研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
シャカトウとバナナの粉末を使ったインスタント飲料ミックスの開発と90日間の保存性
シャカトウ(バンレイシ、Annona squamosa L.)は、クリーミーな食感と独特の甘い風味をもつ熱帯果実で、インドやブラジル、タイ、フィリピンなどで栽培されています。栄養面でも炭水化物や食物繊維、ビタミン、フェノール類などの成分を含む果実として知られています。しかし著者らによれば、この果実は…
公開日: 2026年09月15日 07:59
ハイビスカス抽出物を加えたミード(蜂蜜酒)の性質を調べた研究
ミードは蜂蜜を水で薄めた液を酵母で発酵させてつくる、世界でも古い部類に入る醸造酒です。近年はクラフト飲料市場の広がりを背景に、あらためて商業的・科学的な関心を集めています。研究チームは、こうした流れの中で植物由来の素材を加えて飲料の品質を高める手法に注目しました。
公開日: 2026年09月15日 07:52
ピッカーニャはどこで切り分けるべきか——牛もも肉の筋肉を12枚に分けて調べた予備的研究
ピッカーニャは牛の大腿二頭筋(Biceps femoris)から取られる部位で、世界的に高く評価されています。しかし著者らによれば、この部位の範囲を正確に定める公式な規格は存在せず、食肉処理場では重量や長さ、あるいは「第三の筋(third vein)」と呼ばれる目印の位置といった、担当者の判断に頼る…
公開日: 2026年09月15日 07:48
アラチクム果汁の粉末化を探る——噴霧乾燥条件とキャリア素材の検討
ブラジルのセラード地域に自生する果実アラチクム(Annona crassiflora)は、生物活性成分に富む一方で傷みやすい原料です。研究チームは、こうした果実を扱いやすい粉末に加工する手法として噴霧乾燥に着目しました。噴霧乾燥とは、液体を細かい霧にして熱風の中へ送り、水分を飛ばして粉末を得る乾燥方…
公開日: 2026年09月15日 07:44
腸内細菌由来の代謝物が肝臓の脂肪蓄積を抑える仕組みを報告した研究
代謝機能障害に関連する脂肪性肝疾患(MASLD)は、肝臓に脂肪がたまる病気です。これまでの研究から、腸内細菌叢(腸にすむ細菌の集まり)がこの病気の発生や進行に重要な役割を果たすことが知られていました。しかし、そこでどのような分子レベルの仕組みが働いているのかは、十分に解明されていませんでした。
公開日: 2026年09月15日 07:39
ゴルフ1ラウンド中の「ゆっくり吸収される糖」摂取と体の反応を調べた予備的研究
ゴルフは1ラウンドにおよそ4〜5時間かかり、体を動かす場面と、グリーンを読むなど高い集中力を要する場面が交互に続く競技です。運動強度そのものは中程度でも、長時間にわたって体にかかる負担が積み重なるため、著者らは、単にエネルギー不足を防ぐだけでなく、代謝を安定させる栄養の摂り方が重要だと述べています。
公開日: 2026年09月15日 07:36
妊娠中の機能性便秘はどれくらい多いのか——食事内容や身体活動との関連を調べた横断研究
妊娠中によくみられる不調のひとつに便秘があります。この研究が扱っているのは「機能性便秘」と呼ばれるもので、腸や体の病気といった明らかな原因が見つからないのに、排便の回数が少ない、便が硬い、強くいきむ必要があるといった症状が続く状態を指します。
公開日: 2026年09月15日 07:31
日本人成人1万7千人超の血清データから、8種類の微量元素の基準範囲を年代別・性別に示した研究
血液中には、コバルトやセレンなど、ごく微量しか含まれない元素が数多く存在します。近年は「誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)」と呼ばれる、多数の元素の濃度を一度にまとめて測定できる装置が普及し、こうした微量元素を大規模に調べる研究が国内外で進められてきました。
公開日: 2026年09月15日 06:59
タウリンの習慣的な摂取量と血中濃度は2型糖尿病の発症リスクと関連しなかった
タウリンは、魚介類などの食品に含まれ、体内にも存在するアミノ酸に似た成分です。これまでの研究で、2型糖尿病がある人では血液中を巡るタウリンの濃度が一貫して低いことが報告されており、糖尿病に関わる病態への治療薬としての可能性も注目されてきました。
公開日: 2026年09月15日 06:55
ハンガリーのサワーチェリー在来品種を対象に、果実の色・総ポリフェノール量・香り成分を調べた研究
サワーチェリー(Prunus cerasus L.)は、東ヨーロッパや中央アジアなど温帯地域で広く栽培されている果樹です。研究チームによれば、ハンガリーは主要な生産地のひとつで、商品性を判断するうえで重視されるのは主に果実の色と風味の特徴、とりわけ甘味と酸味のバランスだとされています。
公開日: 2026年09月15日 06:51
乾燥方法の違いがハシバミガエル輸卵管(哈蟆油)のタンパク質と品質に与える影響を調べた研究
哈蟆油(Oviductus ranae)は、カエルの輸卵管を乾燥させた食材で、タンパク質と脂肪を豊富に含む機能性食品として利用されています。こうした素材は、どのように乾燥させるかによって見た目や内部の構造、栄養の質が変わることが知られています。
公開日: 2026年09月15日 06:48
コウジカビの多様化を支える巨大な動く遺伝子「Starship」——麹菌の家畜化をめぐる研究の紹介
この研究が扱うのは、「Starship(スターシップ)」と呼ばれる、菌類で近年報告された巨大なトランスポゾン(ゲノムの中を移動できる遺伝子のまとまり)です。Starshipは「カーゴ遺伝子」と呼ばれる積み荷のような遺伝子群を運び、菌類の急速な適応を促すと報告されてきました。
公開日: 2026年09月15日 06:44