研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
都市部の10代とデリバリー食:高脂肪・高糖質の食事がもたらす健康リスクと、その背景にある経済の仕組み
スマートフォンで注文するフードデリバリー(出前・テイクアウトの配達)が広がり、中国の都市部では10代の若者にとって日常的な食事手段になっています。揚げ物中心のファストフードやタピオカミルクティーのような高脂肪・高糖質の食品が、たまの楽しみではなく普段の食事へと変わりつつある、というのが本研究の出発点…
公開日: 2026年09月23日 04:15
食物繊維はナトリウム過多を和らげるのか——韓国成人を対象とした横断研究の報告
メタボリックシンドローム(内臓脂肪の蓄積に、高血圧・高血糖・脂質異常などが重なった状態。以下、メタボ)は、食生活と強く結びついた公衆衛生上の重要な課題とされています。研究チームは、ナトリウム(塩分)の摂取が多く、カリウムの摂取が少ないことが心血管・代謝面のリスク要因として確立されている点に着目しまし…
公開日: 2026年09月23日 04:11
砂糖を減らしたアイスクリームの食感を保つには——イヌリンとキャロブ粉を使った配合の最適化
アイスクリームに含まれる砂糖は、甘みをつけるだけの材料ではありません。著者らは、砂糖がとろみや口当たりといった物理的な性質(レオロジー特性)にも関わっているため、単純に減らすと製品の質感が変わってしまい、砂糖の削減は技術的に難しい課題だと述べています。
公開日: 2026年09月23日 04:07
閉塞性睡眠時無呼吸と食事の関わりを整理した総説の紹介
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は、睡眠中に上気道がくり返しふさがることで起こる、頻度の高い睡眠障害です。著者らは、この状態が断続的な低酸素(睡眠中に体内の酸素が繰り返し不足すること)、睡眠の分断、交感神経の活性化を招き、心血管や代謝の面でのリスクを高めると説明しています。
公開日: 2026年09月23日 04:04
米ぬかを飼料の代わりに使うと鶏肉の質はどう変わるか——文昌鶏の後期飼育での検証
トウモロコシや大豆を主体とした家畜用の飼料は、人の食料としても需要があり、両者の間で原料の取り合いが起きつつあります。研究チームは、この競合をやわらげる持続可能な代替原料として米ぬか(イネのもみを精米する際に出る外側の部分)に注目しました。
公開日: 2026年09月23日 04:00
子どもと若者のデジタル食教育と持続可能な食を結ぶ研究の現状整理
子どもや若者は、デジタル環境と現実の生活の両方を通して食について学び、食事が人の健康と地球環境の双方に与える影響を理解していきます。しかし著者らによれば、デジタル技術を使った健康的な食事の教育、フードリテラシー(食に関する知識や調理・選択の力)の教育、そして持続可能な食事の教育は、これまでほぼ別々に…
公開日: 2026年09月23日 03:57
サウジアラビアの大学生を対象に、食卓での塩の追加と心血管代謝関連の健康状態との関連を調べた研究
食事に関する習慣のうち、塩や砂糖を自分で加えること、そして超加工食品(UPF)をよく食べることは、生活習慣によって変えられる心血管代謝リスク要因として知られています。心血管代謝とは、心臓や血管の働きと、血糖・血圧・血中脂質といった体内の代謝の状態をまとめて指す言葉です。また超加工食品とは、工業的な加…
公開日: 2026年09月23日 03:50
スウェーデンの中高生は学校の内と外で何を食べているか — ストックホルム中心部での食事パターン調査
子どもや思春期に身についた食習慣は大人になっても続きやすく、長期的な健康に影響すると考えられています。スウェーデンでは学校給食が生徒の栄養摂取に重要な役割を果たしていますが、研究チームは、思春期になると給食を食べる生徒が減り、代わりに学校の近くの店で食べ物を買うことが増えるのではないかと指摘していま…
公開日: 2026年09月23日 03:35
海岸部バングラデシュの塩水化と地域の適応――ためた雨水の水質と暮らしを調べた研究
海面上昇やサイクロンの強まりによって、世界の沿岸地域では塩水化(海水の塩分が地下水や土壌に入り込むこと)が進み、飲み水に使える淡水の確保や住民の健康が脅かされています。著者らは、そうした地域で人々が実際にどう対応しているのかについての理解が十分でないことを課題として挙げています。
公開日: 2026年09月23日 03:28
グアバ葉茶による2型糖尿病成人の随時血糖値への効果を調べる研究計画
2型糖尿病は世界的に大きな健康課題となっている慢性の非感染性疾患です。著者らは、高血糖の状態が続くと、細い血管や太い血管に関わる合併症が起こりやすくなると説明しています。
公開日: 2026年09月22日 21:58
生活習慣と結びついた糖尿病(プラメーハ)へのアーユルヴェーダ的対応を検討した研究の紹介
2型糖尿病は、食習慣や運動不足、体重の増加といった生活習慣の影響を強く受ける慢性の代謝性疾患です。インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、これに対応する病態を「プラメーハ」と呼び、不適切な食事や行動のパターン、とくにカパ(体内の要素の一つ)を高める食物や脂肪組織(メーダ)を増やす要因の摂りすぎ、…
公開日: 2026年09月22日 21:54
シソから有用成分を効率よく取り出す新しい抽出法——水蒸気爆砕と減圧抽出の組み合わせ
シソ(Perilla frutescens)は葉に多様な有用成分を含む植物として知られています。研究チームは、シソからこうした生理活性成分(生体に何らかの働きを持つ化学成分)をより多く取り出すための方法として、水蒸気爆砕を前処理として組み合わせた減圧抽出(SVE)という統合的な抽出法を開発しました。…
公開日: 2026年09月22日 21:51