研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ココナッツミルクの搾り方で成分はどう変わるか――手絞りとミキサーを比べた研究 研究論文OpenAlexスリランカ

ココナッツミルクの搾り方で成分はどう変わるか――手絞りとミキサーを比べた研究

ココナッツミルクは、削ったココナッツの果肉に水を加えて搾り取る、白くクリーミーな液体です。スリランカをはじめ熱帯地域の食文化に欠かせない食材で、脂質やたんぱく質、ミネラルを含むほか、ポリフェノールやフラボノイドといった成分も含まれています。

公開日: 2026年09月19日 18:04

アワビ養殖で生産者と消費者の双方に利益をもたらす道筋を探る——中国・福建省東山県の事例分析 研究論文OpenAlexジョージア

アワビ養殖で生産者と消費者の双方に利益をもたらす道筋を探る——中国・福建省東山県の事例分析

アワビは中国の海産物のなかでも高級食材として扱われてきましたが、人工種苗と養殖技術が普及したことで生産量が大きく伸び、一般家庭の食卓にも並ぶようになりました。その一方で、著者らは生産の現場に別の問題が生じていると指摘します。生産コストは上がり、販売価格は下がるという、生産者にとって厳しい状況です。

公開日: 2026年09月19日 17:46

マグネシウム施肥がサトウキビの収量と肥料利用効率を高める――土壌の化学性と微生物の変化に着目した圃場試験 研究論文OpenAlex中国

マグネシウム施肥がサトウキビの収量と肥料利用効率を高める――土壌の化学性と微生物の変化に着目した圃場試験

マグネシウム(Mg)は植物の生育に欠かせない多量要素で、葉緑素の中心をなす成分であるほか、タンパク質の合成や光合成の電子伝達、酵素のはたらきの調節にも関わっています。ところが著者らによれば、中国の農地では窒素・リン・カリウムの肥料が長年過剰に使われる一方、Mgのような二次要素や微量要素の補給が不十分…

公開日: 2026年09月19日 17:37

魚介類に含まれる総水銀を測定する — 冷蒸気原子吸光法による分析の報告 研究論文OpenAlexリビア

魚介類に含まれる総水銀を測定する — 冷蒸気原子吸光法による分析の報告

水銀は環境中に長く残る汚染物質で、水域の生物の体内に蓄積し、魚介類を食べることを通じて人の食事にも入り込みます。そのため、食品の安全性を評価したり環境を監視したりするうえで、魚介類にどれだけ水銀が含まれているかを把握することが重要だと著者らは述べています。

公開日: 2026年09月19日 17:30

地中海食と加齢黄斑変性——植物中心の食事パターンに関する研究のレビュー紹介 研究論文OpenAlexポーランド

地中海食と加齢黄斑変性——植物中心の食事パターンに関する研究のレビュー紹介

加齢黄斑変性(AMD)は、網膜の中心部にあたる黄斑が加齢とともに傷むことで視力が損なわれる病気です。著者らは、AMDが高齢者における回復しにくい視覚障害の主要な原因の一つであり、高齢化が進む社会において公衆衛生上の課題が増していると述べています。

公開日: 2026年09月19日 17:26

新型コロナ流行期における小児セリアック病患者のグルテンフリー食の継続状況と成長の変化 研究論文OpenAlexトルコ

新型コロナ流行期における小児セリアック病患者のグルテンフリー食の継続状況と成長の変化

セリアック病は、小麦などに含まれるたんぱく質「グルテン」に免疫が反応し、小腸に炎症が起きる病気です。治療の基本はグルテンを厳格に除いた食事(グルテンフリー食)を続けることですが、著者らは、この食事を守り続けること自体が患者にとって難しい課題であり続けていると述べています。

公開日: 2026年09月19日 12:27

抗炎症的な食事パターンと高齢者の認知加齢——エビデンスを整理したスコーピングレビュー 研究論文OpenAlex中国

抗炎症的な食事パターンと高齢者の認知加齢——エビデンスを整理したスコーピングレビュー

加齢に伴う認知機能の変化と食生活の関係は、長く関心を集めてきたテーマです。著者らは、体内の炎症を強めにくいとされる食事パターンが認知加齢を支える可能性がある一方で、研究ごとに扱われている「食事」の中身が同じではない点に注目しました。地中海食、高血圧を防ぐための食事法であるDASH、その両者を組み合わ…

公開日: 2026年09月19日 12:23

入院患者の食事提供と栄養管理におけるデジタル技術の活用状況を整理した系統的スコーピングレビュー 研究論文OpenAlex中国

入院患者の食事提供と栄養管理におけるデジタル技術の活用状況を整理した系統的スコーピングレビュー

病院では、患者が食事を注文する仕組み、食べた量の記録、測定の自動化、医療者の判断を支える情報提供、そして給食業務の流れなど、さまざまな場面でデジタル技術の利用が広がっています。しかし著者らは、これらの技術に関する証拠が、機器としての精度、業務の流れ、栄養面、臨床面といった異なる観点にまたがって断片的…

公開日: 2026年09月19日 12:20

シンガポール向けの食品写真アトラスの開発と検証 研究論文OpenAlexシンガポール

シンガポール向けの食品写真アトラスの開発と検証

食事調査では、人がどれだけの量を食べたかを正しく見積もることが欠かせません。この目安を助ける道具のひとつが「食品写真アトラス」です。これは、さまざまな量の食品を撮影した写真を集めた冊子のようなもので、回答者が自分の食べた量に最も近い写真を選ぶことで、分量の推定を支援します。

公開日: 2026年09月19日 12:16

食品ベースの食事ガイドラインが抱える課題を検証した政策・実践レビュー 研究論文OpenAlexフランス

食品ベースの食事ガイドラインが抱える課題を検証した政策・実践レビュー

各国では1992年以降、「食品ベースの食事ガイドライン」(FBDGs、food-based dietary guidelines)が整備されてきました。これは、栄養素の量を並べるだけでなく、実際に食卓に並ぶ食品を単位として「何をどれだけ食べるとよいか」を示す指針で、消費者や社会全体が健康のために情報…

公開日: 2026年09月19日 12:13

プロバイオティクス菌が低濃度の抗生物質でドキシサイクリン耐性を獲得し、その後失う過程を追った実験 研究論文OpenAlexアメリカ

プロバイオティクス菌が低濃度の抗生物質でドキシサイクリン耐性を獲得し、その後失う過程を追った実験

プロバイオティクスは、発酵食品や飲料に含まれることの多い有益な細菌で、摂取されると腸内に定着していくつかの利点をもたらすと説明されています。一方で抗生物質は、細菌を殺すには不十分な低い濃度であっても、細菌に選択圧をかけて薬剤耐性の出現を招くことがあります。こうした現象は病原性の細菌ではよく研究されて…

公開日: 2026年09月19日 12:09

子ども時代のつらい経験と若者の生活習慣をつなぐもの――ブラジルの出生コホート研究 研究論文OpenAlexイギリス

子ども時代のつらい経験と若者の生活習慣をつなぐもの――ブラジルの出生コホート研究

子ども時代に暴力や虐待などのつらい出来事(トラウマ)を経験した人は、喫煙や飲酒といった、心臓や血管、代謝の病気につながりやすい健康リスク行動をとりやすいことが知られています。しかし、なぜそうなるのか、その間をつなぐ仕組みについては十分に分かっていないと著者らは述べています。

公開日: 2026年09月19日 12:05