研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

沖縄近海にも生息するホシムシから「うま味調味料」を作る研究、抽出液と水の比率がカギに 研究論文OpenAlexインドネシア

沖縄近海にも生息するホシムシから「うま味調味料」を作る研究、抽出液と水の比率がカギに

ラーメンや煮物のだしに欠かせない「うま味」は、グルタミン酸などのアミノ酸によって生み出されています。近年、こうしたうま味成分を天然由来の食品原料から取り出そうとする研究が世界各地で進められており、その候補として海洋生物が注目を集めています。今回紹介するのは、インドネシアの沿岸に生息するホシムシの一種…

公開日: 2026年09月07日 06:29

ガヨ・アラビカ・スペシャルティコーヒーへの消費者の好みと満足度を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

ガヨ・アラビカ・スペシャルティコーヒーへの消費者の好みと満足度を調べた研究

インドネシアを代表するコーヒーの産地のひとつに、スマトラ島アチェ州の高原地帯「ガヨ」がある。ここで栽培されるアラビカ種のスペシャルティコーヒーは、独特の香りや酸味、余韻の複雑さで知られ、国内外で評価が高まっている。こうした人気の高まりを受けて、コーヒー豆の焙煎から提供まで自前で行う「コーヒーショップ…

公開日: 2026年09月07日 04:54

台湾ではなく西カリマンタン、シンカワン華人の食に見る『味の記憶』とアイデンティティ研究 研究論文OpenAlexインドネシア

台湾ではなく西カリマンタン、シンカワン華人の食に見る『味の記憶』とアイデンティティ研究

インドネシア・西カリマンタン州のシンカワン市は、多民族が共存する地域として知られています。この街に暮らす華人系住民の食文化を、単なる料理習慣としてではなく『無形文化遺産』として捉え直し、街のアイデンティティ形成にどう関わっているのかを検討した研究が、ジャーナル・キャシム教育・社会人文学ジャーナルに2…

公開日: 2026年09月07日 03:39

ゴレンシ(ビリンビ)の果実抽出物、抽出方法の違いで抗酸化・酵素阻害の強さに差 研究論文OpenAlexインドネシア

ゴレンシ(ビリンビ)の果実抽出物、抽出方法の違いで抗酸化・酵素阻害の強さに差

東南アジアなどで食されている酸味の強い果実、ゴレンシ(学名Averrhoa bilimbi L.、和名ビリンビとも呼ばれる)には、抗酸化作用や糖の消化に関わる酵素への働きかけが期待される成分が含まれると考えられています。今回インドネシアのパクアン大学薬学部の研究グループが、この果実から有効成分を取り…

公開日: 2026年09月06日 04:58

海藻とキャッサバのデンプンから作る生分解性の食品包装、インドネシアで開発 研究論文OpenAlexインドネシア

海藻とキャッサバのデンプンから作る生分解性の食品包装、インドネシアで開発

スーパーの惣菜やお菓子を包むプラスチック包装は、便利さの一方で使い終わればほとんどがそのままゴミになります。土や海の中で分解されるまでに100年から1000年かかるとされ、細かく砕けたマイクロプラスチックが土壌や水系、さらには人の血液や肺、胎盤からも見つかるようになったことが報告されています。今回紹…

公開日: 2026年09月06日 04:52

キャッサバ・レッドビーンズ・カボチャの粉を組み合わせたインスタント粥、配合の違いが品質にどう影響するか 研究論文OpenAlexインドネシア

キャッサバ・レッドビーンズ・カボチャの粉を組み合わせたインスタント粥、配合の違いが品質にどう影響するか

お湯を注ぐだけで食べられるインスタント粥は手軽さが魅力ですが、その原料や配合次第で食感や栄養価は大きく変わります。インドネシアの研究チームが、地域で入手しやすい原料である改良キャッサバ粉(MOCAF)、レッドビーンズ粉、カボチャ粉を組み合わせたインスタント粥を作り、配合の違いが理化学的な性質や食味に…

公開日: 2026年09月05日 06:23

菌床袋の殺菌をパルス電界で行うと、ヒラタケの菌の育ちはどう変わるか 研究論文OpenAlexインドネシア

菌床袋の殺菌をパルス電界で行うと、ヒラタケの菌の育ちはどう変わるか

ヒラタケ栽培では、おがくずなどを詰めた「菌床袋(バッグログ)」を種菌(オガクズや米ぬかなどを混ぜた培地)に仕込む前に殺菌する工程が欠かせません。この殺菌が不十分だと雑菌やカビが先に増えてしまい、収穫にたどり着けないことがあります。インドネシア・パンカジェネ諸島国立農業ポリテクニクの研究グループは、こ…

公開日: 2026年09月05日 05:37

小規模カツオ・マグロ漁の漁場はどこに? フローレス海の一本釣り漁を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

小規模カツオ・マグロ漁の漁場はどこに? フローレス海の一本釣り漁を調べた研究

インドネシアのフローレス海は、キハダマグロなどが獲れる漁場として知られていますが、実は漁船や漁具、漁場の位置、漁獲量、獲れる魚のサイズといった基礎的なデータがこれまで十分に整理されていませんでした。今回紹介する研究は、この海域で行われている小規模な一本釣り漁業に着目し、漁場の分布や漁獲物の季節性、そ…

公開日: 2026年09月05日 01:40

低地でも作れるミニトマトへ――9系統の形の違いから交配親を探る研究 研究論文OpenAlexインドネシア

低地でも作れるミニトマトへ――9系統の形の違いから交配親を探る研究

ミニトマトは世界的な感染症の流行以降、健康的な果物として市場での需要が高まっているとされます。しかし栽培は主に高原地帯で行われており、他の野菜栽培との競合にもさらされています。そこで低地条件でも育てられる品種を開発する必要があるという課題意識から、この研究は出発しています。新しい優良品種を作るには、…

公開日: 2026年09月04日 06:24

腐る前に『わかる』——電子ガスセンサーと色センサーでマグロの鮮度を見分ける試み 研究論文OpenAlexインドネシア

腐る前に『わかる』——電子ガスセンサーと色センサーでマグロの鮮度を見分ける試み

刺身や寿司の材料として人気のマグロは、栄養価が高く味も良い一方で、傷みやすい魚でもあります。常温に置かれたマグロでは、菌の働きによってアミノ酸の一種であるヒスチジンが毒性のあるヒスタミンに変わっていくことがあり、この変化はわずか8〜20時間ほどで進むとされています。厄介なのは、ヒスタミンは加熱しても…

公開日: 2026年09月03日 08:32

超加工食品をよく食べる人は脂肪肝が多い?世界8つの研究をまとめて検証 研究論文OpenAlexインドネシア

超加工食品をよく食べる人は脂肪肝が多い?世界8つの研究をまとめて検証

ポテトチップスや菓子パン、インスタント麺、清涼飲料水のような「超加工食品」は、いまや多くの国で日々のエネルギー摂取のかなりの部分を占めるようになっています。こうした食品と、肝臓に脂肪がたまる病気との関係を、これまでに発表された複数の研究をまとめて見直した論文が、インターナショナル・ジャーナル・オブ・…

公開日: 2026年09月03日 07:39

海藻由来の硫酸化多糖と腸内細菌叢の関係を整理した研究 研究論文OpenAlexインドネシア

海藻由来の硫酸化多糖と腸内細菌叢の関係を整理した研究

コンブやワカメといった海藻には、フコイダンやカラギナン、ウルバンといった硫酸化多糖と呼ばれる成分が含まれています。これらは食物繊維の一種で、近年は腸内細菌のえさとなる「プレバイオティクス」としての働きが注目されています。今回紹介するのは、こうした海洋由来の硫酸化多糖について、腸内細菌叢との関わりやヒ…

公開日: 2026年09月03日 05:37