研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
インドネシアにおけるファストフードを食べる頻度と抑うつ症状の関連を調べた横断研究
都市化や生活の変化に伴い、手軽に食べられるファストフードは多くの国で日常の食事の一部になりつつあり、インドネシアでも消費が広がっていると著者らは述べています。ファストフードは一般に飽和脂肪、糖分、塩分、エネルギーが多く、食物繊維やビタミン、ミネラルが少ないとされ、これまで肥満や心血管疾患などとの関係…
公開日: 2026年10月16日 21:58
ヨーロッパ4地域で発酵食品は誰がどれだけ食べているか――PIMENTO研究による大規模調査
ヨーグルトやチーズ、パン、ワイン、ビール、コーヒー、チョコレートなど、微生物の働きを利用して作られる発酵食品は、ヨーロッパの食生活に深く根付いています。しかし、ヨーロッパ全体で人々がどの発酵食品をどれくらい口にしているのかを、同じ基準でまとめたデータはほとんどありませんでした。著者らによれば、これま…
公開日: 2026年10月16日 21:38
ニュージーランドの4歳半児における食事パターンと過剰な体脂肪の関連を調べた研究
ニュージーランドは子どもの肥満の割合が世界的にも高い国の一つとされています。幼いころからの健康的な食事は、子どもの肥満予防の土台として国際的に推奨されています。一方で、同国では幼児の食事全体の質と体重との関係を示す全国的なデータが限られていました。
公開日: 2026年10月16日 21:34
子どもを守りたい気持ちと調理済み食品の購入意向の関係を調べた研究
下ごしらえと包装が済んでいて、温めるだけ、あるいはそのまま食べられる「調理済み食品」は、手軽さから広く利用されるようになっています。その一方で、食品の安全性や栄養、添加物について心配する声も上がっています。中国では、著名なインフルエンサーと外食チェーンとの論争や、学校給食への導入に多くの保護者が反対…
公開日: 2026年10月16日 06:38
人工甘味料は食品中や腸内でどう振る舞うか――化学的安定性と腸内微生物との関わりを整理した短いレビュー
砂糖の代わりに甘みを付ける人工甘味料の研究には、長期的な健康への影響、食品技術や規制に関する問題、環境への影響など、さまざまな課題があります。著者らは、こうした課題には複数の分野を横断した取り組みが必要だとしています。
公開日: 2026年10月16日 06:20
地中海食を「料理の体系」として捉え直す:食品の成分、調理法、心臓・代謝の健康をつなぐレビュー
地中海食は、オリーブオイルや野菜、魚などを中心とする食事のパターンとして、心臓や血管、代謝の健康との関係がよく知られています。この論文の著者らは、地中海食を単なる食品の組み合わせではなく、体に働きかける成分(生理活性物質)を豊富に含む「料理の体系」として捉え直すことを目指しました。
公開日: 2026年10月16日 05:35
心身の不調を抱える人の食事支援におけるスパイスと気質の位置づけを整理した文献レビュー
心身症は、体の病気でありながら、その発症や経過に心理的ストレス、睡眠、食習慣、運動不足などが複雑に関わる病気です。この論文は、こうした心身症の患者に対する包括的なケアの中で、食事がどのような役割を担いうるかを整理しています。
公開日: 2026年10月16日 05:17
超加工食品の香料を製品ごとに捉えるための研究枠組み:成分データ・製品情報・摂取量評価をつなぐ試み
加工食品の原材料表示には「香料」とまとめて記されることが多くあります。しかし著者らによると、香料は化学的に多様な成分の集まりです。一般的な表示からは、どの物質がどれだけ含まれ、食品の中でどんな技術的な役割を果たし、製品ごとに人がどの程度さらされているのか(曝露)が分かりにくいといいます。
公開日: 2026年10月16日 04:53
地中海食におけるワインの位置づけを問い直す:「隠れた効能」から「隠れた文脈」へという論考
地中海食は、オリーブオイルや野菜、豆類、ナッツ、魚を中心とする食事パターンです。心血管疾患による死亡や、あらゆる原因による死亡(総死亡)のリスクの低さと関連することが、多くの研究で報告されてきました。地中海食をどの程度守っているかを点数化する指標の多くでは、食事とともに適量のワインを飲むことも、加点…
公開日: 2026年10月15日 22:27
ストレスの「どうにもならない感覚」と、楽しみを求めて食べる行動との関連を調べた研究
空腹を満たす必要がなくても、楽しさを求めたり嫌な気分を和らげたりするために食べることがあります。研究チームはこれを「報酬に駆動された食行動」と呼び、三つの側面に注目しました。満腹でもおいしい物を楽しみのために食べたくなる動機である「快楽的空腹」、特定の食べ物を強く欲しくなりやすい性質である「特性とし…
公開日: 2026年10月15日 21:53
多価不飽和脂肪酸は炎症性腸疾患にどう関わるのか:仕組みから治療までの研究を整理した総説
炎症性腸疾患(IBD)は、クローン病と潰瘍性大腸炎を含む、腸の炎症が慢性的に続いたり再燃したりする病気の総称です。世界で数百万人が抱えているとされ、多くの地域で新たな患者が増え続けています。生物学的製剤などの治療は進歩しましたが、効かない、途中で効かなくなる、感染リスクがあるといった課題が残っていま…
公開日: 2026年10月15日 21:44
地中海食の個々の食品、SNS利用、不安・抑うつ症状の関連を探った小規模オンライン調査
不安や抑うつの症状は多くの人にみられ、食事はそれらに関わりうる生活要因の一つとして研究されてきました。オリーブオイルや野菜、魚などを中心とする地中海食については、よく守っている人ほど抑うつや不安が少ないとする報告がある一方、関連が弱い、あるいははっきりしないとする報告もあり、結果は一致していません。
公開日: 2026年10月15日 21:39