研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

アパの葉を天然のうま味素材に——乾燥温度と時間の条件を探る研究 研究論文OpenAlexインドネシア

アパの葉を天然のうま味素材に——乾燥温度と時間の条件を探る研究

インドネシア・カリマンタン島に自生するアパの葉(学名 Albertisia papuana Becc.)は、地元のダヤックの人々が長らく料理の風味づけに使ってきた植物です。スープや野菜料理にそのまま加えて、香りとうま味を出す使い方が伝統的に続いてきました。著者らは、この葉に含まれる遊離アミノ酸のグル…

公開日: 2026年09月26日 05:00

ウズラの栄養プログラムを比較する ― 日本ウズラとヨーロッパウズラで成長・産卵成績はどう変わるか 研究論文OpenAlexブラジル

ウズラの栄養プログラムを比較する ― 日本ウズラとヨーロッパウズラで成長・産卵成績はどう変わるか

ウズラに必要な栄養素の量は、品種などの遺伝的背景、成長や産卵といった生産の段階、そして卵をとるのか肉をとるのかという生産目的によって変わります。著者らは、こうした違いに応じて栄養の供給を体の要求に合わせる必要があると述べています。

公開日: 2026年09月26日 04:53

ミールキット(レシピボックス)は家庭の食事に役立つか——学齢期の子どもがいる家庭を対象にした試験の計画 研究論文OpenAlexイギリス

ミールキット(レシピボックス)は家庭の食事に役立つか——学齢期の子どもがいる家庭を対象にした試験の計画

家で食事を作って食べることは、より健康的な食生活と関連することが知られています。研究チームは、この「家で作る」という行為を後押しする手段として、レシピと分量どおりに下ごしらえされた食材が定期的に自宅へ届く商業サービス、いわゆるレシピボックス(ミールキット)に注目しました。届いた材料とレシピに沿って調…

公開日: 2026年09月26日 02:47

妊娠糖尿病のある妊婦の食事パターンと胎児の成長——メキシコのコホート研究から 研究論文OpenAlexメキシコ

妊娠糖尿病のある妊婦の食事パターンと胎児の成長——メキシコのコホート研究から

妊娠中の栄養は、子宮の中で育つ胎児の成長を左右する重要な要素です。とくに妊娠糖尿病(妊娠中に見つかる高血糖の状態)がある場合、母体の高血糖や胎児への栄養の届き方が変わるため、胎児が大きく育ちすぎるといった問題が起こりやすいことが知られています。原著は妊娠糖尿病の特徴を、慢性的なインスリン抵抗性(イン…

公開日: 2026年09月26日 02:41

生活習慣の重なりと膵臓がんの診断年齢――台湾の病院データを用いた後ろ向き研究 研究論文OpenAlex台湾

生活習慣の重なりと膵臓がんの診断年齢――台湾の病院データを用いた後ろ向き研究

膵臓がんは予後が悪い病気として知られ、比較的若い年代で診断される例が増えていることが指摘されています。喫煙、飲酒、偏った食生活はすでに危険因子として確立していますが、著者らは、こうした複数の生活習慣上の要因が重なったとき、それが「いつ診断されるか」という時期とどう関係するのかはよく分かっていないと述…

公開日: 2026年09月26日 02:30

ササゲの発酵食品にモリンガ葉粉末を加える——栄養成分と生体活性成分を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

ササゲの発酵食品にモリンガ葉粉末を加える——栄養成分と生体活性成分を調べた研究

糖尿病は、インスリンの分泌や働きが損なわれることで血糖の調節がうまくいかなくなる慢性の代謝性疾患です。著者らは、国際糖尿病連合の報告として2024年に世界で20〜79歳の成人5億8870万人が糖尿病とともに生活しており、2030年には8億5250万人に達すると予測されていることを紹介しています。イン…

公開日: 2026年09月26日 01:41

トウモロコシのナゲット作りで学ぶ「バランスのとれた食事」——インドネシア・グレシック県での地域活動報告 研究論文OpenAlexインドネシア

トウモロコシのナゲット作りで学ぶ「バランスのとれた食事」——インドネシア・グレシック県での地域活動報告

インドネシアでは、子どもの成長の遅れ(スタンティング)が引き続き取り組むべき栄養課題とされています。原著によれば、2024年のインドネシア栄養状態調査では全国のスタンティング有病率は19.8%で、2023年の21.5%から低下したものの、家庭や地域を巻き込んだ継続的な予防の取り組みが必要だと報告され…

公開日: 2026年09月26日 00:49

1型糖尿病を想定した経口シンバイオティクスカプセルの計算モデル研究 研究論文OpenAlex

1型糖尿病を想定した経口シンバイオティクスカプセルの計算モデル研究

1型糖尿病は、体を守るはずの免疫が膵臓のベータ細胞を長期にわたって攻撃し、壊してしまう自己免疫の病気です。著者らによれば、従来の合成免疫抑制薬は、この攻撃を担う自己反応性Tリンパ球の働きを止めることには成功する一方で、全身に強い毒性を及ぼしたり臓器障害を招いたりすることが多いという課題があります。

公開日: 2026年09月26日 00:44

子どものビタミンD不足をめぐる知見の整理――骨・免疫・発達と予防の考え方 研究論文OpenAlexウズベキスタン

子どものビタミンD不足をめぐる知見の整理――骨・免疫・発達と予防の考え方

ビタミンDは、体内のカルシウムとリンのバランス(ホメオスタシス)を保ち、子ども時代の正常な骨の成長を支えるうえで欠かせない栄養素だとされています。著者は、ビタミンDが働きかけるための受け皿である受容体や、ビタミンDを体内で活性型に変える酵素が、骨だけでなく免疫に関わる組織などにも存在することに注目し…

公開日: 2026年09月26日 00:37

中国・海南省の中高年における食事パターンと脂質異常症の関連を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

中国・海南省の中高年における食事パターンと脂質異常症の関連を調べた研究

血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)のバランスが崩れた状態は「脂質異常症」と呼ばれ、心血管疾患の重要な危険因子として知られています。食事との関わりも深いとされますが、これまでの栄養疫学は個々の栄養素や食品と病気の関係に注目することが多く、実際の食生活全体をとらえにくいという課題がありました。そこ…

公開日: 2026年09月26日 00:34

血液透析を受ける患者のビタミンD不足と抑うつ症状の関連を調べた横断研究 研究論文OpenAlexブラジル

血液透析を受ける患者のビタミンD不足と抑うつ症状の関連を調べた横断研究

長期にわたって血液透析(体外で血液の老廃物を取り除く治療)を受けている人では、抑うつ症状がよくみられることが知られています。著者らは、抑うつ症状が生活の質の低下や治療の継続のしにくさ、入院や死亡のリスクと結びついていると説明しています。

公開日: 2026年09月26日 00:29

食事・肥満と心血管の健康――分子メカニズムから臨床の証拠までを整理した総説 研究論文OpenAlexイタリア

食事・肥満と心血管の健康――分子メカニズムから臨床の証拠までを整理した総説

心血管疾患は世界の死因の首位であり、著者らによれば全世界の死亡のおよそ3分の1を占めています。薬物療法やカテーテル治療の進歩によって急性期を乗り越えた後の生存率は大きく改善しましたが、肥満と代謝異常の世界的な広がりがその成果を脅かしていると論文は指摘します。実際、高い体格指数(BMI)に起因する障害…

公開日: 2026年09月26日 00:24