研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

超加工食品の研究成果を、臨床の食事指導でどの「解像度」で使うべきかを論じた意見論文 研究論文OpenAlexオーストラリア

超加工食品の研究成果を、臨床の食事指導でどの「解像度」で使うべきかを論じた意見論文

加工度の高い食品、いわゆる「超加工食品」をどう扱うかは、食事指導でも関心が高まっている話題です。今回紹介する論文は、新しいデータを集めた実験や調査ではなく、著者らが自らの考えを示す意見論文です。抄録によると、著者らは超加工食品に関する研究成果を、栄養士などが行う臨床の食事指導にどう生かすのが適切かを…

公開日: 2026年10月13日 05:10

インドネシアのハラール食品研究はどう広がってきたか――論文データから全体像をたどる計量書誌分析 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシアのハラール食品研究はどう広がってきたか――論文データから全体像をたどる計量書誌分析

ハラール食品とは、イスラム教の教えに照らしてムスリムが口にしてよいとされる食べ物や飲み物のことです。原材料が許されたものかどうかだけでなく、どこから調達し、どう製造・保管・流通させたかまで含めて問われます。さらに近年は、安全で健康的、品質の良い食べ物であることを重視する「タイイブ」という考え方と結び…

公開日: 2026年10月12日 11:52

中国南部の中高年で20年間に食事パターンはどう変わったか:広東省の栄養調査4回分の分析と過体重・肥満との関連 研究論文OpenAlex中国

中国南部の中高年で20年間に食事パターンはどう変わったか:広東省の栄養調査4回分の分析と過体重・肥満との関連

中国では過去数十年で食生活が大きく変わり、同時に過体重や肥満の人も増えてきました。中年期以降は体の組成やエネルギー代謝が変わり、慢性疾患も重なりやすいため、体脂肪の蓄積による影響を受けやすい年代とされています。一方で、この年代の食事の組み合わせが長期間にどう移り変わり、それが肥満とどう関係しているか…

公開日: 2026年10月12日 11:42

大学生が任意強化食品を意識して選ぶ背景と食事の質との関係を調べた研究 研究論文OpenAlexポーランド

大学生が任意強化食品を意識して選ぶ背景と食事の質との関係を調べた研究

食品の「栄養強化」とは、ビタミンやミネラルなどの栄養素を食品に加えることです。法律で義務づけられる強化もあり、甲状腺腫を防ぐためのヨウ素添加塩がその例です。一方、メーカーが製品の栄養価や商品としての魅力を高めるために自主的に栄養素を加えることもあり、これを「任意強化」と呼びます。ビタミン入りの朝食用…

公開日: 2026年10月12日 10:50

学齢期の子どもの栄養素摂取量と認知機能の関連:イスラエルのアラブ系児童を対象にした横断研究 研究論文OpenAlexイスラエル

学齢期の子どもの栄養素摂取量と認知機能の関連:イスラエルのアラブ系児童を対象にした横断研究

子どもの脳は学齢期に入っても発達を続けます。そのため、この時期の食事が認知機能に関わる可能性が考えられてきました。しかし、これまでの研究の多くは「健康的な食事パターン」のような食生活全体を扱っており、どの栄養素が関わるのかは十分に分かっていません。たんぱく質や脂質などの主要栄養素、食物繊維、脂肪酸の…

公開日: 2026年10月12日 10:46

診断直後で未治療のADHDの子どもの食行動と食事内容を、年齢・性別をそろえた子どもと比べた研究 研究論文OpenAlexトルコ

診断直後で未治療のADHDの子どもの食行動と食事内容を、年齢・性別をそろえた子どもと比べた研究

注意欠如・多動症(ADHD)は、不注意、多動性、衝動性が年齢に見合わない程度で続く、子どもに多い発達の特性です。こうした特性が食べ方や食べ物の選び方に関わる可能性は以前から指摘されてきましたが、これまでの研究結果は一致していませんでした。

公開日: 2026年10月12日 10:43

医学生の食習慣と体の検査値の関係を探る:寮生と自宅通学生の比較 研究論文OpenAlexインド

医学生の食習慣と体の検査値の関係を探る:寮生と自宅通学生の比較

若い時期に身につけた食習慣は、その後の長い健康や代謝の状態に影響すると考えられています。医学生は勉強の負担、不規則な生活、寮での暮らしなどから、食事を抜いたり偏った食事をとったりしやすいとされてきました。

公開日: 2026年10月12日 10:16

ニュージーランドの元オリンピック・コモンウェルスゲームズ代表選手は、高齢期に何を食べているのか 研究論文OpenAlexニュージーランド

ニュージーランドの元オリンピック・コモンウェルスゲームズ代表選手は、高齢期に何を食べているのか

若い頃にトップレベルで競技をしていた人は、引退して高齢になったあとも食生活に恵まれているのでしょうか。この論文の研究チームは、オリンピックやコモンウェルスゲームズ(英連邦諸国を中心とする総合競技大会)にニュージーランド代表として出場した経験を持つ高齢の元選手を対象に、日々の食事から何をどれだけとって…

公開日: 2026年10月12日 10:10

アルツハイマー病とDHA:基礎研究と臨床試験のずれを整理した総説 研究論文OpenAlex中国

アルツハイマー病とDHA:基礎研究と臨床試験のずれを整理した総説

アルツハイマー病は、記憶や思考などの認知機能が徐々に低下していく神経変性疾患です。著者らが注目したのは、魚油などに含まれるω-3系多価不飽和脂肪酸の一種であるドコサヘキサエン酸(DHA)です。DHAは脳に最も多く含まれるω-3系脂肪酸で、神経細胞の構造や働きに欠かせない成分とされています。

公開日: 2026年10月12日 09:49

中学生の超加工食品の摂取頻度と体格の関連:インドネシアの一中学校での調査 研究論文OpenAlexインドネシア

中学生の超加工食品の摂取頻度と体格の関連:インドネシアの一中学校での調査

工場で加工された菓子や甘い飲料、インスタント麺などは「超加工食品」と呼ばれます。手軽でおいしい一方、エネルギー、糖分、塩分、脂肪が多く、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素が少ないとされています。インドネシアの研究チームは、こうした食品へ食生活が移りつつあることが、成長期の子どもの栄養状態に影響してい…

公開日: 2026年10月12日 09:47

学校での栄養教育は思春期の高血圧予防に役立つか:モザンビーク・テテの中等学校での検証 研究論文OpenAlexモザンビーク

学校での栄養教育は思春期の高血圧予防に役立つか:モザンビーク・テテの中等学校での検証

高血圧は世界的に早すぎる死の主な原因の一つで、これまでは主に大人の病気と考えられてきました。著者らは、低・中所得国の思春期の若者でも高血圧やその危険因子が増えていると指摘しています。都市化や食生活の変化により、塩分・糖分・飽和脂肪の多い超加工食品(工場で高度に加工された菓子や清涼飲料などの食品)が身…

公開日: 2026年10月12日 09:44

ブラジル北部地域の乳幼児の食料不安:社会経済的な要因と食事・栄養との関連を整理した文献レビュー 研究論文OpenAlexブラジル

ブラジル北部地域の乳幼児の食料不安:社会経済的な要因と食事・栄養との関連を整理した文献レビュー

「食料不安」とは、十分な量や質の食べ物を安定して手に入れられない状態を指します。この研究は、ブラジル北部地域で暮らす5歳未満の子どもを対象に、食料不安に関わる社会経済的な要因と、それが子どもの食事や栄養状態にどのように表れているかを分析することを目的としています。

公開日: 2026年10月12日 09:38