研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

頭頸部がんで化学放射線療法を受ける低栄養の患者において、たんぱく質・分岐鎖アミノ酸の摂取量と歩行能力の関連を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

頭頸部がんで化学放射線療法を受ける低栄養の患者において、たんぱく質・分岐鎖アミノ酸の摂取量と歩行能力の関連を調べた研究

頭頸部がん(口やのど、鼻など頭と首の領域に生じるがん)の患者は、低栄養や身体機能の低下が起こりやすい集団だと、著者らは説明しています。治療にともなって食事が十分にとれなくなることが背景にあります。

公開日: 2026年09月29日 05:25

グルテンフリーの冷凍ペリメニをつくるには——米・トウモロコシ・亜麻の粉とナス粉末を使った技術開発 研究論文OpenAlexウクライナ

グルテンフリーの冷凍ペリメニをつくるには——米・トウモロコシ・亜麻の粉とナス粉末を使った技術開発

小麦を避けなければならない人にとって、冷凍の調理済み半製品は選択肢が限られます。研究チームは、この背景として二つの技術的な課題を挙げています。一つは、多くのグルテンフリー食品で抗酸化物質と食物繊維が不足しがちであること。もう一つは、グルテン(小麦に含まれ、生地に粘りと弾力を与えるたんぱく質)がないと…

公開日: 2026年09月29日 05:20

妊娠高血圧と50歳未満の心血管イベント ― オーストラリアの長期追跡研究から 研究論文OpenAlexオーストラリア

妊娠高血圧と50歳未満の心血管イベント ― オーストラリアの長期追跡研究から

心血管疾患は世界の女性の死因の第1位であり、若い年代での発症をいかに防ぐかが課題となっています。妊娠中に血圧が高くなる「妊娠高血圧症候群(HDP)」は、妊娠中に新たに生じる妊娠高血圧や、子癇前症・子癇を含む状態で、妊婦の数%から10%程度に起こるとされます。著者らは、HDPが心血管疾患のリスクをおよ…

公開日: 2026年09月29日 05:16

ベッカー型筋ジストロフィーの成人における食事のたんぱく質摂取量と体脂肪・生活の質との関連を調べた研究 研究論文OpenAlexイギリス

ベッカー型筋ジストロフィーの成人における食事のたんぱく質摂取量と体脂肪・生活の質との関連を調べた研究

ベッカー型筋ジストロフィー(BMD)は、筋肉の維持に関わるジストロフィンというたんぱく質が十分につくられないために起こる、まれな遺伝性の病気です。X染色体上の遺伝子が関係するため主に男性に生じ、骨格筋の衰えと身体機能の低下が徐々に進み、最終的に生活の質(QoL:本人が感じる生活の満たされ具合)の低下…

公開日: 2026年09月29日 05:12

口腔リクプランと ビタミンD・心理的要因の関わりを整理した文献レビュー 研究論文OpenAlexポーランド

口腔リクプランと ビタミンD・心理的要因の関わりを整理した文献レビュー

口の中の粘膜に慢性的な炎症が起こる病気として、口腔リクプラン(oral lichen planus、OLP)が知られています。著者らの説明によれば、これはTリンパ球という免疫細胞が関わる病気で、行き過ぎた自己免疫反応によって粘膜の最も深い層にある細胞(基底層のケラチノサイト)が死んでいくと考えられて…

公開日: 2026年09月29日 05:02

「食べ物のパラドックス」——他の生き物に由来する物質は、どのようにして自分の一部になるのか 研究論文OpenAlexイタリア

「食べ物のパラドックス」——他の生き物に由来する物質は、どのようにして自分の一部になるのか

著者らは、生き物が生きるために欠かせない食べ物が、そもそも他の生物に由来する生物学的な物質であるという点に注目しています。食べ物に含まれるタンパク質、多糖、脂質といった大きな分子(高分子)は、そのままの形では人のからだの分子とは構造が異なるため、消化される前の段階では「非自己」、つまり自分のものでは…

公開日: 2026年09月29日 04:55

寛解期にある思春期の炎症性腸疾患患者の食習慣に関する調査 研究論文OpenAlexハンガリー

寛解期にある思春期の炎症性腸疾患患者の食習慣に関する調査

炎症性腸疾患(IBD)は、クローン病や潰瘍性大腸炎を含む腸の慢性的な炎症性疾患の総称です。著者らは、IBDの発症率が世界的に増加しており、その発症や経過には食事に関わる要因も関与していると述べています。

公開日: 2026年09月29日 04:49

看護学生の生活習慣と健康状態の関連を調べた調査報告 研究論文OpenAlexインド

看護学生の生活習慣と健康状態の関連を調べた調査報告

生活習慣とは、個人や集団が日々どのように暮らしているかという行動のパターンを指します。家族や教員、ソーシャルメディアなど周囲との関わりがその形成に影響するとされています。看護を学ぶ学生は、授業や試験といった学業の負担と、実習など臨床での責任という二重の負担を抱えており、健康的な生活のリズムを保ちにく…

公開日: 2026年09月29日 04:45

学校給食は「権利」と「投資」をつなげるか――インドネシア無償栄養給食プログラムの評価研究 研究論文OpenAlexインドネシア

学校給食は「権利」と「投資」をつなげるか――インドネシア無償栄養給食プログラムの評価研究

インドネシアでは2025年1月に「無償栄養給食プログラム(MBG)」が始まり、急速に規模を広げてきました。著者らによれば、政府の公式報告では2026年3月31日時点で全国26,362か所の栄養提供サービス拠点(SPPG)を通じて約6,180万人が対象となり、そのうち約4,950万人が児童・生徒だった…

公開日: 2026年09月28日 21:38

赤や黄の色素をもつ植物6種を比べる──ベタレインとポリフェノールの組成と生物活性の関係を調べた研究 研究論文OpenAlexポーランド

赤や黄の色素をもつ植物6種を比べる──ベタレインとポリフェノールの組成と生物活性の関係を調べた研究

食後に血糖値が急に上がる状態や、糖とタンパク質が酵素によらずに結びついてできる「終末糖化産物(AGEs)」の生成は、互いに関係しながら体に負担をかける現象として知られています。研究チームは、こうした過程に関わる二つの消化酵素に着目しました。α-アミラーゼはデンプンの分解を始める酵素、α-グルコシダー…

公開日: 2026年09月28日 21:31

赤ビーツの皮の粉末と揚げ油の違いがミートボールの品質とアクリルアミド生成に与える影響 研究論文OpenAlexトルコ

赤ビーツの皮の粉末と揚げ油の違いがミートボールの品質とアクリルアミド生成に与える影響

赤ビーツ(Beta vulgaris L.)を加工する際に出る皮は、通常は廃棄される副産物ですが、論文によれば、赤紫色のもととなるベタレイン色素をはじめ、ポリフェノール、食物繊維、ミネラルを豊富に含み、抗酸化性を持つ素材として注目されています。一方、ミートボールのような食肉製品は加工・保存の過程で脂…

公開日: 2026年09月28日 20:39

東アジア型の食事を取り入れたケトン食は、肥満を伴う多内分泌代謝性卵巣症候群にどう作用したか 研究論文OpenAlex中国

東アジア型の食事を取り入れたケトン食は、肥満を伴う多内分泌代謝性卵巣症候群にどう作用したか

多内分泌代謝性卵巣症候群(PMOS)は、生殖年齢の女性に多い内分泌・代謝の病気で、2026年に国際的な合意の手続きを経て、それまでの「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」から名称が変更されました。論文の説明によれば、この新しい呼び方は、卵巣の嚢胞だけが本質的な特徴であるかのような印象を避け、全身の内分泌…

公開日: 2026年09月28日 20:34