研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
嚥下障害のある人への食事介助を扱う中国の短編動画:質・情報源の透明性・信頼性・内容の網羅性を調べた横断研究
嚥下障害とは、あご・唇・舌・のど・食道などの構造や働きに問題が生じ、食べ物を口から胃へ安全に送れなくなる状態です。脳や神経の病気、筋肉の病気、口やのどの病変などさまざまな原因で起こります。栄養状態や生活の質に影響するほか、食べ物などが気管に入る「誤嚥」による肺炎の危険も高めます。そのため、食べ物の硬…
公開日: 2026年10月15日 21:36
「イシ・ピリンク(私の皿の中身)」を使った高血圧予防の食事教育 インドネシア・南アチェの村での取り組み
高血圧は、地域でよく見られる生活習慣と関わりの深い病気(非感染性疾患)のひとつです。はっきりした症状がないまま進むこともあり、適切に対処しなければさまざまな合併症につながるおそれがあります。著者らは、塩分のとりすぎや偏った食事、運動不足といった生活習慣が高血圧を起こりやすくする要因になると説明してい…
公開日: 2026年10月15日 08:19
スウェーデンの全国食事調査からみた超加工食品の摂取量と、食事の質・体重との関連
超加工食品は、工業的な原材料や加工技術を組み合わせて作られる食品を指します。英国や米国では、成人のエネルギー摂取量の半分以上を占めると報告されています。超加工食品を多く食べることと、さまざまな健康上の問題との関連を示す研究は増えています。一方で、どの食品を超加工食品に分類するかについては、精度や基準…
公開日: 2026年10月15日 06:42
国際スポーツ栄養学会が示す減量のための食事法に関する公式見解
国際スポーツ栄養学会(ISSN)は、体重を減らすための食事法について、学会としての公式な見解をまとめました。この論文は既存の研究を批判的に分析したもので、指導者やコーチ、トレーニングに取り組む人々が主な食事法の効果を判断するための科学的な土台を示すことを目的としています。
公開日: 2026年10月15日 06:39
乳製品の種類や摂り方と中高生の抑うつ・不安症状の関連を調べた中国・山東省の大規模調査
思春期のうつや不安は、世界的に重要な公衆衛生上の課題とされています。研究チームは、成人期の心の不調の約半数が18歳より前に始まるとする先行研究を紹介し、思春期の生活習慣のうち変えられる要因を探ることが、学校での健康づくりや早期予防に役立つと述べています。食生活はそうした要因の一つとして注目されていま…
公開日: 2026年10月15日 06:30
「子どもの栄養」の授業を受けた幼児教育専攻の学生は、何が変わったと感じたのか――本人の食習慣と家庭への広がりを学生の自己報告から探った研究
乳幼児期の食生活は、成長や発達、生涯にわたる健康と深く関わります。子どもの食べ方は、家庭の習慣や食べ物の手に入りやすさ、食事に関わる大人のふるまいなどの影響を受けて形づくられます。そのため、将来幼い子どもに関わる保育・幼児教育の担い手が、栄養についてどのような学びを得るかは重要だと著者らは指摘してい…
公開日: 2026年10月15日 05:42
ハラール食品に使われる添加物の化学分析と安全基準を整理したレビュー
安全で倫理的、そして宗教的にも受け入れられる食品を求める声の高まりを背景に、イスラム法で許された食品である「ハラール食品」の産業は世界的に大きく成長しています。一方、保存料や着色料などの食品添加物は現代の食品加工に欠かせない存在ですが、化学的に複雑で原料の由来もさまざまです。そのため、ハラールとして…
公開日: 2026年10月15日 05:01
ハラール規制は日本の食品輸出にどう影響するか:イスラム圏への輸出を手がかりにした研究
ハラールとは、イスラム教の教えにおいて許されているものを指す言葉で、食品の場合は原材料や製造・取り扱いの方法がその基準に合っていることを意味します。こうした基準に沿っていることを示すハラール規制や認証は、世界の食品貿易で重要な要素になっています。
公開日: 2026年10月15日 04:55
食品添加物について消費者はどう考えているか:294人へのアンケート調査
加工食品や包装食品には、日持ちをよくしたり、味や色、食感を整えたりするために、さまざまな食品添加物が使われています。添加物は使用が認められる前に安全性の評価を受けますが、人工着色料や保存料、甘味料などが健康に悪いのではないかと考える消費者は今も少なくありません。また、食品の表示は大切な情報源である一…
公開日: 2026年10月14日 11:30
バランスのとれた栄養の知識は、10代の食事や栄養状態とどう関係しているのか:9件の研究を整理した文献レビュー
思春期は体が急速に成長する時期で、ほかの年代よりも多くの栄養が必要になります。一方で、朝食を抜く、ファストフードや甘い飲み物をよくとる、果物や野菜が少ないといった食習慣も、この年代に広く見られます。著者らは序論で、インドネシアの2023年の全国健康調査でも、13〜15歳の若者にやせ、過体重、肥満とい…
公開日: 2026年10月14日 11:14
栄養表示の知識は甘い飲み物の飲み方と関係するのか:9件の研究を読み比べた文献レビュー
砂糖などを加えた容器入りの甘い飲料(加糖飲料)の消費は増え続けており、さまざまな非感染性疾患の危険因子の一つとされています。製品の栄養表示を理解していれば、より健康的な飲み物を選びやすくなると期待されています。しかし、栄養表示に関する知識と実際の消費行動との関係については、これまでの研究結果が一致し…
公開日: 2026年10月14日 11:11
タミル・ナードゥ州の食事に合わせた経管栄養用「食品ピラミッド」をつくり検証するための研究計画
がんの治療、とくに頭頸部(口・のど・首まわり)のがんの手術などを受けた患者さんは、飲み込みにくさ、口の中の粘膜の炎症、かむ力の低下などにより、口から十分に食べられなくなることがあります。このような場合、手術後の時期には、鼻から胃まで通した細い管(ライルス管と呼ばれる経鼻胃管)を使って栄養を送る「経管…
公開日: 2026年10月14日 08:12