研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

高脂肪・高果糖食のマウスに見られた初期の腎臓の変化と、3種類のジャボチカバ加工品を食餌に加えた場合の比較 研究論文OpenAlexブラジル

高脂肪・高果糖食のマウスに見られた初期の腎臓の変化と、3種類のジャボチカバ加工品を食餌に加えた場合の比較

メタボリックシンドロームは、肥満、インスリンの効きにくさ、脂質異常、高血圧、糖代謝の乱れが重なった状態を指します。著者らによると、世界の成人の3割近くが該当するとされています。腎臓は代謝が活発で、血液中の代謝物に常にさらされているため、こうした代謝の乱れの影響を受けやすい臓器です。目立った慢性腎臓病…

公開日: 2026年10月18日 07:20

豆類の「抗栄養因子」を減らす加工法を整理したレビュー:伝統的な方法から新しい技術まで 研究論文OpenAlexタンザニア

豆類の「抗栄養因子」を減らす加工法を整理したレビュー:伝統的な方法から新しい技術まで

豆類(マメ科植物)は、たんぱく質や複雑な炭水化物、微量栄養素を豊富に含む、世界的に重要な食料資源です。空気中の窒素を土壌に取り込む「窒素固定」など、農業上の利点もあります。

公開日: 2026年10月18日 07:16

紅茶ポリフェノールの一種を粒子に組み込み、ピッカリングエマルションの酸化を抑える試み 研究論文OpenAlex中国

紅茶ポリフェノールの一種を粒子に組み込み、ピッカリングエマルションの酸化を抑える試み

油と水が細かく混ざり合った状態を「エマルション」と呼び、多くの食品に見られる身近な仕組みです。一方で、中に含まれる油が酸素と反応して劣化する「脂質酸化」が起こりやすく、品質低下の原因になることが知られています。

公開日: 2026年10月18日 07:13

農村の予防接種外来に通う母親と乳幼児の食事ガイドライン:守られにくい理由と外来の役割を論じた解説論文 研究論文OpenAlexウズベキスタン

農村の予防接種外来に通う母親と乳幼児の食事ガイドライン:守られにくい理由と外来の役割を論じた解説論文

妊娠から子どもの2歳の誕生日までのおよそ1000日間は、その後の健康に大きく影響する時期とされています。この時期の授乳や食事のあり方について、世界保健機関(WHO)とユニセフは「乳幼児の栄養摂取(IYCF)ガイドライン」として推奨をまとめています。しかし著者らは、世界各地の農村部では、こうした一見シ…

公開日: 2026年10月18日 07:06

サトウヤシの粉末とナノファイバーが糖尿病モデルラットの血糖値と体重に与える影響 研究論文OpenAlexインドネシア

サトウヤシの粉末とナノファイバーが糖尿病モデルラットの血糖値と体重に与える影響

研究チームは、東南アジアなどに分布するサトウヤシ(学名アレンガ・ピンナタ)から作った粉末とナノファイバーを与えると、糖尿病の状態にした実験動物の血糖値や体重にどのような変化が現れるかを調べました。ナノファイバーとは、繊維を非常に細かい、ナノメートル単位の太さにまで加工した素材のことです。

公開日: 2026年10月18日 07:03

サトウヤシ果実の粉を加えたブラス・ルンダンの品質を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

サトウヤシ果実の粉を加えたブラス・ルンダンの品質を調べた研究

研究チームは、ブラス・ルンダン(beras rendang)と呼ばれる食品にサトウヤシの果実から作った粉を加えたとき、品質がどう変わるかを調べました。対象としたのは、硬さや色、成分などの物理的・化学的な性質、微生物の状態、そして人が食べたときの好ましさです。あわせて、最も良い配合を見つけることも目的…

公開日: 2026年10月18日 06:54

青色・紫色の小麦は、粉やビスケットの加工でどのような性質を示すか 研究論文OpenAlexトルコ

青色・紫色の小麦は、粉やビスケットの加工でどのような性質を示すか

小麦は世界の主食の一つで、人が1日にとるカロリーのおよそ5分の1をまかなっています。これまでの品種改良は収量を重視してきました。近年は栄養への関心の高まりを受けて、紫色や青色、黒色の粒をもつ「有色小麦」が注目されています。これらの小麦は、アントシアニンという色素を多く含むためです。論文によると、青い…

公開日: 2026年10月18日 06:50

加工肉と赤身肉の摂取量と膀胱がんの関連:30のコホート研究を統合した解析 研究論文OpenAlex

加工肉と赤身肉の摂取量と膀胱がんの関連:30のコホート研究を統合した解析

膀胱がんは世界で9番目に多いがんで、男性では6番目に多いとされています。喫煙、ヒ素などで汚染された飲み水、職場での特定の化学物質への曝露などが、すでに知られている危険因子です。食べ物に含まれる発がん性物質やその代謝物は尿として排出され、膀胱の内側に触れるため、食事も膀胱がんのリスクに関わる可能性が指…

公開日: 2026年10月18日 06:44

学校での調理実習を取り入れた食育の取り組みを整理したスコーピングレビュー 研究論文OpenAlexブラジル

学校での調理実習を取り入れた食育の取り組みを整理したスコーピングレビュー

学校で子どもたちが実際に料理をする「調理実習型」の取り組みは、健康的な食習慣を育てる方法として行われてきました。しかし研究チームによると、こうした取り組みがどのように実施され、教育の面で何をもたらしているのかについての知見は、ばらばらに散らばった状態にありました。

公開日: 2026年10月18日 06:40

長時間輸送のストレスはホルスタイン牛肉の質にどう関わるか:遺伝子とタンパク質の解析から 研究論文OpenAlex中国

長時間輸送のストレスはホルスタイン牛肉の質にどう関わるか:遺伝子とタンパク質の解析から

牛は出荷の際にトラックなどで長時間運ばれることがあり、その間に受けるストレスが肉の質に影響する可能性があります。研究チームは、輸送ストレスが牛肉の品質にどのような影響を与えるのか、またその背景でどのような仕組みが働いているのかを明らかにすることを目的としました。

公開日: 2026年10月18日 06:37

魚醤の発酵を早めるには 微生物・化学変化・物理変化をまとめて捉えた総説 研究論文OpenAlexインドネシア

魚醤の発酵を早めるには 微生物・化学変化・物理変化をまとめて捉えた総説

魚醤は、魚と大量の塩を長期間発酵させて作る液体調味料です。マレーシアのブドゥ、タイのナンプラー、ベトナムのヌクマムなど、アジア各地で親しまれています。一般的には20%を超える食塩を加え、30〜35℃で少なくとも6か月発酵させます。国際的な食品規格であるコーデックス規格でも、最低6か月の発酵が定義に含…

公開日: 2026年10月18日 06:32

ニゲラ精油と粘土を組み込んだ二層フィルムの開発と、冷蔵牛肉への塗布による品質保持の検討 研究論文OpenAlexモロッコ

ニゲラ精油と粘土を組み込んだ二層フィルムの開発と、冷蔵牛肉への塗布による品質保持の検討

肉は傷みやすく、保存できる期間が比較的短い食品です。主な原因の一つは微生物の増殖で、品質が急速に低下します。そこで近年、抗菌作用や抗酸化作用をもつ植物の精油を、天然由来の保存手段として利用する研究が進められています。

公開日: 2026年10月18日 06:25