研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
肝硬変の栄養リスクを血液検査値とGDF15で評価する予測モデルの開発
肝硬変の患者では低栄養がよく見られ、感染症、生活の質の低下、死亡率の上昇などの好ましくない経過と関連することが知られています。低栄養は、食事量の減少、全身の炎症、代謝の乱れ、筋肉量の減少などが複雑に絡み合って生じると考えられています。
公開日: 2026年10月13日 14:40
ケララ州の薬用米・香り米は消化されやすさがどう違うか 粒の色と品種タイプを試験管内消化で比較した研究
食後の血糖値の上がりやすさを示す指標に「グリセミック指数(GI)」があります。基準となる食品と比べて、同じ量の炭水化物を食べたあと血糖値がどれだけ上がるかを表すものです。精白した白米は消化が速く、GIが高い食品とされることが多い一方、米の品種によってでんぷんの性質や含まれる成分には大きな差があります…
公開日: 2026年10月13日 07:15
サプリメントの市場参入ルールと安全性評価を4か国・地域で比べた法制度レビュー
サプリメントはカプセルや錠剤の形で手軽に買える一方、栄養素や植物成分などを濃縮した形でとるため、量によっては健康上の問題が起こり得ます。また、消費者が、想定された使い方では確かめられていない効果を期待してしまうおそれもあります。
公開日: 2026年10月13日 07:12
原料小麦の表面にいる微生物は、白酒づくりのスターター「大曲」の微生物と香りにどう関わるか
中国の蒸留酒・白酒(バイジウ)づくりでは、「大曲(ダーチュー)」と呼ばれるスターターが使われます。大曲は小麦を砕いて水を加え、ブロック状に固めて発酵させたもので、中にすむ多様な微生物とその酵素が、でんぷんの糖化やアルコール発酵、香りの形成に重要な役割を果たします。研究チームが扱ったのは、発酵中に中心…
公開日: 2026年10月13日 07:06
紅麹に含まれる微生物由来の細胞外小胞画分のタンパク質を調べた研究
発酵食品の健康への働きは、これまで食物繊維やポリフェノールなどの成分、あるいは生きた微生物そのものを中心に研究されてきました。近年は、微生物が外に放出する「細胞外小胞(EV)」にも関心が集まっています。EVは脂質の二重の膜で包まれた、直径がおおむね30〜1000ナノメートルの微小な粒子です。タンパク…
公開日: 2026年10月13日 07:01
インクレチン関連薬による肥満治療中の食事と栄養をどう支えるか:ポーランド栄養学会の専門家声明
肥満治療では近年、「インクレチン関連薬」と呼ばれる薬が使われるようになりました。インクレチンは食事をとると腸から出るホルモンの総称です。これらの薬はそのうちのGLP-1や、GIPとGLP-1の両方に働きかけて、食欲を抑え満腹感を高めます。著者らが紹介する臨床試験では、肥満や体重に関連する合併症を伴う…
公開日: 2026年10月13日 06:52
早産の赤ちゃんに最適な補充栄養は何か 英国全土で行う臨床試験「COLLABORATE」の計画
妊娠29週未満で生まれた赤ちゃんにとって、母親自身の母乳は脳の発達を助け、壊死性腸炎(NEC)のリスクを下げる標準的な栄養とされています。NECは未熟な腸に起こる炎症で、高所得国では極めて早く生まれた赤ちゃんの主な死因であり、生涯にわたる障害の原因にもなります。ただし、早産の赤ちゃんは妊娠33〜34…
公開日: 2026年10月13日 06:45
妊娠糖尿病の女性で、朝食の「グリセミック負荷」の違いは1日の血糖変動と関連するか:ランダム化クロスオーバー試験
妊娠糖尿病は妊娠中に初めて見つかる血糖の異常で、食事療法が治療の第一選択とされています。しかし論文の背景説明によると、どのような食事の進め方がよいかについての根拠はまだ十分ではありません。
公開日: 2026年10月13日 06:41
低温大気圧プラズマ処理がペキー種子タンパク質の構造に与える変化
ペキーはブラジルのセラード(熱帯サバンナ)に自生する果実です。その種子の仁(ペキーアーモンド)は加工の過程で副産物として生じ、主に油の採取に使われています。油を搾った後の残りかすには、乾燥重量あたり約27%のタンパク質が含まれています。一方、これまでの研究では、このタンパク質は分子構造がしっかりまと…
公開日: 2026年10月13日 06:39
大学キャンパス周辺で売られる牛肉ミートボールの病原菌とホルマリンを調べた研究
インドネシアでは「バクソ」と呼ばれる肉団子料理が広く好まれ、手軽に食べられることから大学の周辺でも多く売られています。研究チームは、マカッサル国立大学(UNM)パランタンブン・キャンパスの周辺で販売されている牛肉のバクソについて、病原性細菌の汚染と、食品への使用が禁じられているホルマリンの有無を調べ…
公開日: 2026年10月13日 06:32
中学生のエネルギー・たんぱく質摂取量、身体活動と栄養状態の関係:インドネシア・スラカルタの中学校での調査
思春期は、子どもから大人へ移り変わる時期です。急な身長の伸びや筋肉量の増加が起こるため、エネルギーや栄養素の必要量が増えます。一方、ファストフードや甘い飲み物をよくとる、食事を抜くといった食習慣の変化に、体を動かす量の少なさが重なると、取り込むエネルギーと使うエネルギーの釣り合いが崩れます。その結果…
公開日: 2026年10月13日 06:29
自閉スペクトラム症のバングラデシュの子どもにおける血清クレアチニン・尿素と食事のたんぱく質摂取
自閉スペクトラム症(ASD)は、対人コミュニケーションの困難、繰り返しの行動、強く限られた興味、感覚の偏りなどが幼い頃から見られる神経発達症です。著者らによると、ASDの子どもでは、細胞のエネルギー産生を担うミトコンドリアの働きの低下が報告されています。また、食べられるものが限られる偏食もよく見られ…
公開日: 2026年10月13日 06:26