研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
植物性中心の食事をする女性と雑食の女性で、「慰めの食べ物」への欲求はどう違うか
気分が落ち込んだときなどに心の慰めとして食べたくなる料理や食品は「コンフォートフード(慰めの食べ物)」と呼ばれます。チョコレートやポテトチップスのように、甘さや脂肪、炭水化物が多く、なめらかさや温かさといった心地よい風味や食感を持つものが多いとされています。こうした食べ物への欲求には心理的な働きと体…
公開日: 2026年10月12日 05:04
レジ前の商品を健康的なものに限る条例は店頭をどう変えたか 米カリフォルニア州ペリス市の自然実験による評価
スーパーなどのレジ周りには、キャンディーやスナック菓子、砂糖入り飲料が並んでいることがよくあります。研究チームによると、こうした配置はメーカーが販売契約を通じて費用を払って確保しているもので、列に並んで待つ客の衝動買いを促すことが知られています。米国では成人の36%がレジ周りの食品や飲料を購入してい…
公開日: 2026年10月12日 04:57
自分の食事の質をどう評価しているかを測る新しい質問票の開発
自分の食事がどのくらい健康的だと思っているかという自己評価は「知覚された食事の質」と呼ばれます。これまでの研究では、この自己評価が高い人ほど心臓や代謝に関わる健康指標が良い傾向があると報告されてきました。ただし、自己評価はたいてい「あなたの食事は全体としてどのくらい健康的ですか」という一つの質問で測…
公開日: 2026年10月11日 21:56
若年成人の食事パターンと体脂肪の関係:英国の大学生111人を対象にした横断研究
大学に入学する頃の若者は、食品の購入や食事の準備を自分で決めるようになり、住まいや人間関係、学業、経済状況も大きく変わります。著者らは、この「成人形成期」に身についた食習慣が、のちの体重や体脂肪にかかわる可能性に注目しています。
公開日: 2026年10月11日 21:49
UAEの大学生にみる食事の炎症指標・食行動と体組成の関係
食事の内容には、体内の炎症を促しやすいものと抑えやすいものがあると考えられており、その傾向を数値で表す指標として「食事性炎症指数(DII)」が使われています。また、過度な食事制限や食べ物へのこだわりといった、乱れた食行動も体の状態に関わる可能性があります。
公開日: 2026年10月11日 08:33
中等度以上の栄養リスクがある神経芽腫の子どもでの経腸栄養サポートと、手術・化学療法後の合併症や栄養状態の関係
神経芽腫は、副腎や背骨の近くにある神経のもとになる未熟な細胞から生じる、子どもに多いがんです。治療では手術や化学療法などを組み合わせることが多く、その過程で食事が十分にとれなくなり、栄養状態が悪化しやすいことが知られています。著者らによると、栄養リスクが中等度以上の子どもは免疫の働きが弱まりやすく、…
公開日: 2026年10月11日 08:28
学校給食の新しい植物性メニューを子どもは受け入れるのか:欧州12か国の給食での食べ残しと食の価値観の関係
学校給食は、家庭の経済状況にかかわらず子どもに同じ食事を届け、より健康的で環境にも配慮した食習慣を育てる場として期待されています。一方で、野菜や豆類を中心とした新しいメニューは子どもの好みに合わず、食べ残しが増えやすいという課題もあります。論文によれば、給食の食べ残しは食事全体の重さの約15〜40%…
公開日: 2026年10月11日 08:22
ファイトケミカルを多く含む食品からのエネルギー割合(ファイトケミカル指数)と大腸がん、血液中の指標との関連を調べた症例対照研究
大腸がんは世界で多くみられるがんの一つです。論文によれば、食生活や生活習慣が急速に変化している国々を中心に、その負担は増え続けています。これまでの研究では、果物、野菜、豆類、全粒穀物、ナッツなど植物由来の食品を多くとる食事パターンほど、大腸がんになりにくい傾向が報告されてきました。こうした食品には、…
公開日: 2026年10月11日 08:16
モルドバの成人を対象にした加工食品・超加工食品の摂取状況の調査
加工食品と、工業的な加工の度合いがより高い「超加工食品」は、日常の食事に広く入り込んでいます。研究チームは、モルドバ共和国の成人を対象に、こうした食品をどの程度食べているかを把握しようとしました。調査結果から実践的な提言を導くことも目的としています。
公開日: 2026年10月11日 06:09
インドの成人の糖質・たんぱく質・脂質の摂取状況:2型糖尿病の有無で比べた多施設調査
インドでは2型糖尿病を抱える人が多く、食生活や食品をとりまく環境も変化を続けています。インドの食事では、米や小麦などの穀類に由来する炭水化物(糖質)が今もエネルギーの大きな供給源です。ただし、炭水化物が体に与える影響は量だけでなく、どの食品から摂るか、食物繊維をどれだけ含むか、どの程度精製・加工され…
公開日: 2026年10月11日 05:53
米国の乳児で、超加工食品を多く食べるほど添加糖とナトリウムの摂取量が多い傾向:離乳期の食事記録に基づく研究
米国では、手軽に使える市販のベビーフードが広く普及しています。こうした中で、乳児が栄養密度の低い食品を多く食べることの長期的な影響が懸念されています。特に注目されているのが「超加工食品」です。超加工食品とは、工業的な加工を何段階も経て作られ、家庭の調理ではあまり使わない原料や添加物を含むことが多い食…
公開日: 2026年10月11日 05:49
産後の慢性的なエネルギー不足と食生活の乱れがある母親への助産ケア:インドネシアの保健センターからの症例報告
出産後に体が回復していく期間を産褥期といいます。この時期は、傷の回復や母乳づくりのために多くの栄養が必要です。しかし、エネルギーや栄養素の不足が長く続く「慢性エネルギー不足(KEK)」の状態にあると、回復の遅れや母乳の出への影響、感染症などのリスクが高まるとされています。著者らは、食生活の乱れがこの…
公開日: 2026年10月11日 05:44