リン無機質単位:mg

この栄養素について

カルシウムとともに骨をつくり、ATPなどエネルギー代謝に関わる 出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】リンは、カルシウムとともに骨の主要構成要素であり、リン脂質の構成成分としても重要である。また、高エネルギーリン酸化合物として生体のエネルギー代謝にも深くかかわっている。 【厚労省 食事摂取基準】リンは、カルシウムと共にハイドロキシアパタイトとして骨格を形成するだけでなく、ATP の成分、その他の核酸や細胞膜リン脂質の成分、細胞内リン酸化を必要とするエネルギー代謝などに必須の成分である。

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リンとは?

リンはすべての生物に必須のミネラルで、エネルギー代謝や脂質代謝などにおいて重要な役割を担っています。

体内での働き

生体内のリンは約80%がカルシウム塩として存在し、骨や歯の成分となっています。その他のリンは、生体膜のリン脂質、DNAやRNAといった核酸の成分、また、ATPなど高エネルギーリン酸化合物として、エネルギー代謝や脂質代謝などに重要な役割を担っています。

不足したとき

長期間、制酸薬(胃薬)である水酸化アルミニウムを服用すると、リンの吸収が妨げられて、衰弱、食欲不振、倦怠感などの症状が起こることが知られています。

とりすぎたとき

長期にわたって過剰摂取すると、腎機能の低下、副甲状腺機能の亢進、カルシウムの吸収抑制などが起こることが知られています。

出典:「健康食品」の安全性・有効性情報(国立健康・栄養研究所)

1日の食事摂取基準(2025年版・成人)

  • 目安量男 1000mg / 女 800mg
  • 耐容上限量3000mg

リンを多く含む食品(可食部100gあたり・上位10)

順位食品含有量食品群目安量
1 <その他> ベーキングパウダー 3700 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1=3.8g/大さじ1=11.3g/½カップ(100mL)=75g
2 <魚類> とびうお 焼き干し 2300 mg 魚介類
3 <魚類> (いわし類) かたくちいわし 田作り 2300 mg 魚介類 10尾 約4g
4 こめ [その他] 米ぬか 2000 mg 穀類
5 <魚類> (いわし類) かたくちいわし 煮干し 1500 mg 魚介類 10尾 約20g
6 <魚類> (いわし類) たたみいわし 1400 mg 魚介類 1枚 約5g
7 <魚類> とびうお 煮干し 1300 mg 魚介類
8 <魚類> (さば類) ごまさば さば節 1200 mg 魚介類
9 <えび・かに類> (えび類) さくらえび 素干し 1200 mg 魚介類
10 <魚類> きびなご 調味干し 1200 mg 魚介類

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 2536件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。

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