研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
寝たきり状態で筋肉と骨に何が起きるのか——両者のつながりに着目した総説
高齢者は入院して退院した後、転倒や骨折の危険が大きく高まることが知られています。その主な理由として、ベッド上での安静によって筋肉と骨が急速に衰えることが挙げられます。加齢に伴う筋肉や骨の減少はふつう時間をかけて少しずつ進みますが、急に体を動かさない状態になると、サルコペニア(筋肉量と筋力の低下)や骨…
公開日: 2026年09月30日 03:41
L-プロリンを1日最大12グラム、4週間とった場合の安全性を調べた試験
L-プロリンは、肉や乳製品、卵など日常の食品に含まれるアミノ酸で、体内でもアルギニンやグルタミンなどからつくられます。たんぱく質の材料になるだけでなく、グルタミン酸の前駆体としても働き、皮膚や血管、結合組織の主成分であるコラーゲンに多く含まれる成分でもあります。
公開日: 2026年09月25日 15:11
植物性食への切り替え、体はどう適応するのか——鉄・クレアチン・タンパク質・腸内細菌をめぐる研究
肉や魚を減らして植物性の食事に切り替えると、鉄やクレアチン、必須アミノ酸、あるいは食物繊維の発酵によって作られる栄養素が不足するのではないか、という懸念がしばしば語られます。これは「食事からの摂取量が減れば、体内で使える量もそのまま減る」という前提に基づく見方です。今回紹介する総説論文は、この前提を…
公開日: 2026年09月05日 02:28
465本の嚥下研究を分析してわかったこと──「食品のかたさ・とろみ」を扱う論文の現状とは
ものを飲み込む力、いわゆる「嚥下(えんげ)」は、加齢や病気によって弱まることがあり、食事の安全に直結する重要なテーマです。研究の現場では、液体のとろみや食品のかたさ(テクスチャー)を変えたときに嚥下がどう変化するかを調べる論文が数多く発表されてきました。今回紹介するのは、そうした研究そのものを一段上…
公開日: 2026年08月23日 06:29