研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
紫外・可視光で生ショウガの成分と収穫時期を見分ける試み
インドネシアで栽培される赤ショウガ(Zingiber officinale var. rubrum)は、辛みと香りのもとになるジンゲロールを多く含み、食品や製薬の原料として使われています。論文によれば、インドネシアの製薬業界は医薬原料用の赤ショウガに総ジンゲロール1.5%以上を求めており、そのため植…
公開日: 2026年10月04日 05:20
腸内細菌と心血管代謝疾患——プロバイオティクス研究の現状を整理した総説
肥満、2型糖尿病、高血圧、脂肪肝、心不全などは、それぞれ別の病気として扱われがちですが、互いに深く関わり合っています。著者らはこれらをまとめて「心血管代謝疾患」と呼び、都市化や生活習慣の変化、高齢化を背景に世界的な健康課題になっていると述べています。論文によれば、非感染性疾患による死亡のほぼ半数がこ…
公開日: 2026年10月04日 05:15
ノニ果実エキスを粉末に包み込む——キトサン濃度が微小カプセルの性質をどう変えるか
ノニ(Morinda citrifolia L.)はアカネ科の植物で、論文の著者らによれば、抗菌・抗炎症・抗酸化作用や代謝調節に関わる働きが報告されています。その成分のうちスコポレチンは、ノニの脂質改善作用に関係するとされる主要な指標成分で、コレステロール代謝に関わる酵素の働きを調節することが報告さ…
公開日: 2026年10月04日 05:11
アナトリア産の食用野生キノコ2種、抗酸化のはたらきを酵素と成分の両面から調べた研究
トルコのアナトリア地方には、古くから食用にされてきた野生キノコがあります。論文によれば、トルコのウルダー(Uludağ)地域の人々は長年、生のものや乾燥させたものを食べてきており、特に9月には多くの村人が家族とともに山へ入り、冬の食料として野生キノコを採取してきました。しかし著者らは、このうちカラカ…
公開日: 2026年10月04日 05:05
収穫前の葉面散布と天然コーティングでウチワサボテン果実の鮮度を保つ試み
ウチワサボテン(Opuntia ficus-indica L. Mill.)の果実は、いわゆるプリックリーペア(和名のひとつはウチワサボテンの果実)として知られています。著者らによれば、この果実は非常に傷みやすく、収穫後の急速な劣化によって貯蔵できる期間が短く、商業的な流通も大きく制限されてしまいま…
公開日: 2026年10月04日 04:58
ショウガ粉末を飼料に加えるとウズラの成長や肉の付き方はどう変わるか
家禽の飼育では、成長を促し飼料の利用効率を高める目的で、長らく抗生物質が飼料添加物として使われてきました。しかし論文は、抗生物質に耐性をもつ病原菌が現れることや、鶏肉などの製品に薬剤が残ることへの懸念から、欧州委員会が成長促進目的での飼料への抗生物質使用を禁止したと説明しています。そのため、代わりと…
公開日: 2026年10月04日 04:54
ファストフードを食べる頻度と高血圧は結びつくのか——インドネシア・バタム市で46〜59歳を調べた報告
高血圧は、血管にかかる圧力が通常より高い状態が続く病気です。原著の著者らは、収縮期血圧(心臓が縮んで血液を送り出すときの圧力)が140mmHg以上、拡張期血圧(心臓がゆるんだときの圧力)が90mmHg以上を高血圧とする基準を紹介しています。はっきりした症状が出ないまま進むことが多いため「サイレント・…
公開日: 2026年10月04日 02:09
高齢男性の隔日断食中に、体重あたりのタンパク質・ロイシン補給は筋肉や代謝指標を改善したか——無作為化比較試験の報告
肥満や過体重は世界的な健康課題であり、体重を減らす方法として「隔日断食(ADF)」のような食事法が用いられています。ADFとは、24時間ごとに自由に食べる日(摂食日)と、摂取カロリーを大きく抑える日(断食日)を交互に繰り返す方法です。著者らの説明によれば、こうした食事だけによる減量は体重や体脂肪を減…
公開日: 2026年10月04日 02:03
食品の化学物質を「人の体に届いた量」から捉え直す——精密毒性学の枠組みを提案した論文
食品の安全性評価は長年、化学物質を一つずつ取り上げ、食品中にどれだけ含まれるか、人がどれだけ摂取すると推定されるか、どんな毒性があるかを調べて、健康に基づく指標値を定めるという方法で進められてきました。著者らは、この考え方が現代の食品規制の土台であることを前提として認めたうえで、それだけでは説明しき…
公開日: 2026年10月04日 01:57
外食・中食で「国産食材」はどれくらい重視されるか——日本の消費者調査から
共働き世帯の増加や時間的な余裕の減少などを背景に、家庭で調理する食事から、持ち帰り弁当やおにぎり、総菜といった「中食」、そして「外食」へと食生活の重心が移ってきました。著者らは、2020年時点で中食が家計の食料支出の13.8%、外食が20.6%を占め、合わせて食費全体の3分の1を超えると指摘していま…
公開日: 2026年10月04日 01:37
減量中の筋肉量は保てるか——全身電気刺激トレーニングと食事制限を組み合わせた研究
食事のカロリーを抑えて体重を落とすと、脂肪だけでなく骨格筋(体を動かす筋肉)も減ってしまうことが知られています。筋肉が減れば体力や生活の質の低下につながりかねないため、減量中にいかに筋肉を保つかが課題になります。
公開日: 2026年10月04日 01:32
タイオバの葉抽出物を加えたデンプンの乾燥挙動と機能性を調べた研究
タイオバ(Xanthosoba sagittifolium、学名表記はXanthosoma sagittifolium)は中南米の熱帯地域に自生する植物で、「非慣行食用植物」に分類されます。地下の塊茎(ちかけい、地中の茎が養分をためて太くなった部分)はデンプンの供給源となり、葉にはタンパク質や食物繊…
公開日: 2026年10月04日 00:45