研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

過熱水蒸気で取り出すマスティック樹脂の精油と抗酸化活性 研究論文OpenAlexパキスタン

過熱水蒸気で取り出すマスティック樹脂の精油と抗酸化活性

研究チームは、マスティックの木として知られるPistacia lentiscusの樹脂から精油を取り出す際に、抽出方法や条件が抗酸化活性にどう影響するかを調べました。植物由来の抗酸化成分を食品などに利用することを念頭に、精油の酸化反応を抑える働きを高める条件を見つけることが目的です。

公開日: 2026年10月06日 05:02

より健康的な即席麺をつくるには——配合・加工・製品開発の研究を整理した総説 研究論文OpenAlexパキスタン

より健康的な即席麺をつくるには——配合・加工・製品開発の研究を整理した総説

即席麺は、安価で手早く調理でき、味の好みに合わせやすいことから世界中で広く食べられています。保存期間が比較的長く、都市化や生活様式の変化、不規則な食事時間とともに消費が広がってきました。

公開日: 2026年10月03日 06:32

カルシウムと複合微量栄養素サプリメントを同時に飲んでよいか——ブルキナファソとパキスタンで進む臨床試験の計画 研究論文OpenAlexパキスタン

カルシウムと複合微量栄養素サプリメントを同時に飲んでよいか——ブルキナファソとパキスタンで進む臨床試験の計画

低中所得国の多くでは、妊娠可能年齢の女性の食事に不足する微量栄養素が多く、妊娠中は胎児の成長に伴う需要の増加によって不足がさらに強まると著者らは説明しています。WHOは妊娠中に鉄と葉酸のサプリメント(IFA)を毎日摂取することを推奨していますが、近年は15種類の微量栄養素を含む「複合微量栄養素サプリ…

公開日: 2026年10月02日 07:17

黒コショウと白コショウの抽出物を比べる — 収率・成分・抗酸化と抗菌のはたらき 研究論文OpenAlexパキスタン

黒コショウと白コショウの抽出物を比べる — 収率・成分・抗酸化と抗菌のはたらき

コショウ(Piper nigrum L.)は世界で広く使われる香辛料であり、同時に生物活性をもつ植物成分の供給源でもあります。著者らによると、コショウの辛味や価値は「オレオレジン」と呼ばれる油状の抽出物、アルカロイドのピペリン、精油といった成分に支えられています。オレオレジンとは、コショウの粉末から…

公開日: 2026年09月29日 07:33

タイのマメ科植物をめぐる伝統医療の知識と産業利用の可能性を整理した総説 研究論文OpenAlexパキスタン

タイのマメ科植物をめぐる伝統医療の知識と産業利用の可能性を整理した総説

この論文は、タイで利用されているマメ科(Fabaceae)植物について、含まれる成分、薬学的な働き、そして産業での使われ方を幅広く見渡すことを目的とした総説(レビュー論文)です。総説とは、あるテーマについて既に発表された研究を集め、全体像を整理して示すタイプの論文を指します。

公開日: 2026年09月28日 19:50

アロエベラゲルにスピルリナとターメリックの抽出物を加えた食べられるコーティングで、リンゴを丸ごと保存する研究 研究論文OpenAlexパキスタン

アロエベラゲルにスピルリナとターメリックの抽出物を加えた食べられるコーティングで、リンゴを丸ごと保存する研究

収穫後のリンゴは、さまざまな要因によって大規模な損失が生じており、産業にとって大きな課題となっています。一方で、消費者の間では天然素材を使った環境にやさしい保存方法への関心が高まっています。

公開日: 2026年09月27日 05:54

紫外線UV–Cの照射でイチゴの日持ちはどう変わるか——常温保存での品質を調べた研究 研究論文OpenAlexパキスタン

紫外線UV–Cの照射でイチゴの日持ちはどう変わるか——常温保存での品質を調べた研究

イチゴ(Fragaria × ananassa Duch.)は収穫後に傷みやすい果実で、日持ちのしにくさが流通のうえでの制約になっています。研究チームは、この課題に対して紫外線の一種であるUV–C光の照射が有効かどうかを確かめようとしました。

公開日: 2026年09月26日 06:27

工業廃棄物による農地土壌の汚染と食の安全 ― レビュー論文が整理した課題 研究論文OpenAlexパキスタン

工業廃棄物による農地土壌の汚染と食の安全 ― レビュー論文が整理した課題

著者らは、近代農業が品種改良や肥料・灌漑の普及によって収量を大きく伸ばしてきた一方で、工業廃棄物に由来する汚染物質が農地の土壌に蓄積し、食の安全や生態系の安定、人の健康を脅かしていると指摘しています。この論文は新たな実験を行ったものではなく、世界各地の研究報告を集めて整理・統合したレビュー(総説)で…

公開日: 2026年09月24日 08:19

殺虫剤デルタメトリンによるナイルティラピアへの影響と、モリンガ・スピルリナ添加飼料の効果を調べた研究 研究論文OpenAlexパキスタン

殺虫剤デルタメトリンによるナイルティラピアへの影響と、モリンガ・スピルリナ添加飼料の効果を調べた研究

農地で使われた殺虫剤は、雨や用水路を通じて周辺の水域へ流れ込み、本来の対象ではない魚などの生き物に影響を及ぼすことがあります。その一つがデルタメトリンで、作物の害虫駆除や家畜の寄生虫対策に広く使われている合成ピレスロイド系の殺虫剤です。著者らによれば、デルタメトリンは水に溶けにくく脂になじみやすい性…

公開日: 2026年09月20日 06:16

超音波と加熱を組み合わせたソラマメたんぱく質の構造改変 —— 機能性・消化性とコレステロール代謝への影響を調べた研究 研究論文OpenAlexパキスタン

超音波と加熱を組み合わせたソラマメたんぱく質の構造改変 —— 機能性・消化性とコレステロール代謝への影響を調べた研究

植物由来のたんぱく質への関心が高まるなか、ソラマメ(ファバビーン)はたんぱく質を多く含み、栽培の負担が比較的小さい原料として注目されています。ただし著者らによれば、ソラマメのたんぱく質は分子が固く折りたたまれた「球状」の構造をしており、水となじみにくく、消化酵素による分解も受けにくいという課題があり…

公開日: 2026年09月19日 08:01

糖尿病患者におけるビタミンD3と血中脂質・動脈硬化指標の関連を調べた研究 研究論文OpenAlexパキスタン

糖尿病患者におけるビタミンD3と血中脂質・動脈硬化指標の関連を調べた研究

研究チームは、2型糖尿病の患者において、血液中のビタミンD3の濃度と、動脈硬化のリスクを示す指標や心血管・代謝に関わる検査値との間に関連があるかどうかを調べました。糖尿病は血糖値の調節がうまくいかなくなる病気ですが、それだけでなく、肥満やインスリン抵抗性、高血圧、心臓病などと互いに結びついた「心血管…

公開日: 2026年09月18日 07:23

オクラのぬめり成分で作った酸化鉄ナノ粒子による、水牛乳のアフラトキシンM1低減 研究論文OpenAlexパキスタン

オクラのぬめり成分で作った酸化鉄ナノ粒子による、水牛乳のアフラトキシンM1低減

牛乳や水牛乳には、家畜が汚染された飼料を食べることで「アフラトキシンM1(AFM1)」という有害物質が移行することがあります。著者らによれば、この物質は加熱に強く、通常の低温殺菌でも分解されずに乳製品の流通経路に残るため、公衆衛生上の懸念とされています。とくに水牛乳は脂肪やたんぱく質が多く、論文では…

公開日: 2026年09月14日 17:25