研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
馬目豆(Mucuna urens)粉の栄養成分は下処理でどう変わるか——焙煎・煮沸・浸漬を比較した研究
西アフリカなどで見られるマメ科植物、馬目豆(Mucuna urens、英名ホースアイビーン)は、一般にはあまり食用として広まっていない豆です。この豆を食品素材として活かせるかどうかを見極めるには、調理や加工の前に行う下処理が、含まれる栄養成分にどう影響するかを知る必要があります。
公開日: 2026年09月27日 20:35
超加工食品の摂取と大腸がんの既往との関連を調べた米国の横断研究
超加工食品は、米国の成人が摂取する食事の中でかなりの割合を占めており、これまでにいくつかの慢性疾患との関連が報告されてきました。一方で、大腸がんとの関係については、報告が限られており、結果も一致していないと研究チームは述べています。とくに、国全体を代表するような集団を対象とした知見は乏しい状況でした…
公開日: 2026年09月25日 22:53
ナイジェリア南部の成人における食事パターンと心血管代謝異常の重なりを調べた研究
研究チームは、ナイジェリア・リバーズ州イクウェレ地方行政区に暮らす成人の食生活に、実際のデータからどのような「食事パターン」が浮かび上がるのかを調べました。ここでいう食事パターンとは、特定の一品ではなく、ふだん一緒に食べられやすい食品群のまとまりのことです。
公開日: 2026年09月25日 22:04
乾燥方法の違いが二種の在来葉菜の栄養成分と植物化学成分に与える影響を調べた研究
葉物野菜はたんぱく質や炭水化物、ミネラル、食物繊維のほか、体によい働きが期待される植物由来の成分を含み、食と栄養の安定に貢献する食材です。ナイジェリアをはじめアフリカ各地では、地域に自生する在来の葉菜が食用にも伝統的な薬用にも使われてきました。ただし、こうした野菜は収穫できる季節が限られるうえ、採り…
公開日: 2026年09月25日 18:26
種子の発酵と微生物のはたらき ― 伝統調味料の栄養と機能性をめぐる総説
発酵は、食品の品質や安全性、保存性を高めるための最も古く、そして有効な生物工学的手法のひとつです。著者らは、アフリカを中心に広く行われてきた種子を原料とする発酵に着目し、そこで働く微生物のはたらきを整理した総説を発表しました。
公開日: 2026年09月25日 07:17
鉱山跡の土壌で育てたササゲへの天然放射性核種の移行を調べた研究
ナイジェリアは、マメ科の作物であるササゲ(Vigna unguiculata)の世界最大の生産国であり消費国でもあります。著者らによれば、ナイジェリアの生産量はアフリカ全体の61%、世界全体の58%を占めており、ササゲは同国の食生活を支える重要な作物のひとつです。
公開日: 2026年09月23日 05:59
ナイジェリア産の鶏の可食部位からマイクロプラスチックを検出した調査
マイクロプラスチックとは、大きさが5ミリメートル未満のプラスチック粒子のことです。大きなプラスチックごみが時間をかけて細かく砕けたものなどが含まれ、水にほとんど溶けず分解されにくいため、土壌や水、大気に残り続けると研究チームは説明しています。論文によれば、ナイジェリアはプラスチック汚染が世界で9番目…
公開日: 2026年09月17日 12:03
食品の血糖への影響を抑える「デグリケーション」——総説が示す枠組み
精製された炭水化物や添加糖を多く含む高度に加工された食品の広がりが、食事に関連する非感染性疾患の世界的な増加と強く結びついていると、この総説の著者らは指摘しています。こうした食品は食後の血糖値を急激に上昇させ、酸化ストレスやインスリン抵抗性、炎症を招き、2型糖尿病や心血管疾患といった代謝性疾患の発症…
公開日: 2026年09月15日 18:59
昆虫の糞(フラス)と亜鉛・ケイ素を組み合わせたナノ肥料をトマト栽培で試した研究
食料不安が広がるなか、化学肥料に代わる環境負荷の小さい資材として「ナノ肥料」の開発が進んでいます。ナノ肥料とは、ごく微細な粒子の形にした肥料成分のことで、植物が養分を利用しやすくなることが期待されています。ただし著者らによれば、地域で手に入る無機素材と生物由来の素材を組み合わせ、安価で多機能な持続可…
公開日: 2026年09月14日 02:49
トウジンビエ・大豆かす・米ぬかから作るスナック——押出加工の条件が食物繊維と食感・風味に与える影響
食物繊維の健康面での役割が知られるようになり、繊維を多く含む食品への関心が高まっています。研究チームは、そうした背景を踏まえ、すぐ食べられる押出スナック(エクストルーダーという装置で加熱・加圧して成形した菓子)を、トウジンビエ、大豆かす、米ぬかという三つの原料から作ることを試みました。
公開日: 2026年09月13日 18:13
魚の加工方法で栄養と味はどう変わる? ティラピア近縁種を油揚げ・燻製・オーブン乾燥で比較した研究
魚は傷みやすい食品のひとつで、世界各地で油で揚げたり、煙でいぶしたり、乾燥させたりといった加工が古くから行われてきています。こうした加工は保存性を高める一方で、栄養価や食べたときの風味・食感にも影響を与えると考えられます。今回紹介する研究は、ナイジェリア産の淡水魚Coptodon guineensi…
公開日: 2026年09月10日 08:52
キャッサバ粉と大豆粉を混ぜたチンチンは栄養価が上がるのか 官能評価も合わせて検証
チンチンは西アフリカなどでよく食べられている、小麦粉を主原料とした揚げ菓子の一種です。手軽なスナックとして親しまれている一方、主原料が小麦粉に偏ると栄養バランスの面で改善の余地があるとも考えられます。今回紹介する研究では、小麦粉の一部をキャッサバ(Manihot esculenta)粉と大豆(Gly…
公開日: 2026年09月10日 08:43