研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
プレバイオティクス入りインスタント・ドーサミックスの開発と評価
食物繊維の摂取を増やす方法として、手軽に調理できる加工食品に「プレバイオティクス」を加える取り組みが注目されています。プレバイオティクスとは、消化されずに腸へ届き、腸内の有用な細菌のはたらきを助けると考えられている成分のことです。
公開日: 2026年09月23日 04:23
食品エクストルージョン技術をめぐる総説――一つの連続工程が生み出す新しい食品
この論文は、食品エクストルージョン(押出成形加工)という加工技術について、その原理やしくみ、種類、技術的な進展を整理した総説です。エクストルージョンとは、原料に熱・水分・圧力・せん断(すり混ぜるような力)を加えながら押し出し、形をつくる加工方法を指します。
公開日: 2026年09月23日 04:20
グアバ葉茶による2型糖尿病成人の随時血糖値への効果を調べる研究計画
2型糖尿病は世界的に大きな健康課題となっている慢性の非感染性疾患です。著者らは、高血糖の状態が続くと、細い血管や太い血管に関わる合併症が起こりやすくなると説明しています。
公開日: 2026年09月22日 21:58
生活習慣と結びついた糖尿病(プラメーハ)へのアーユルヴェーダ的対応を検討した研究の紹介
2型糖尿病は、食習慣や運動不足、体重の増加といった生活習慣の影響を強く受ける慢性の代謝性疾患です。インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、これに対応する病態を「プラメーハ」と呼び、不適切な食事や行動のパターン、とくにカパ(体内の要素の一つ)を高める食物や脂肪組織(メーダ)を増やす要因の摂りすぎ、…
公開日: 2026年09月22日 21:54
古代インドの植物栽培知識と「グリーンケミストリー」を重ね合わせる——薬用植物の持続可能な栽培をめぐる総説
アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)で用いられる薬草への世界的な需要が急速に伸びています。この総説の著者は、その成長そのものが皮肉な事態を生んでいると指摘します。需要に応えるための過剰採取や生息地の破壊、土壌の劣化、合成農薬への依存が進み、自然との調和を土台に据えるアーユルヴェーダの思想と現実の栽培…
公開日: 2026年09月22日 05:12
アスリート向けの食事の質指標「DQI-Athletes」を開発し、内容妥当性を検証した研究
アスリートに推奨される食事の内容は、競技の種類によって異なります。そのため、すべての人に同じ基準を当てはめると、競技や体重階級の異なるアスリートの「食事の質」を正確にとらえられない可能性があります。著者らは例として、パワー系の競技と技術系の競技の選手に同一の指針を適用すると、採点が実態と合わなくなる…
公開日: 2026年09月22日 03:58
有機資材を組み合わせた栽培体系がレンズマメの収量・病害虫・土壌にもたらす影響
レンズマメ(Lens culinaris Medik.)は、インド北部から中部にかけて広く栽培される重要な豆類で、主に子実が「ダール」をはじめとする伝統的な料理に用いられます。豆類は最も安価なたんぱく源のひとつとされ、個人レベルでも国レベルでも栄養の改善に大きな役割を果たしていると著者らは述べていま…
公開日: 2026年09月21日 12:36
乳幼児期の睡眠・外遊び・食事と肥満の関連を調べた中国・江蘇省の多施設調査
子どもの肥満は、小児期のぜんそくや睡眠時無呼吸、心血管疾患、2型糖尿病などのリスクと関わり、長期的には成人期の肥満や慢性疾患とも関連するとされています。その原因は行動、遺伝、身体活動、環境など多くの要因が絡み合うと考えられてきましたが、著者らは、生後から6歳までという早い時期に焦点を当てた研究がとく…
公開日: 2026年09月21日 07:40
モリンガの多様性と品種改良 ― 栄養を妨げる成分をどう減らすか
世界の人口増加と気候変動が進むなか、少数の主要穀物に頼った食料生産は、収量の変動や微量栄養素の不足に弱いと指摘されています。著者らは、栄養価が高く気候変動にも強い作物へ生産を多様化することが、食料と栄養の安全保障を守る重要な戦略になると述べています。
公開日: 2026年09月20日 06:31
環境ストレスは果樹の機能性成分をどう変えるのか——総説論文の紹介
干ばつ、塩害、極端な高温や低温、土壌中の重金属といった環境要因は、植物の生育や収量を制限する大きな要因として知られています。生き物のなかでも植物は、動物のようにその場から逃げることができないため、こうした条件に直接さらされ続けます。これらの生物以外の要因によるストレスは、一般に「非生物的ストレス」と…
公開日: 2026年09月20日 06:25
インドの家庭菜園を経済の面から見る──州ごとの違いに注目した分析
著者らは、インドの家庭菜園(キッチンガーデン)を経済活動としてとらえ直す分析を行いました。家庭菜園とは、住まいの敷地や屋上、ベランダなどで野菜・果物・ハーブ・観賞用植物を育てる営みを指します。インドでは農村・都市を問わず古くから根づいた習慣ですが、論文はその経済的な側面が十分に研究されてこなかったと…
公開日: 2026年09月20日 06:19
捨てられてきたマンゴーの種を資源として見直す——栄養成分と活用可能性を整理した総説
マンゴー(Mangifera indica L.)は世界で最も広く栽培されている熱帯果実の一つで、加工の過程で大量の副産物が出ます。著者らによれば、そのうち種子は果実全体の重量の20〜25%を占めます。これまで種子は廃棄物として扱われるのが一般的でしたが、論文は近年、栄養素や生理活性物質、付加価値の…
公開日: 2026年09月19日 11:48