研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
サトウヤシ果実の粉を加えたブラス・ルンダンの品質を調べた研究
研究チームは、ブラス・ルンダン(beras rendang)と呼ばれる食品にサトウヤシの果実から作った粉を加えたとき、品質がどう変わるかを調べました。対象としたのは、硬さや色、成分などの物理的・化学的な性質、微生物の状態、そして人が食べたときの好ましさです。あわせて、最も良い配合を見つけることも目的…
公開日: 2026年10月18日 06:54
カボチャ粉と寒天粉を使った高食物繊維スナックバーの開発と品質評価
糖尿病の管理では、日々の食事の内容が重要です。研究チームは論文の冒頭で、食物繊維を多く含む食品が血糖のコントロールに役立つとするこれまでの報告や、糖尿病のある人には少量の食事をこまめにとり、間食を適切に取り入れる食べ方がすすめられていることを紹介しています。そのうえで、栄養面を工夫した間食用の食品を…
公開日: 2026年10月16日 05:42
大豆粉・バターナッツかぼちゃ粉・玄米粉を使ったアーモンドクリスピーの受容性と栄養成分
アーモンドクリスピーは、甘さとサクサクした食感で人気のある焼き菓子です。一般には小麦粉、卵、マーガリン、粉糖、コーンスターチで作られます。著者らは、インドネシアでは小麦粉の生産が輸入小麦に大きく依存しているため、地元で調達できる粉を代わりに使う製品の開発が必要だと述べています。
公開日: 2026年10月16日 04:51
サラク果実の粉を小麦粉の代わりに使ったパイ生地の配合と、フェノール化合物・抗酸化活性の評価
サラク(学名Salacca zalacca)は、うろこ状の皮から「スネークフルーツ」とも呼ばれる熱帯の果物です。インドネシアの北スマトラ、ジャワ、バリなどで広く栽培されています。研究チームによると、サラクには食物繊維や、植物に含まれるフェノール化合物などの成分が含まれます。またたんぱく質が少なく、グ…
公開日: 2026年10月15日 06:58
トウモロコシでんぷんにウコン抽出物とグリセロールを加えた可食性フィルムの配合を調べた研究
石油由来のプラスチック包装は丈夫で軽く便利ですが、自然には分解されにくく、廃棄物の蓄積や環境汚染の原因になっています。そこで、自然に分解されやすい素材で食品を包む方法が研究されています。その一つが「可食性フィルム(エディブルフィルム)」です。食品と一緒に食べられる薄い膜で、水分や気体の出入り、微生物…
公開日: 2026年10月12日 23:28
短時間の無酸素処理は野生食用キノコ「アストラエウス・オドラトゥス」の鮮度保持にどう影響するか
Astraeus odoratus(アストラエウス・オドラトゥス)は、タイ北部・東北部で広く食べられている野生の食用キノコです。独特の食感と風味が好まれています。雨季にしか採れないため、栽培キノコより高値で取引されます。一方で、常温ではおよそ1〜2日しか日持ちしません。呼吸が盛んで水分が多く、乾燥や…
公開日: 2026年10月12日 10:08
発酵容器の違いはインドネシア・ブンクルの伝統発酵食品「レメア」の品質にどう関わるか
レメアは、インドネシア・ブンクル地方に暮らすレジャン族の伝統的な発酵食品で、たけのこと魚を合わせて作られます。発酵は、乳酸菌などが自然に働く「自然発酵」で進み、乳酸などの酸がつくられることで酸味のある食品に仕上がります。
公開日: 2026年10月12日 05:31
タンパク質を加えて泡にし乾燥させた「トンカランギット」バナナ粉末の性質
インドネシア・マルク地方には、房が上向きに実り、果肉が鮮やかなオレンジ色をした固有のバナナ「トンカランギット」(学名 Musa troglodytarum)があります。先行研究では、この果肉はビタミンAのもとになるβ-カロテンを多く含むと報告されており、研究チームは、日持ちする粉末に加工できれば、あ…
公開日: 2026年10月11日 09:17
高タンパク米「インパゴ・プロタニ」のライスクラッカーにおけるキャッサバ粉の配合量と蒸し時間の影響
インドネシアでは米が最も多く食べられている主食ですが、一般的な米のタンパク質含有量は100グラムあたり7%程度と比較的低いとされています。そこで、通常の米よりタンパク質の多い稲の品種が開発されてきました。インドネシアのジェンデラル・スディルマン大学が開発した「インパゴ・プロタニ」もその一つで、論文が…
公開日: 2026年10月11日 04:48
キンプル芋粉で小麦粉の一部を置き換えたうどんの性質と、生地を休ませる時間の影響
うどんは小麦粉と水と塩で作る麺で、明るい色と強いコシが特徴です。インドネシアの研究チームによると、同国の小麦輸入量は1030万トンに達しています。著者らは、小麦の消費を減らして地元の農産物を生かすため、現地で手に入るイモ類「キンプル」の粉を小麦粉の代わりに一部使ったうどんを試作しました。
公開日: 2026年10月10日 21:50
海ぶどうをジャムに加工する技術研修で、トゥアルの沿岸住民の知識と起業意欲はどう変わったか
インドネシア東部、カイ諸島にあるトゥアル市の沿岸には、海ぶどう(学名カウレルパ属の海藻)が豊富に生えています。粒が緑色の魚卵の房のように見えることから「グリーンキャビア」とも呼ばれます。著者らによれば、この地域の海ぶどうは一年を通して安定して育ち、病害虫にも強いという利点があります。一方で、地元では…
公開日: 2026年10月08日 04:58
燻製魚フレークを作る家庭工房に、油切りと真空包装の技術を導入した地域支援活動の報告
インドネシア・スラバヤ市の沿岸部ケンジェラン地区には、水産物を加工する小規模な家内工業があります。そのひとつが、燻製マグロを原料に「アボン」と呼ばれる味付けの魚フレークを作る、家族経営の「ASIAP」です。アボンは魚の身をほぐして調味し、炒って揚げることで乾いた田麩(でんぶ)状に仕上げる保存性のある…
公開日: 2026年10月08日 00:01