研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
甘味料の種類と量で、ロンタル果実入りヤギ乳の性質はどう変わるか
ヤギ乳はタンパク質や脂質、ミネラルなどを含む栄養豊かな食品です。一方で、搾りたてのものは傷みやすく、独特の風味が苦手な人もいます。そこでインドネシアの研究チームは、加熱処理に加えて天然の素材を組み合わせ、ヤギ乳の加工品の品質を高める方法を検討しました。
公開日: 2026年10月19日 08:19
緑豆抽出液を加えた殺菌乳の性質を調べた研究
高温で殺菌した牛乳(殺菌乳)は栄養豊富な乳製品ですが、食物繊維や抗酸化成分は比較的少ないとされています。研究チームは論文の中で、牛乳にはもともと食物繊維がほとんど含まれないことや、インドネシアやマレーシアの成人の食物繊維摂取量が推奨量を下回っているという先行研究の報告を背景として挙げています。
公開日: 2026年10月19日 06:26
アヒルの卵の成分は飼い方と産地で変わるか:インドネシア・スンバン郡での比較研究
インドネシアでは、手ごろな価格の動物性たんぱく源として卵が広く食べられています。なかでもアヒルの卵は、黄身のざらりとした食感から塩漬け卵などの加工品の原料として重宝されています。卵の成分は、品種や環境、飼い方、えさによって変わり得ると考えられています。
公開日: 2026年10月18日 20:13
マグロの骨粉とササゲを使ったスナックバー 3種類の配合比で好まれ方を比較
魚の加工では、頭や骨、うろこなどの副産物が多く出ます。著者らは、魚の重量の40〜60%ほどが加工の過程で残渣になり得るという既存の報告を紹介し、こうした副産物を価値ある食品に変える工夫が求められていると述べています。とくに魚の骨はカルシウムやリンなどのミネラルを多く含むため、粉にすれば食品素材として…
公開日: 2026年10月18日 06:13
インドネシア・シドアルジョ県の揚げ物小規模事業者に向けた、食品添加物を使った衣づくり研修の報告
発展途上地域で伝統的な食品を扱う小規模事業者は、食品の安全性や品質基準への対応で大きな課題を抱えています。著者らは、インドネシア・シドアルジョ県の18の郡で揚げ物を販売する小規模事業者を対象に、さまざまな揚げ物に使えるサクサクした衣の配合について技術研修を行い、その内容を報告しています。
公開日: 2026年10月16日 05:53
ナタマメとスピルリナを組み合わせたテンペ粉の栄養成分と抗酸化活性
テンペはインドネシアの伝統的な発酵食品で、通常は大豆を浸して蒸し、リゾプス属のカビで発酵させて作ります。研究チームは、大豆の代わりとなる地域の食材としてナタマメに注目しました。ナタマメはインドネシアで広く栽培されているマメ科植物で、著者らによると、そのタンパク質含有量は大豆に近いとされています。一方…
公開日: 2026年10月16日 05:39
スナック菓子に含まれるうま味調味料(MSG)の量を滴定法で調べた研究
グルタミン酸ナトリウム(MSG)は、料理や加工食品の味を引き立てる「うま味調味料」として広く使われている食品添加物で、手軽に食べられるスナック菓子にも用いられています。研究チームは、こうしたスナック菓子に実際にどれくらいのMSGが含まれているかを明らかにすることを目的に、3種類のスナック菓子を分析し…
公開日: 2026年10月16日 04:47
水揚げから輸出準備までのマグロの取り扱いを分析し、輸出品質の向上策を探った研究
この研究は、インドネシアのブングス遠洋漁港(PPSブングス)で水揚げされたマグロが、輸出できる状態になるまでにどのように取り扱われているかを分析したものです。研究チームは、水揚げから輸出準備までの工程を整理し、2隻の漁船(船Aと船B)の取り扱い手順を比べて、マグロを扱う企業PT Lintas Lau…
公開日: 2026年10月10日 07:01
インドネシアのハイブリッド米品種の導入は稲作の生産性を高めたか:全国農家調査による分析
インドネシアでは米が主食ですが、農地の転用による作付面積の減少や気候の変動により、米の生産が圧迫されています。政府は2007年から優良種子の補助金を配布し、2017年には無償配布にも広げるなど、収量の向上を目指してきました。その柱の一つがハイブリッド品種です。ハイブリッド品種とは、異なる親系統を掛け…
公開日: 2026年10月09日 05:03
緑藻アオサの粉末を加えたインドネシアの伝統菓子「ゲブレック」の栄養と食感、味の評価
ゲブレックは、インドネシア・ジョグジャカルタ特別州クロンプロゴ県の伝統的な揚げ菓子です。すりおろしたキャッサバ(イモの一種)とタピオカでんぷんにニンニクと塩で味をつけ、輪の形にして油で揚げます。中はもちもち、外は少しカリッとした食感で、地元の市場や屋台で広く売られています。一方、材料が簡素なため炭水…
公開日: 2026年10月09日 02:21
加熱加工で変わるサゴワームの栄養成分と構造
研究チームは、十分に活用されていない地域のたんぱく質資源であるサゴワームという昆虫の幼虫に着目しました。インドネシアの無料栄養食プログラムを支える食品素材としての可能性を背景に、加熱方法によって栄養成分や物理的・化学的な性質がどう変わるかを調べました。
公開日: 2026年10月05日 21:44
人工米(アナログライス)の素材と品質を整理したレビュー研究の紹介
穀物やいも類、豆類などを混ぜて粒状に成形した「人工米(アナログライス)」は、栄養上の必要や代謝性の病気に対応する機能性主食として注目されている素材です。この論文は、そうした人工米の原料になりうる素材について、既存の研究をまとめ直したレビュー(総説)です。
公開日: 2026年10月03日 08:08