研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

SNSは食の旅をどう動かすか——ドイツのZ世代を対象とした調査報告 研究論文OpenAlexドイツ

SNSは食の旅をどう動かすか——ドイツのZ世代を対象とした調査報告

旅行先で何を食べるかは、いまや旅そのものを決める大きな理由のひとつになっています。同時に、食に関する体験をどう見つけ、どう評価し、どう他者へ広めるかという過程には、ソーシャルメディア(SNS)が深く関わるようになりました。著者らは、こうした傾向がとりわけ強いとされるZ世代に注目しています。

公開日: 2026年09月26日 22:05

アルゼンチンの食事調査を支える写真付き食品アトラス「Smart24Food」の開発 研究論文OpenAlexアルゼンチン

アルゼンチンの食事調査を支える写真付き食品アトラス「Smart24Food」の開発

食べたものを正確に把握することは、栄養状態を知ったり、食事と病気の関係を調べたりするうえで欠かせません。しかし著者らは、食事調査には難しさが残ると述べています。とくに「どれくらいの量を食べたか」を思い出して答えるのは難しく、ここで生じるずれは、エネルギーや栄養素の摂取量を実際より少なく、あるいは多く…

公開日: 2026年09月26日 22:01

スウェーデンの幼児における有害金属の食事由来を探る:全国調査と血液・尿の測定を結びつけた研究 研究論文OpenAlexスウェーデン

スウェーデンの幼児における有害金属の食事由来を探る:全国調査と血液・尿の測定を結びつけた研究

幼い子どもの成長には十分な栄養が必要ですが、同時に環境中の有害物質にさらされる量を抑えることも欠かせません。土壌や水、大気に含まれるヒ素やカドミウム、水銀、鉛といった有害金属は食物連鎖に入り込むため、食事は栄養の供給源でありながら、こうした金属の摂取経路にもなり得ます。研究チームは、幼児期の有害金属…

公開日: 2026年09月26日 21:56

食事の内容と食習慣は脂肪肝と関係するか——トルコの診療所で行われた症例対照研究 研究論文OpenAlexトルコ

食事の内容と食習慣は脂肪肝と関係するか——トルコの診療所で行われた症例対照研究

肝臓に脂肪が過剰にたまる状態のうち、明らかな飲酒が原因ではなく、肥満や糖代謝の異常といった心臓・代謝面の危険因子を少なくとも一つ伴うものを、研究チームは「代謝機能障害に関連した脂肪肝(MASLD)」と呼んでいます。論文によれば、世界で最も多い慢性の肝疾患であり、子どもの約10%、大人の約25%が該当…

公開日: 2026年09月26日 21:41

内生菌が作る三つの化合物、カビの発育とアフラトキシン産生に別々の効き方 研究論文OpenAlexイラン

内生菌が作る三つの化合物、カビの発育とアフラトキシン産生に別々の効き方

アフラトキシンB1(AFB1)は、コウジカビの仲間であるアスペルギルス・フラバスなどが作り出すカビ毒の一種です。トウモロコシやピーナッツ、木の実、綿実といった農作物が、温度や湿度などの条件しだいで汚染されることがあり、国際がん研究機関はAFB1をグループ1の発がん性物質に分類しています。論文の著者ら…

公開日: 2026年09月26日 09:49

イラン南部の成人3050人で調べた「食事パターン」と血中脂質の関係 研究論文OpenAlexイラン

イラン南部の成人3050人で調べた「食事パターン」と血中脂質の関係

食生活が心臓や血管、代謝の健康に関わることは広く知られています。しかし研究チームは、実際の食事は多くの食品や栄養素が組み合わさって成り立っているため、単一の栄養素や食品だけを取り上げる従来の方法では全体像をとらえにくいと指摘しています。そこで近年注目されているのが「食事パターン」という考え方です。こ…

公開日: 2026年09月26日 09:32

カシューナッツ搾りかすとカシューアップル残渣を肉用ウズラの飼料に一部利用する試み 研究論文OpenAlexコートジボワール

カシューナッツ搾りかすとカシューアップル残渣を肉用ウズラの飼料に一部利用する試み

研究チームは、肉用として飼育される日本ウズラ(Coturnix japonica)の飼料において、従来使われている大豆ミールと小麦ふすまの一部を、カシューナッツの搾りかす(ナッツから油などを絞った後に残る固形分)とカシューアップルのバガス(カシューの果実を搾汁した後に残る繊維質の残渣)で置き換えた場…

公開日: 2026年09月26日 07:26

「肉のような名前」は消費者を惑わせるか——オランダの消費者を対象としたフォーカスグループ調査 研究論文OpenAlexオランダ

「肉のような名前」は消費者を惑わせるか——オランダの消費者を対象としたフォーカスグループ調査

植物由来の代替肉は、気候変動や人口増加といった課題に向き合う食料システムのなかで、食肉生産の環境負荷を減らす選択肢のひとつとして注目されてきました。論文によれば、こうした製品を口にするのは菜食主義の人だけでなく、肉を減らそうとする柔軟な食生活の人や、ふだん肉を食べる人にも広がっています。

公開日: 2026年09月26日 07:22

ポーランドの蜂蜜市場を六つの視点から読み解く研究 研究論文OpenAlexポーランド

ポーランドの蜂蜜市場を六つの視点から読み解く研究

ポーランドは欧州でも有数の蜂蜜生産国であり、著者らによれば毎年世界の上位10か国に入る規模を持ちます。一方で国内消費量は西欧の加盟国と比べて低い水準にとどまるとされています。また養蜂は蜂蜜だけでなく、プロポリスや蜜ろう、花粉といった生産物をもたらし、さらに受粉という生態系サービスを通じて農業の基盤も…

公開日: 2026年09月26日 07:18

細胞培養シーフードの受容を左右するもの――台湾の消費者304人への調査 研究論文OpenAlex台湾

細胞培養シーフードの受容を左右するもの――台湾の消費者304人への調査

細胞培養シーフード(動物の細胞を培養して作る魚介類の代替食品)は、従来の漁業に代わる持続可能な選択肢として注目されています。しかし、台湾のようにこの製品がまだ市場に登場していない段階の地域では、消費者が受け入れるかどうかを決める要因がよく分かっていません。

公開日: 2026年09月26日 07:14

雨季作イネにおけるリンとカリウムの減量・無施用が収量と土壌に与える影響を調べた圃場試験 研究論文OpenAlexインド

雨季作イネにおけるリンとカリウムの減量・無施用が収量と土壌に与える影響を調べた圃場試験

イネの生産を長く支え、土の肥沃さを保つには、養分をバランスよく与えることが欠かせません。とくに酸性の赤色土・ラテライト質土壌では、養分が作物に利用されにくかったり、土にとどまりにくかったりすることがあります。イネの生育を促すために窒素はよく施用されますが、著者らによれば、その効果はリンとカリウムが十…

公開日: 2026年09月26日 07:09

バスマティ米の新品種と推奨栽培技術を農家の圃場で試す――ウッタラーカンド州7県での実証報告 研究論文OpenAlexインド

バスマティ米の新品種と推奨栽培技術を農家の圃場で試す――ウッタラーカンド州7県での実証報告

インドで栽培される香り米「バスマティ」には、育成年数の短い新しい品種が次々と登場しています。ただし、試験場でよい成績を示した技術が、実際の農家の圃場でも同じように働くかどうかは別の問題です。土壌や水の条件、気象、農家ごとの栽培の進め方が試験場とは異なるためです。

公開日: 2026年09月26日 07:05