研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
食品に含まれるメラトニンと心血管の健康――総説論文の紹介
心血管疾患は今も世界で最も多い死因であり、その負担は低・中所得国に偏って重くのしかかっている、と著者らは問題の出発点に置いています。こうした状況のなかで、費用がかからず誰にでも手が届く方法で心血管の健康を支える手立てがないかという関心が高まっています。
公開日: 2026年09月28日 10:05
乳酸菌5株のプロバイオティクス特性と抗菌物質を評価した研究
複数の抗菌薬が効かなくなった細菌(多剤耐性菌)の増加は、食品の安全性、とくに食品の保存という面で大きな課題になっています。著者らは、こうした状況に対して、食品の発酵などに用いられる乳酸菌が手がかりになりうると位置づけています。乳酸菌は抗菌物質(AMS)やバクテリオシン様阻害物質(BLIS、細菌がつく…
公開日: 2026年09月28日 10:01
中小食品企業で働くムスリム従業員は「ハラーラン・タイイバン」をどこまで理解しているか
この研究は、食品分野の中小企業(SME)で働くムスリム従業員が「ハラーラン・タイイバン」という概念をどの程度理解しているかを調べたものです。
公開日: 2026年09月28日 09:57
コーヒー焙煎の温度プロファイルを画面から選べる制御装置の試作 —— PLCとHMIを組み合わせた設計と検証
コーヒーの味や香り、色といった感覚的な特徴は、焙煎中の温度と時間の組み合わせで大きく変わります。ところが著者らによれば、その設定は豆の性質や作業者の経験に頼る部分が大きく、標準化が難しいままです。産業規模の工場であっても作業者の判断が入るため、仕上がりのばらつきや再現性の低下、人的ミスが避けにくいと…
公開日: 2026年09月28日 09:41
アミノ酸スレオニンを加えてプロバイオティクスヨーグルトの風味を高める試み
ヨーグルトの香りや味わいは、乳を発酵させる乳酸菌が作り出す乳酸や、揮発性の香気成分によって生まれます。著者らによれば、その中でもアセトアルデヒドはヨーグルトらしい風味を決める重要な成分で、量が足りないと風味がぼやけた印象になるとされています。
公開日: 2026年09月28日 09:20
硫酸塩とマグネシウムを多く含むミネラルウォーターと便通に関する無作為化試験
慢性的な便秘は、腹部と脳の相互作用にかかわる不調のひとつとして広く知られており、生活の質を下げるだけでなく、医療費の面でも負担になると報告されています。治療の第一歩としては薬ではなく、食事や生活習慣の見直しが取られることが多く、その中には十分な水分をとることも含まれます。
公開日: 2026年09月28日 09:06
腸の病気の治療をめざす「工学的に改変した細菌」研究――発表論文の動向を数量的に整理した分析
炎症性腸疾患(IBD)や大腸がん、腸の感染症など、腸に関わる病気は世界中で多くの人の健康に影響しています。原著論文の著者らは、これらの病気に対する新しい治療の候補として注目されている「工学的に改変した細菌(engineered bacteria)」と「工学的に改変したプロバイオティクス(engine…
公開日: 2026年09月28日 09:02
食事・栄養素は子宮内膜症にどう関わるか——最新研究をまとめた文献レビュー
子宮内膜症は、子宮の内側を覆う組織(子宮内膜の腺と支持組織)が子宮の外側で育ってしまう、慢性の炎症性でホルモンに左右される病気です。著者らによれば、生殖年齢の女性のおよそ10%にみられ、月経痛が強い人では30〜40%に及ぶと報告されています。慢性的な骨盤の痛み、月経痛、性交時の痛み、疲労感、抑うつ、…
公開日: 2026年09月28日 08:57
ぶどう種子の粉をトルコの伝統麺「エリシテ」に混ぜると何が変わるか
トルコで広く親しまれている麺「エリシテ」は、小麦粉、卵、塩、水を混ぜて固めの生地をつくり、薄く延ばして短く切り、乾燥させた保存のきく食品です。味にくせがなく作り方も単純で日持ちするため、栄養面を強化する土台として向いていると研究チームは述べています。
公開日: 2026年09月28日 08:53
オホーツク海の主要な漁獲魚に微量元素はどのようにたまるのか
オホーツク海は、海底や陸上の火山活動、そして深い層の水が表層へ湧き上がる「湧昇(ゆうしょう)」によって、栄養となる元素や各種の元素が多く含まれる特徴的な海域です。著者らは、この条件が高い生物生産力を支え、この海域をロシアの重要な漁場にしていると説明しています。ロシアの水産資源全体の漁獲のおよそ40%…
公開日: 2026年09月28日 08:46
イチゴ栽培におけるケイ素の葉面散布と根への施用 ― 3種のケイ素資材を比較した研究
ケイ素は、作物の生産性や品質を高める手立ての一つとして注目されてきた要素です。研究チームは、この着眼点にもとづき、イチゴ栽培においてどのケイ素資材が、またどの施用経路が有効なのかを確かめることを目的としました。
公開日: 2026年09月28日 08:39
メキシコ・サカテカス州で栽培されたビートの成分と機能性を調べた研究
ビート(テーブルビート、学名 Beta vulgaris L.)は、ビタミンや食物繊維、ミネラルといった栄養素に加え、体内ではたらきを持つとされる成分(生体活性成分)を含むことから、「スーパーフード」と呼ばれることがあります。しかし論文の著者らは、メキシコで栽培されたこの根菜については研究がごく少な…
公開日: 2026年09月28日 08:26