界的に高まっています。研究チームは、ライ小麦(トリティケール)、裸燕麦(皮のむけやすいエンバク)、アマランサスという3種類の穀物・擬似穀物を原料に、ヨーグルトのような発酵食品をつくり、その成分を詳しく調べました。

公開日: 2026年09月19日 20:38

アマランサスを酵素で分解して作る経腸栄養用の飲料 ― 栄養組成と物性を調べた研究 研究論文OpenAlexトルコ

アマランサスを酵素で分解して作る経腸栄養用の飲料 ― 栄養組成と物性を調べた研究

口から十分に食事がとれない人に、チューブなどを使って消化管へ栄養を届ける方法を経腸栄養と呼びます。現在市販されている経腸栄養の製品の多くは、カゼインやホエイといった乳由来のたんぱく質を主な原料としています。研究チームは、乳糖を分解しにくい体質の人が成人人口の推定65%にのぼることや、牛乳たんぱく質へ…

公開日: 2026年09月17日 07:41