研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ブラックサポテの発酵飲料を粉末にする際の配合と抗酸化活性 研究論文OpenAlexインドネシア

ブラックサポテの発酵飲料を粉末にする際の配合と抗酸化活性

研究チームは、ブラックサポテという果物を使った発酵飲料を粉末にするとき、添加する素材の配合が粉末の性質や抗酸化活性にどう影響するかを調べました。この飲料は、茶の代わりに果汁を用いたコンブチャに似た飲料です。液体のままでは発酵が続き、品質が変化するため、研究では水分を減らす噴霧乾燥に着目しました。

公開日: 2026年10月06日 06:38

酵素処理したカボチャ粉が食パンの品質に与える影響 研究論文OpenAlexインドネシア

酵素処理したカボチャ粉が食パンの品質に与える影響

研究チームは、小麦粉の一部を酵素処理したカボチャ粉に置き換えることで、食パンの仕上がりや食べたときの評価がどう変わるかを調べました。背景には、地域で手に入るカボチャを製パン材料として活用するという狙いがあります。カボチャ粉は、生地の骨組みとなるグルテンの形成や水分の吸収に影響し、パンの食感や構造を変…

公開日: 2026年10月05日 05:07

ノニ果実エキスを粉末に包み込む——キトサン濃度が微小カプセルの性質をどう変えるか 研究論文OpenAlexインドネシア

ノニ果実エキスを粉末に包み込む——キトサン濃度が微小カプセルの性質をどう変えるか

ノニ(Morinda citrifolia L.)はアカネ科の植物で、論文の著者らによれば、抗菌・抗炎症・抗酸化作用や代謝調節に関わる働きが報告されています。その成分のうちスコポレチンは、ノニの脂質改善作用に関係するとされる主要な指標成分で、コレステロール代謝に関わる酵素の働きを調節することが報告さ…

公開日: 2026年10月04日 05:11

マングローブ果実粉と緑豆粉を用いたクッキーの栄養成分を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

マングローブ果実粉と緑豆粉を用いたクッキーの栄養成分を調べた研究

食物繊維を十分にとることは、肥満の予防に役立つと考えられています。研究チームは、食物繊維を多く含む食材として、マングローブ果実粉(食物繊維23.43%)と緑豆粉(同7.28%)に着目しました。これらを原料にしたクッキーは、肥満予防を意識した間食の選択肢になりうるという見通しから、研究が組まれています…

公開日: 2026年10月03日 07:33

アロエベラゲルにスピルリナとターメリックの抽出物を加えた食べられるコーティングで、リンゴを丸ごと保存する研究 研究論文OpenAlexインドネシア

アロエベラゲルにスピルリナとターメリックの抽出物を加えた食べられるコーティングで、リンゴを丸ごと保存する研究

収穫後のリンゴは、さまざまな要因によって大規模な損失が生じており、産業にとって大きな課題となっています。一方で、消費者の間では天然素材を使った環境にやさしい保存方法への関心が高まっています。

公開日: 2026年09月27日 05:54

こんにゃく由来成分・アロエベラ・モリンガを加えたうどんの性質を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

こんにゃく由来成分・アロエベラ・モリンガを加えたうどんの性質を調べた研究

うどんは小麦粉・水・塩というごく単純な材料からつくられる伝統的な主食で、でんぷんを多く含みます。その一方で、ミネラルや機能性成分といった栄養面では不足しがちだと指摘されてきました。研究チームは、健康に役立つとされる天然素材を加えることで、血糖値の上がりやすさを示す指標を低く抑え、抗酸化のはたらきを高…

公開日: 2026年09月26日 05:55

アパの葉を天然のうま味素材に——乾燥温度と時間の条件を探る研究 研究論文OpenAlexインドネシア

アパの葉を天然のうま味素材に——乾燥温度と時間の条件を探る研究

インドネシア・カリマンタン島に自生するアパの葉(学名 Albertisia papuana Becc.)は、地元のダヤックの人々が長らく料理の風味づけに使ってきた植物です。スープや野菜料理にそのまま加えて、香りとうま味を出す使い方が伝統的に続いてきました。著者らは、この葉に含まれる遊離アミノ酸のグル…

公開日: 2026年09月26日 05:00

「食品ロスゼロ」の知識は調理実践にどうつながるか——インドネシアの調理教育専攻学生を対象とした調査 研究論文OpenAlexインドネシア

「食品ロスゼロ」の知識は調理実践にどうつながるか——インドネシアの調理教育専攻学生を対象とした調査

食べ物が捨てられるとき、失われるのは食材そのものだけではありません。そこまでに使われた水、エネルギー、土地、労働力、時間、費用、そして栄養も一緒に失われます。著者らはこの点を出発点に、廃棄の段階で対処するのでは遅く、必要量の計画、購入、保管、調理、提供、余剰の活用に至るまでの各段階で「そもそも無駄を…

公開日: 2026年09月25日 21:49

白色LED照明がランブータンの貯蔵中の品質保持に与えた影響──インドネシアの研究チームによる報告 研究論文OpenAlexインドネシア

白色LED照明がランブータンの貯蔵中の品質保持に与えた影響──インドネシアの研究チームによる報告

ランブータン(Nephelium lappaceum L.)は、インドネシアをはじめ東南アジアで広く栽培される熱帯果実で、主に生鮮のまま流通します。しかし収穫後の劣化が非常に速く、論文は先行研究を引きながら、常温では収穫後わずか1〜2日ほどしか商品価値を保てないと述べています。ランブータンは「非クラ…

公開日: 2026年09月25日 18:20

魚肉ソーセージの脂質酸化と包装方法 ― 真空包装と包装フィルムの違いを調べた実験 研究論文OpenAlexインドネシア

魚肉ソーセージの脂質酸化と包装方法 ― 真空包装と包装フィルムの違いを調べた実験

魚を原料にした加工品は、保存している間に脂質(あぶら)が空気中の酸素と反応して劣化していきます。これを脂質酸化と呼び、風味の低下や品質の劣化につながります。特に、カワカマス科の淡水魚であるスネークヘッド(学名 Channa striata、インドネシアなどで食用にされる魚)は不飽和脂肪酸を含み、酸化…

公開日: 2026年09月25日 08:48

マンゴーの皮の色から糖度とビタミンCを推定する試み 研究論文OpenAlexインドネシア

マンゴーの皮の色から糖度とビタミンCを推定する試み

マンゴーは熱帯・亜熱帯アジアで広く栽培され、食べられている果物です。消費者が店先で熟しているかどうかを判断するとき、まず頼りにするのは皮の色です。緑がかったものよりも黄色みを帯びたものが甘そうに見える、という経験は多くの人が持っているでしょう。原著の著者らによれば、こうした色の変化は見た目だけの問題…

公開日: 2026年09月22日 05:38

サチャインチ油と薬用植物エキスの乳化液を粉末にする——噴霧乾燥条件の予備的な探索と機械学習による試行 研究論文OpenAlexインドネシア

サチャインチ油と薬用植物エキスの乳化液を粉末にする——噴霧乾燥条件の予備的な探索と機械学習による試行

オメガ3系脂肪酸などの多価不飽和脂肪酸を多く含む油や、植物由来のポリフェノール類は、加工や保存の過程で酸化や熱によって劣化しやすく、そのまま食品に配合するのが難しいという課題があります。そこで広く使われているのが噴霧乾燥(スプレードライ)による微粒子化で、乳化液を熱風中に霧状に噴射して瞬時に乾かし、…

公開日: 2026年09月20日 05:44