研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
心筋梗塞後の患者における超加工食品の摂取と脳卒中死亡リスク — Alpha Omega Cohortの前向き解析
すでに心臓や血管の病気を経験した人にとって、超加工食品を多く食べる食生活が死亡リスクにどう関わるのかは、はっきりしていませんでした。超加工食品とは、工業的な加工を重ねてつくられた食品を指す分類で、この研究では食品を加工の程度で分けるNova分類という仕組みにもとづいて特定されています。
公開日: 2026年10月02日 06:16
図書館は食料不安にどう向き合っているか——米国の公共図書館・大学図書館を対象とした調査
米国の公共図書館と大学図書館は、本の貸し出しという枠を超えて、地域で起きている食料不安(必要な食べ物を十分に得られない状態)への対応に関わっているとされます。著者らはこの状況を実態として把握することを目的に、既存の研究文献の整理と、図書館で働く人々を対象とした独自の調査を組み合わせました。
公開日: 2026年10月01日 22:44
1975年の日本の食事は何が違ったのか——日本の食生活と健康長寿をめぐる論考
日本は世界でも最高水準の平均寿命をもつ国として知られています。その理由として日本の食生活が挙げられることが多く、国際的な関心も集めてきました。著者らは、この長寿が主に生活水準の向上と医療の進歩によってもたらされたものであると述べた上で、食事が果たした役割についても検討しています。
公開日: 2026年10月01日 22:00
超加工食品・加糖飲料の広告接触をめぐる社会経済・人種民族間の不平等を調べる系統的レビューの計画
著者らは、健康の「商業的決定要因」に注目しています。これは、企業の販売活動や市場の仕組みが人々の健康状態を左右するという考え方です。論文の背景説明によれば、超加工食品(工業的な加工を重ねて作られた食品)や加糖飲料(砂糖などで甘味をつけた飲料)の販売促進は、非感染性疾患を広げるうえで重要な役割を果たし…
公開日: 2026年10月01日 19:52
地域の食文化への親しみと食事の質との関連を調べた研究
私たちが日々何を食べるかは、その土地の食文化と切り離せません。しかし研究チームは、こうした地域の料理文化が食の好みや調理の仕方、日常の食事内容をどのように形づくるのかについては、これまで十分に検討されてこなかったと指摘しています。
公開日: 2026年10月01日 19:36
学齢期の子どもにおけるファストフード摂取と過体重・肥満の関連を調べた横断研究
子どもの過体重と肥満は重要な公衆衛生上の課題であり、ファストフードを頻繁に食べるといった食行動が体重の増えすぎに関わっている可能性が指摘されています。研究チームは、イラク・ニネヴェ県モスルのアル・シムーク中等学校に通う学齢期の子どもを対象に、ファストフードの摂取と過体重・肥満との関連を調べることを目…
公開日: 2026年10月01日 11:44
発酵させたブロッコリーが高脂肪・高果糖食マウスの代謝と筋肉に与えた影響
脂肪が過剰にたまる一方で筋肉が減っていく状態は、代謝の不調を考えるうえで重要な問題として知られています。研究チームは、乳酸菌の一種であるラクチプランチバチルス・プランタルムでブロッコリーを発酵させた素材(以下、発酵ブロッコリー)に注目し、これを与えることで代謝や筋肉の状態がどう変わるのかを調べました…
公開日: 2026年10月01日 10:05
伝統市場で売られる生麺とホルムアルデヒドをめぐる調査 ― 販売者の知識と検査結果
研究チームは、インドネシア・パレンバン市の伝統市場で販売されている生麺(ミー・バサ)について、販売者がホルマリンの混入に関してどのような知識を持っているかを明らかにすることを目的に調査を行いました。
公開日: 2026年10月01日 09:33
栄養状態とミネラル摂取は月経痛と関係するか——インドネシアの高校生を対象にした調査
月経のときに起こる下腹部の痛みは「月経困難症」と呼ばれます。このうち、子宮や卵巣などに病気がないのに生じる痛みを「原発性月経困難症」といいます。著者らによれば、この痛みは思春期の女子に多くみられ、日常生活や学校での学習の妨げになることがあります。
公開日: 2026年10月01日 09:00
若年成人の超加工食品の摂取と食生活のパターン——既存研究をまとめた論文の紹介
著者らは、若年成人の間で超加工食品(UPF)の摂取が食習慣とどう結びついているかを検討しました。UPFとは、工業的な加工を重ねて作られた食品のことで、現代の食事では広く使われるようになっています。
公開日: 2026年09月30日 09:40
健康リテラシーと食事の質の関係——年齢が隠していたつながり
食事の内容は、生活習慣病やがんによる死亡に関わる要因のうち、変えられるものの代表として知られています。一方で栄養学の研究は「何をどれだけ食べたか」とその健康への影響に集中しがちで、その手前にある個人の能力——食に関する情報を手に入れ、理解し、判断し、実際の行動に移す力——には比較的注意が向けられてき…
公開日: 2026年09月30日 08:44
果物と野菜を「買おう」と思う気持ちは何と結びつくのか — ペルーの成人458人を対象にした調査
果物と野菜は食物繊維やビタミン、ミネラルなどを供給し、健康的な食事の柱とされています。世界保健機関(WHO)は10歳以上の人に1日400グラム以上の摂取を推奨していますが、論文が引用するペルーの2024年人口・家族保健調査(ENDES)では、15歳以上で1日5皿分以上を食べている人はわずか8.9%に…
公開日: 2026年09月30日 07:26