研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

色の違うパプリカ3種の栄養価を比べた研究 ― ダラット高原での栽培品を対象に 研究論文OpenAlexベトナム

色の違うパプリカ3種の栄養価を比べた研究 ― ダラット高原での栽培品を対象に

パプリカ(Capsicum annuum L. var. grossum)は、赤・黄・緑と色によって見た目が大きく異なる野菜です。研究チームは、ベトナムのダラット高原で栽培された色の異なるパプリカについて、栄養価、植物に含まれる化学成分(ファイトケミカル)、そして抗酸化作用を評価することを目的に調査…

公開日: 2026年09月30日 19:50

夜勤中の食事と血糖はどう変わるか――実際の職場で測った観察研究の報告 研究論文OpenAlexイギリス

夜勤中の食事と血糖はどう変わるか――実際の職場で測った観察研究の報告

夜勤などの交代制勤務は、欧州連合の就業者の21%が従事しているとされ、スイスでも約60万人が交代制や恒常的な夜勤といった不規則な勤務時間で働いていると論文は紹介しています。夜間の光を浴び、遅い時間に食事をとり、睡眠時間が削られることで、体内時計が外の環境のリズムとずれる「概日リズムのずれ(サーカディ…

公開日: 2026年09月30日 19:42

大腸菌に感染したラットで、乳酸菌由来のプロバイオティクスとポストバイオティクスが腎臓と生殖機能に与えた影響 研究論文OpenAlexイラン

大腸菌に感染したラットで、乳酸菌由来のプロバイオティクスとポストバイオティクスが腎臓と生殖機能に与えた影響

尿路や生殖器が大腸菌(Escherichia coli)に感染すると、男性では腎臓や生殖機能の不調につながることがあり、精子がつくられる過程や妊よう性が損なわれる場合があると研究チームは述べています。

公開日: 2026年09月30日 19:37

食品に含まれるγ-アミノ酪酸(GABA)――生理作用とそのしくみをめぐる研究の整理 研究論文OpenAlex中国

食品に含まれるγ-アミノ酪酸(GABA)――生理作用とそのしくみをめぐる研究の整理

γ-アミノ酪酸(GABA)は、発芽玄米や大麦、トマト、ホウレンソウ、緑茶、発酵食品などに含まれる成分です。タンパク質の材料にはならない「非タンパク質アミノ酸」の一種で、グルタミン酸から炭酸ガスが外れる反応(脱炭酸)によってつくられます。分子量は103.12 g/mol、融点は202 ℃で熱に比較的強…

公開日: 2026年09月30日 14:20

葉酸と2型糖尿病――ビタミンB9をめぐる研究の整理 研究論文OpenAlex中国

葉酸と2型糖尿病――ビタミンB9をめぐる研究の整理

2型糖尿病は、インスリンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」と、インスリン分泌の低下によって起こる慢性の代謝疾患です。著者らによれば、病気の初期には筋肉・脂肪組織・肝臓でインスリンの感受性が下がり、血糖を下げる働きが鈍ります。それを補うために膵臓が過剰にインスリンを出す状態が続き、やがて腎症・網膜症…

公開日: 2026年09月30日 13:42

アーモンド搾りかす由来タンパク質を加工し、クルクミンを包み込むゲルをつくる研究 研究論文OpenAlex中国

アーモンド搾りかす由来タンパク質を加工し、クルクミンを包み込むゲルをつくる研究

アーモンドミルクを作る際には、油や液を搾ったあとに「搾りかす」が残ります。論文によれば、この搾りかすは主に飼料の原料として使われていますが、タンパク質を42〜61 g/100 g含み、そのうち約半分はグロブリンという種類のタンパク質だと報告されています。著者らは、この甘扁桃(スイートアーモンド)搾り…

公開日: 2026年09月30日 12:19

若年成人の超加工食品の摂取と食生活のパターン——既存研究をまとめた論文の紹介 研究論文OpenAlexインド

若年成人の超加工食品の摂取と食生活のパターン——既存研究をまとめた論文の紹介

著者らは、若年成人の間で超加工食品(UPF)の摂取が食習慣とどう結びついているかを検討しました。UPFとは、工業的な加工を重ねて作られた食品のことで、現代の食事では広く使われるようになっています。

公開日: 2026年09月30日 09:40

メラトニンをβ-シクロデキストリンで包み込む――ミニトマトの保存中の変化を抑える処理の検討 研究論文OpenAlexベトナム

メラトニンをβ-シクロデキストリンで包み込む――ミニトマトの保存中の変化を抑える処理の検討

ミニトマトは収穫後も熟成が進みやすく、色づきや水分の減少、酸味の低下といった変化が短期間で進んで品質が落ちてしまいます。著者らは、この収穫後の品質劣化を抑える処理を探るために本研究を行いました。

公開日: 2026年09月30日 09:35

アメリカ人参と熟成プーアル茶を混ぜ合わせた飲料の風味と成分を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

アメリカ人参と熟成プーアル茶を混ぜ合わせた飲料の風味と成分を調べた研究

熟成プーアル茶(熟茶)は、独特の風味と健康面での期待から広く飲まれているお茶です。ただし研究チームは、その風味の好まれやすさにはまだ改善の余地があると指摘しています。そこで、味わいの質を高め、商品の形を広げる方法として、別の植物と混ぜ合わせる(ブレンドする)やり方に注目しました。

公開日: 2026年09月30日 09:25

魚のアレルゲン「パルブアルブミン」は加熱でどう変わるか——20種の魚で調べた研究 研究論文OpenAlex

魚のアレルゲン「パルブアルブミン」は加熱でどう変わるか——20種の魚で調べた研究

魚アレルギーの主な原因物質として知られているのが、パルブアルブミンというタンパク質です。分子量は約11〜12キロダルトンで、カルシウムイオンと結びつく性質を持ち、多くの硬骨魚の筋肉に含まれています。論文によれば、魚アレルギー患者の半数以上がこのタンパク質に反応する検査結果を示すと報告されており、しか…

公開日: 2026年09月30日 09:20

タマネギ畑のそばで採れた蜂蜜は「タマネギ蜜」なのか——花粉と化学成分から原料植物を確かめた事例研究 研究論文OpenAlexトルコ

タマネギ畑のそばで採れた蜂蜜は「タマネギ蜜」なのか——花粉と化学成分から原料植物を確かめた事例研究

蜂蜜の成分は、ミツバチがどの植物から蜜を集めたかを反映します。そのため、産地表示や品質評価では「植物由来(botanical origin)」の確認が重要になります。一方で、周囲にある作物がいくら豊富に咲いていても、ミツバチがその花を選ぶとは限りません。

公開日: 2026年09月30日 09:14

インド型カリフラワーの雄性不稔系統を花と種子のつくりから調べる 研究論文OpenAlexインド

インド型カリフラワーの雄性不稔系統を花と種子のつくりから調べる

カリフラワーでは、品質がそろい生産性の高いF₁雑種(一代雑種)が広く使われています。しかし雑種の種子を大量につくるには、花のおしべを一つずつ手で取り除く作業が必要で、手間と費用が大きな制約になります。そこで利用されるのが「雄性不稔」、つまり花粉が機能しない性質です。花粉をつくれない系統を母親側に使え…

公開日: 2026年09月30日 09:09