研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

淡水藻「カイ」を使った、飲み込みやすい3Dプリント食品用インクの配合を探る研究 研究論文OpenAlexタイ

淡水藻「カイ」を使った、飲み込みやすい3Dプリント食品用インクの配合を探る研究

食べ物や飲み物をうまく飲み込めない状態を「嚥下障害」といいます。脳卒中やパーキンソン病、加齢などさまざまな原因で起こり、低栄養や誤嚥性肺炎などにつながることがあります。嚥下障害のある人向けには、ペースト状などに硬さや形を調整した食事が用いられますが、見た目や食感が単調で食欲がわきにくく、食べる量が減…

公開日: 2026年10月11日 21:42

代替飼料で育てたヨーロッパヘダイの食感・色・香り・味わいを比べた研究 研究論文OpenAlexスペイン

代替飼料で育てたヨーロッパヘダイの食感・色・香り・味わいを比べた研究

地中海の養殖では、ヨーロッパヘダイ(学名 Sparus aurata、英名 gilthead sea bream)が経済的に重要な魚種です。従来の養殖用飼料は、天然魚から作る魚粉と魚油に大きく依存してきました。しかし、これらの海洋資源には限りがあります。そのため、配合量を減らす取り組みが続いています…

公開日: 2026年10月11日 21:37

刑務所から地域社会へ戻る女性を対象としたウェルネスプログラム中の食行動・身体活動・心の健康の変化 研究論文OpenAlexアメリカ

刑務所から地域社会へ戻る女性を対象としたウェルネスプログラム中の食行動・身体活動・心の健康の変化

著者らによると、刑務所などの矯正施設を出て地域社会での生活に戻る女性は、慢性疾患や心の健康の問題を多く抱えています。一方で、出所後に一時的に暮らす移行期の住居で、食事や運動などの生活習慣を整える取り組み(ライフスタイル医学に基づくプログラム)がどのような変化と関係するのかについては、知見が限られてい…

公開日: 2026年10月11日 21:32

短期間の低エネルギー状態は骨代謝の指標と炎症性物質にどう影響するか:たんぱく質摂取を保った場合との比較試験 研究論文OpenAlexブラジル

短期間の低エネルギー状態は骨代謝の指標と炎症性物質にどう影響するか:たんぱく質摂取を保った場合との比較試験

運動などで消費するエネルギーに対して食事からのエネルギーが大きく不足した状態は「低エネルギー利用可能性(LEA)」と呼ばれます。この状態が長く強く続くと、骨の健康を損なうおそれがあると考えられています。これまでの実験研究では、数日間エネルギーを制限すると、骨をつくる働きを反映する血中指標(P1NP)…

公開日: 2026年10月11日 21:27

タンパク質を加えて泡にし乾燥させた「トンカランギット」バナナ粉末の性質 研究論文OpenAlexインドネシア

タンパク質を加えて泡にし乾燥させた「トンカランギット」バナナ粉末の性質

インドネシア・マルク地方には、房が上向きに実り、果肉が鮮やかなオレンジ色をした固有のバナナ「トンカランギット」(学名 Musa troglodytarum)があります。先行研究では、この果肉はビタミンAのもとになるβ-カロテンを多く含むと報告されており、研究チームは、日持ちする粉末に加工できれば、あ…

公開日: 2026年10月11日 09:17

卵白ペプチドを含む複合サプリメントと健康な男性の性的な実感・疲労感の自己評価との関連を調べた後ろ向き解析 研究論文OpenAlex

卵白ペプチドを含む複合サプリメントと健康な男性の性的な実感・疲労感の自己評価との関連を調べた後ろ向き解析

男性の性の健康は、性欲、勃起、満足感などさまざまな要素から成り立ち、血管や神経、ホルモン、心理状態などが複雑に関わっています。研究チームは、こうした側面を支える手段として食品成分に注目しました。中でも、卵白のたんぱく質を酵素で分解して得られる小さなペプチド(アミノ酸が数個から十数個つながったもの)に…

公開日: 2026年10月11日 08:59

パーボイルドライスの色を機器測定で客観的に評価する試み 研究論文OpenAlexアメリカ

パーボイルドライスの色を機器測定で客観的に評価する試み

パーボイルドライスは、籾を水に浸して加熱し、乾燥させてから精米する加工米です。研究チームによると、この加工によって精米の性能は向上しますが、米に好ましくない色が付きやすくなります。その色は、消費者の受け入れや市場での等級評価に影響します。

公開日: 2026年10月11日 08:54

ブラジルの病院食から見つかった、カルバペネム分解酵素をもつ珍しい腸内細菌の報告 研究論文OpenAlexブラジル

ブラジルの病院食から見つかった、カルバペネム分解酵素をもつ珍しい腸内細菌の報告

カルバペネムは、抗菌薬の中でも重要な位置を占めるβ-ラクタム系の薬の一群です。この薬を分解する酵素「カルバペネマーゼ」をつくる腸内細菌の仲間(腸内細菌目。大腸菌や肺炎桿菌などを含むグループ)は、世界的な公衆衛生上の課題とされています。こうした菌は人の感染症でよく見つかりますが、近年は環境や動物、食品…

公開日: 2026年10月11日 08:50

サウジアラビアで市販されているボトル入り飲料水に含まれるPFASを調べた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

サウジアラビアで市販されているボトル入り飲料水に含まれるPFASを調べた研究

PFAS(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)は、環境中で分解されにくく長く残る化学物質の総称です。広い範囲で見つかること、環境に残り続けること、健康に悪影響を及ぼす可能性があることから、関心が高まっています。飲料水はそのまま飲まれるうえ、食品や飲料の原料や製造工程にも広く使…

公開日: 2026年10月11日 08:47

指先の血液を紙に染み込ませた乾燥血液スポットで、食後の血中脂質の変化はとらえられるか:毛細血管血漿との比較研究 研究論文OpenAlexブラジル

指先の血液を紙に染み込ませた乾燥血液スポットで、食後の血中脂質の変化はとらえられるか:毛細血管血漿との比較研究

食事のあと、血液中の糖や脂質の濃度は一時的に変化します。血糖値は食後すぐに上がりやすい一方、中性脂肪(トリグリセリド)は食後1時間ほどたってから上がり始めます。著者らは、食後の中性脂肪の高さが心血管リスクとより強く関連すると報告されていることを紹介し、食後の脂質代謝を調べる意義を示しています。

公開日: 2026年10月11日 08:44

ビタミンB1・B2・B3・B6の食事からの摂取量と胃がんの関係:国際共同データを統合した解析 研究論文OpenAlex

ビタミンB1・B2・B3・B6の食事からの摂取量と胃がんの関係:国際共同データを統合した解析

胃がんは今も世界的に大きな健康課題です。ピロリ菌感染のほか、塩蔵食品、赤肉や加工肉、飲酒などの食習慣が危険因子として知られていますが、ビタミンなどの微量栄養素がどう関わるかについては、これまでの研究結果が一致していませんでした。

公開日: 2026年10月11日 08:40

コンボバターから酵素でセチルミリストレイン酸を多く含むエステルをつくり、油のゲルに組み込む研究 研究論文OpenAlex韓国

コンボバターから酵素でセチルミリストレイン酸を多く含むエステルをつくり、油のゲルに組み込む研究

この論文の研究チームは、植物性の脂肪であるコンボバターを原料にして、「セチルミリストレイン酸(CMO)」を多く含む「セチル化脂肪酸(CFA)」を酵素の働きでつくる方法を開発しました。セチル化脂肪酸とは、脂肪酸にセチルアルコールという長い鎖を持つアルコールが結合した、エステルと呼ばれる種類の物質です。

公開日: 2026年10月11日 08:38