研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ササゲの発酵食品にモリンガ葉粉末を加える——栄養成分と生体活性成分を調べた研究
糖尿病は、インスリンの分泌や働きが損なわれることで血糖の調節がうまくいかなくなる慢性の代謝性疾患です。著者らは、国際糖尿病連合の報告として2024年に世界で20〜79歳の成人5億8870万人が糖尿病とともに生活しており、2030年には8億5250万人に達すると予測されていることを紹介しています。イン…
公開日: 2026年09月26日 01:41
トウモロコシのナゲット作りで学ぶ「バランスのとれた食事」——インドネシア・グレシック県での地域活動報告
インドネシアでは、子どもの成長の遅れ(スタンティング)が引き続き取り組むべき栄養課題とされています。原著によれば、2024年のインドネシア栄養状態調査では全国のスタンティング有病率は19.8%で、2023年の21.5%から低下したものの、家庭や地域を巻き込んだ継続的な予防の取り組みが必要だと報告され…
公開日: 2026年09月26日 00:49
体重は標準でも代謝に異常がある状態「MONW」——交代勤務者を対象に予測因子を調べた研究
体格指数(BMI)が標準の範囲にあっても、血糖や血圧、脂質などの代謝指標に異常が見られる人がいます。こうした状態は「代謝的に肥満の標準体重(Metabolically Obese Normal Weight、略してMONW)」と呼ばれます。見かけの体重だけでは把握しにくいため、注意が向きにくい状態だ…
公開日: 2026年09月25日 22:09
「食品ロスゼロ」の知識は調理実践にどうつながるか——インドネシアの調理教育専攻学生を対象とした調査
食べ物が捨てられるとき、失われるのは食材そのものだけではありません。そこまでに使われた水、エネルギー、土地、労働力、時間、費用、そして栄養も一緒に失われます。著者らはこの点を出発点に、廃棄の段階で対処するのでは遅く、必要量の計画、購入、保管、調理、提供、余剰の活用に至るまでの各段階で「そもそも無駄を…
公開日: 2026年09月25日 21:49
伝統飲料「ダウェット・ジャブン」の博物館を再出発させる——ビジュアルとデジタル発信を軸にした地域支援の取り組み
インドネシア・ポノロゴ県ムララック郡ジャブン村には、地域に伝わる伝統的な飲み物「ダウェット・ジャブン」があります。これを食文化遺産として守り伝えるため、2024年に「ダウェット・ジャブン博物館」が設立されました。しかし著者らによれば、この博物館は開設からおよそ1か月で運営が止まってしまいました。その…
公開日: 2026年09月25日 21:08
ソルガム粉を加えたチーズクッキー「カステンゲル」——配合の違いと食べた人の評価
カステンゲルは、インドネシアでよく知られた焼き菓子です。チーズを使った香ばしい風味、サクサクした食感、黄褐色の焼き色が特徴で、一般には小麦粉を主な材料としてつくられます。
公開日: 2026年09月25日 20:49
小規模飲食店の経営力を高める取り組み——ネット販売の活用と簡易な家計・収支管理
デジタル技術の導入は、零細・小規模・中規模事業者(MSME、インドネシアで一般に「UMKM」と呼ばれる小規模事業者)にとって、販路を広げ事業成績を高める機会をもたらすと著者らは述べています。実際に、飲食業の小規模事業者である「Payo」は、すでにGojek、Grab、Shopeeといったプラットフォ…
公開日: 2026年09月25日 20:10
ローストしたナツメヤシを加えた殺菌ヤギ乳の官能特性と消費者の好み
ザーネン種のヤギから搾られる乳は栄養価が高い一方で、独特のにおい(いわゆる「ゴーティ・フレーバー」と呼ばれる、ヤギ乳特有の風味)があるため、消費者に受け入れられにくいという課題があります。この論文の著者らは、この飲みやすさを高める方法のひとつとして、ローストしたナツメヤシ(Phoenix dacty…
公開日: 2026年09月25日 20:05
身体活動・エネルギー摂取・食物繊維とBMIの関係を成人95人で調べた研究
肥満は世界的な健康課題であり、著者らは、インドネシアでも成人の肥満割合が2018年の21.8%から2023年には23.4%へ増加したと紹介しています。2023年のインドネシア保健調査では、北スラウェシ州が30.6%で全国3番目に高い水準にあったと報告されています。
公開日: 2026年09月25日 20:01
沿岸部の子どもたちに見られた「魚は豊富なのに低身長」という実態——インドネシア・コタワリンギン・バラットでの調査
スタンティング(stunting)とは、慢性的な栄養不足や感染症のくり返しによって、年齢に対して身長の伸びが十分でない状態を指します。世界的な公衆衛生上の課題であり、論文によると、インドネシア全国の割合は2018年の30.8%から2023年には21.5%へ下がったものの、WHOが「負担が大きい」とす…
公開日: 2026年09月25日 19:50
クズウコン粉にモリンガ葉粉末を加えたインスタント粥の特性を調べた研究
インドネシアでは鉄不足による貧血が依然として多く、研究チームによれば15〜24歳で15.5%、75歳以上では63.2%という報告があります。そこで著者らは、手軽に食べられて鉄分を補える食品をつくれないかと考えました。
公開日: 2026年09月25日 19:46
寄宿制高校の女子生徒における カルシウム摂取量と月経前症候群の重さの関連を調べた研究
月経前症候群(PMS)は、月経が始まる前の「黄体期」と呼ばれる時期に、腹痛や頭痛、むくみ、いらだち、気分の変化といった心身の症状があらわれるもので、生殖年齢の女性の日常生活に影響を及ぼすことがあります。論文では、PMSは遺伝、ホルモン、神経伝達物質、ビタミンやミネラルの不足など、さまざまな要因が絡み…
公開日: 2026年09月25日 19:42