研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

アジアの食文化に地中海食の原則を取り入れる「アジア型地中海食」の提案 研究論文OpenAlexシンガポール

アジアの食文化に地中海食の原則を取り入れる「アジア型地中海食」の提案

著者らは、アジアの国々が急速な高齢化と生活様式の変化に直面し、食事に関わる非感染性疾患(NCDs、感染によらない慢性的な病気。2型糖尿病、心血管疾患、脳卒中、がんなど)の負担が増していると指摘しています。世界保健機関(WHO)は、生涯を通じてバランスのとれた食事を保つことが栄養不良やNCDsから身を…

公開日: 2026年09月27日 05:18

食事の質と「エピジェネティック年齢」の関係を一卵性双生児で検証した縦断研究 研究論文OpenAlexデンマーク

食事の質と「エピジェネティック年齢」の関係を一卵性双生児で検証した縦断研究

健康的な食習慣は、心血管疾患やがんなどの病気のリスクを下げ、寿命にも関わると考えられてきました。近年は、老化の進み具合を血液から推定する指標として「エピジェネティック・クロック(エピジェネティック時計)」が使われています。これはDNAメチル化と呼ばれる化学的な修飾のパターンから生物学的な年齢を推定す…

公開日: 2026年09月26日 23:30

健康的な食事と身体活動が2型糖尿病の予防に果たす役割をまとめた総説 研究論文OpenAlexウズベキスタン

健康的な食事と身体活動が2型糖尿病の予防に果たす役割をまとめた総説

この論文は、健康的な食事と定期的な身体活動が2型糖尿病の予防にどのような役割を果たすのかを整理することを目的としています。2型糖尿病は、血糖値を調節するしくみがうまく働かなくなることで血糖が高い状態が続く病気で、生活習慣とのかかわりが深いことが知られています。

公開日: 2026年09月26日 23:22

食事の傾向と心臓の不調が起きやすい時間帯を調べた横断研究の紹介 研究論文OpenAlexイラク

食事の傾向と心臓の不調が起きやすい時間帯を調べた横断研究の紹介

心血管疾患は世界の死亡原因の第一位であり、虚血性心疾患、心不全、不整脈、電気信号の伝わり方が乱れる伝導障害などを含みます。著者らは、2022年に世界でおよそ1,980万人の死亡が心血管疾患に関係していたと述べ、人口の高齢化や危険因子の増加が背景にあると説明しています。

公開日: 2026年09月26日 23:17

インドの家族における食文化の変化と栄養課題を論じた研究 研究論文OpenAlexインド

インドの家族における食文化の変化と栄養課題を論じた研究

この論文は、インドの家族のあいだで食文化がどのように変わってきたのかを整理し、その変化が栄養と健康にどのような意味を持つのかを家政学(ホームサイエンス)の視点から検討することを目的としています。

公開日: 2026年09月26日 23:08

食べ物は「隠れた毒」になりうるか――アーユルヴェーダのドゥーシーヴィシャ概念から現代の食を読み解く 研究論文OpenAlexインド

食べ物は「隠れた毒」になりうるか――アーユルヴェーダのドゥーシーヴィシャ概念から現代の食を読み解く

アーユルヴェーダでは、食べ物(アンナ)は生命を支える基本的な柱の一つとされてきました。適切な食は健康と長寿を支えますが、不適切な食、汚染された食、あるいは体に合わない組み合わせの食は、逆に病気の原因になりうる――この論考は、そうした古典的な考え方を出発点としています。

公開日: 2026年09月26日 23:04

マンゴーの品質を光で測る — 近赤外スペクトルと関数データ解析による化学成分の予測 研究論文OpenAlexサウジアラビア

マンゴーの品質を光で測る — 近赤外スペクトルと関数データ解析による化学成分の予測

マンゴーはビタミンCやビタミンA、食物繊維を豊富に含み、カリウムやマグネシウムなどのミネラル、ポリフェノールをはじめとする生体活性成分も多く含む果実として知られています。著者らによれば、サウジアラビアでは特に南西部の気候が栽培に適しており、農業経済の多様化や地方の発展にとって重要な作物でもあります。

公開日: 2026年09月26日 23:01

食品由来の成分はニコチンの分解を左右するか——計算解析と実験で候補を探した研究 研究論文OpenAlexキプロス

食品由来の成分はニコチンの分解を左右するか——計算解析と実験で候補を探した研究

たばこの依存には、体内でニコチンがどれくらい速く分解されるかが関わっているとされています。研究チームは、ニコチンの分解を担う主要な酵素であるCYP2A6(シトクロムP450 2A6)に着目しました。CYP2A6の働きを抑えることは、ニコチンへの曝露を調整する方策として提案されてきた考え方です。著者ら…

公開日: 2026年09月26日 22:54

体質に合わせた生活習慣指導は食事の内容をどう変えたか——PHENO-Diet試験の二次解析 研究論文OpenAlexアメリカ

体質に合わせた生活習慣指導は食事の内容をどう変えたか——PHENO-Diet試験の二次解析

肥満の治療では、「1日500〜750キロカロリー減らし、週150分以上の運動をする」といった標準的な生活習慣指導が基本とされてきました。しかし著者らは、同じ指導をしても減量の成果には個人差が大きいことを問題として挙げています。そこで注目されているのが、体重が増えやすい理由を人によって測定して分類し、…

公開日: 2026年09月26日 22:45

低温真空調理(スーヴィード)と蒸し調理で緑黄色野菜の成分はどう変わるか——ポリフェノール・ミネラル・抗酸化能を比べた研究 研究論文OpenAlexポーランド

低温真空調理(スーヴィード)と蒸し調理で緑黄色野菜の成分はどう変わるか——ポリフェノール・ミネラル・抗酸化能を比べた研究

アスパラガス、ブロッコリー、ホウレンソウ、ケールといった緑色の野菜には、ポリフェノールやミネラルなど、体内のはたらきに関わる成分が多く含まれています。ただしこうした成分の量や性質は、加熱などの調理工程によって変化します。

公開日: 2026年09月26日 22:38

高たんぱく食は腎臓の働きにどう影響するか——総説論文の紹介 研究論文OpenAlexポーランド

高たんぱく食は腎臓の働きにどう影響するか——総説論文の紹介

たんぱく質は、体の組織をつくり修復し、酵素やホルモンをつくるうえで欠かせない栄養素です。著者らによれば、世界保健機関は成人に理想体重1kgあたり1日0.83g以上のたんぱく質を推奨していますが、上限の許容量は定めていません。論文では、標準的な推奨量を超える摂取——おおむね体重1kgあたり1日1.2〜…

公開日: 2026年09月26日 22:26

高齢者のたんぱく質摂取を支える「具だくさんスープ」の可能性を探る研究 研究論文OpenAlexフランス

高齢者のたんぱく質摂取を支える「具だくさんスープ」の可能性を探る研究

加齢にともなって筋肉量が減っていく状態はサルコペニアと呼ばれ、食事からのたんぱく質摂取が不足すると、その進行を防ぎにくくなります。著者らは、高齢者向けの配食サービスでスープが日常的に提供されており、なめらかな食感のおかげで噛むことや飲み込むことに困難のある人にも食べやすい点に注目しました。つまりスー…

公開日: 2026年09月26日 22:16