研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

バングラデシュ産「竹米」を調べる:形の特徴から栄養成分、機能性成分まで 研究論文OpenAlexバングラデシュ

バングラデシュ産「竹米」を調べる:形の特徴から栄養成分、機能性成分まで

竹の種子から採れる穀粒は「竹米(バンブーライス)」と呼ばれます。著者らによれば、竹米は独特でありながらこれまでほとんど調べられてこなかった食材で、バングラデシュの先住民の人々や経済的に恵まれない人々のあいだで、栄養価と薬としての価値を認められて伝統的に食べられてきました。

公開日: 2026年09月28日 07:03

タマネギペーストの保存性を8か月間追跡した研究の紹介 研究論文OpenAlexバングラデシュ

タマネギペーストの保存性を8か月間追跡した研究の紹介

タマネギは世界中で栽培・消費されている野菜ですが、生のままでは傷みやすく、とくに気温の高い地域では収穫後に大きな損失が出ます。そこでタマネギをすりつぶしてペースト状に加工すれば、すぐ調理に使える便利な素材になり、損失も減らせると考えられてきました。ただし、著者らによれば、ペーストにする過程で細胞がこ…

公開日: 2026年09月28日 06:54

氷蔵中のコスタリカ産ウミヘビ類「コスタル・コンガー」切り身の鮮度変化を多角的に調べた研究 研究論文OpenAlexコスタリカ

氷蔵中のコスタリカ産ウミヘビ類「コスタル・コンガー」切り身の鮮度変化を多角的に調べた研究

魚は死後まもなく、においや食感、見た目が変わっていきます。こうした変化の速さは魚種によって違うため、流通や販売の現場では「氷で冷やしたまま何日くらい食べられる状態が保たれるのか」を魚ごとに把握することが重要になります。ところが、大規模な漁業の対象になっていない魚、つまり地元で消費されるだけの魚につい…

公開日: 2026年09月28日 06:48

固いせんべい状の食品を「かんで飲み込む力」を測る検査、ブラジルでの基準値を調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

固いせんべい状の食品を「かんで飲み込む力」を測る検査、ブラジルでの基準値を調べた研究

食べ物をかみ砕き、飲み込むという動作は、歯や舌、あごの筋肉、そしてそれらを制御する神経のはたらきが組み合わさって成り立っています。この機能に問題が生じていないかを臨床の場で手早く確かめるための道具として、TOMASS(固形物の咀嚼・嚥下検査)という検査があります。決まった種類のクラッカーを1枚食べて…

公開日: 2026年09月28日 06:39

温度が籾の吸水にどう影響するか — ワイブルモデルによる吸水速度と熱力学の解析 研究論文OpenAlexインド

温度が籾の吸水にどう影響するか — ワイブルモデルによる吸水速度と熱力学の解析

米を加工する工程では、籾に水を吸わせる「吸水(浸漬)」が欠かせない作業として位置づけられています。著者らは、この吸水が米粒の品質、搗精(とうせい、玄米から糠層を削って白米にする工程)の歩留まり、そして最終用途としての特性に影響すると述べています。

公開日: 2026年09月28日 06:32

腸内細菌ビフィズス菌による柑橘成分の変換と、老化マウスの代謝機能の改善 研究論文OpenAlex台湾

腸内細菌ビフィズス菌による柑橘成分の変換と、老化マウスの代謝機能の改善

加齢に伴い、筋肉量と筋力の低下(サルコペニア)や肥満、脂肪肝、インスリンの効きにくさといった問題が重なって現れます。研究チームは、こうした加齢に伴う代謝の不調に対して、柑橘類に由来する成分を活用する道筋を探りました。

公開日: 2026年09月28日 06:26

磁性ピリジン型共有結合性有機構造体を用いた水・果汁中の多様な芳香族汚染物質の抽出法 研究論文OpenAlexギリシャ

磁性ピリジン型共有結合性有機構造体を用いた水・果汁中の多様な芳香族汚染物質の抽出法

水や食品に微量で混入する化学物質を測定するには、まず試料からその成分を取り出し、濃縮する前処理が必要になります。ところが対象となる物質の化学構造が互いに大きく異なる場合、ひとつの吸着材ですべてをまとめて捕まえるのは難しく、物質ごとに別の手法を使い分ける必要が生じます。

公開日: 2026年09月28日 06:19

規格外のテーブルグレープを活かす試み──ブーゲンビリアの苞を加えたワイン系飲料の研究 研究論文OpenAlexブラジル

規格外のテーブルグレープを活かす試み──ブーゲンビリアの苞を加えたワイン系飲料の研究

輸出用のテーブルグレープ(生食用ブドウ)は、大きさや色つき、傷の有無などの厳しい基準で選別されます。基準を満たさなかった果粒は「規格外」とされ、一部は国内向けに安く売られたり加工に回されたりしますが、それでも引き取り先のない分は廃棄され、収穫後の損失になります。著者らは、この規格外ブドウに新たな用途…

公開日: 2026年09月28日 06:10

母乳育児と鉄欠乏性貧血の予防をめぐる文献レビューの紹介 研究論文OpenAlexインドネシア

母乳育児と鉄欠乏性貧血の予防をめぐる文献レビューの紹介

鉄欠乏性貧血は、体内の鉄が不足して血液が酸素を十分に運べなくなる状態を指します。乳児期にこれが起こると、成長や発達に影響しうると考えられています。著者らは、母乳育児が乳児期早期の鉄欠乏を防ぐうえでどのような役割を果たしうるのか、また貧血の発生を減らすという長期的な利点をもたらしうるのかを整理すること…

公開日: 2026年09月28日 06:03

インドネシアの出生時身長が短い子ども、その背景要因を全国調査から分析 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシアの出生時身長が短い子ども、その背景要因を全国調査から分析

出生時の身長が短いことは、その後の低身長(スタンティング)や長期的な健康問題のリスクを高めると考えられています。著者らは、インドネシアではさまざまな介入が行われてきたにもかかわらず、出生時身長が短い子どもや出生時点でのスタンティングの割合が依然として高い状態にあると指摘しています。

公開日: 2026年09月28日 05:58

アマゾン産果実の加工残渣を比較した研究——アサイーの種子に抗菌・抗酸化成分の有望性 研究論文OpenAlexブラジル

アマゾン産果実の加工残渣を比較した研究——アサイーの種子に抗菌・抗酸化成分の有望性

果物を加工すると、果皮や種子、搾りかすといった残渣が大量に生まれます。研究チームは、こうした食品廃棄物にどのような生物活性があるかを評価することは、食品分野で使える有用成分(生物活性化合物)の供給源を見つけるうえで欠かせないと述べています。

公開日: 2026年09月28日 05:51

キャロブ種子のタンパク質分解物とペクチンで包んだアマニ油 ― 酸化を抑えながら消化のされ方は保つ 研究論文OpenAlexブラジル

キャロブ種子のタンパク質分解物とペクチンで包んだアマニ油 ― 酸化を抑えながら消化のされ方は保つ

アマニ油は多価不飽和脂肪酸を多く含みますが、その一方で酸素と反応して劣化しやすい(酸化しやすい)性質があります。そこで油を微小な粒子の中に閉じ込める「マイクロカプセル化」という方法が使われますが、包む材料によって、酸化のしにくさや、食べたあとで油が消化されるかどうかが変わり得ます。

公開日: 2026年09月28日 05:35