研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
インドネシアのハラール食品研究はどう広がってきたか――論文データから全体像をたどる計量書誌分析
ハラール食品とは、イスラム教の教えに照らしてムスリムが口にしてよいとされる食べ物や飲み物のことです。原材料が許されたものかどうかだけでなく、どこから調達し、どう製造・保管・流通させたかまで含めて問われます。さらに近年は、安全で健康的、品質の良い食べ物であることを重視する「タイイブ」という考え方と結び…
公開日: 2026年10月12日 11:52
中学生の超加工食品の摂取頻度と体格の関連:インドネシアの一中学校での調査
工場で加工された菓子や甘い飲料、インスタント麺などは「超加工食品」と呼ばれます。手軽でおいしい一方、エネルギー、糖分、塩分、脂肪が多く、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素が少ないとされています。インドネシアの研究チームは、こうした食品へ食生活が移りつつあることが、成長期の子どもの栄養状態に影響してい…
公開日: 2026年10月12日 09:47
発育阻害(スタンティング)のリスクがある1歳半の女児への栄養ケアを追った事例研究
スタンティング(発育阻害)とは、長期間の栄養不足やくり返す感染症などのために、年齢に対して身長が基準よりも低い状態を指します。論文によると、インドネシアでは低栄養、微量栄養素の不足、過栄養が同時に存在しており、スタンティングは今も深刻な栄養課題とされています。
公開日: 2026年10月12日 06:56
産後の慢性的なエネルギー不足と食生活の乱れがある母親への助産ケア:インドネシアの保健センターからの症例報告
出産後に体が回復していく期間を産褥期といいます。この時期は、傷の回復や母乳づくりのために多くの栄養が必要です。しかし、エネルギーや栄養素の不足が長く続く「慢性エネルギー不足(KEK)」の状態にあると、回復の遅れや母乳の出への影響、感染症などのリスクが高まるとされています。著者らは、食生活の乱れがこの…
公開日: 2026年10月11日 05:44
断食月の栄養教育とデーツミルク作りの実演:インドネシアの高校生を対象にした地域貢献活動の報告
著者らは、インドネシア・プカンバルにあるアン・ナミロ高校の生徒を対象に、ラマダン(イスラム教の断食月)中の栄養についての教育活動を行い、その結果を報告しました。
公開日: 2026年10月09日 20:38
地域の食堂「デポ・サリ・ラサ」の販売戦略を探った研究
客に商品を知ってもらい、買ってもらい、また来てもらう。そのために事業者が計画的に行う一連の取り組みを、論文は「マーケティング戦略」と呼んでいます。
公開日: 2026年10月07日 23:57
子どもへの栄養・貧血予防・衛生教育と知識の変化
研究チームは、東ジャカルタの養育施設「ルマ・ハラパン」で暮らす、親を亡くした子どもたちを対象に、栄養バランス、貧血の予防、清潔で健康的な生活習慣についての知識と意識を高める教育活動を行いました。論文によると、施設では日々の食事に使う食品の種類が限られ、栄養のある食べ物の選び方や衛生習慣への理解を深め…
公開日: 2026年10月06日 06:32
中小企業のハラール保証をめぐる研究動向を読み解く
研究チームは、インドネシアとマレーシアの中小・零細企業に関わるハラール保証制度について、研究がどのように広がり、どのテーマに関心が集まってきたのかを調べました。ハラールとは、イスラム教の教えで認められることを指します。ハラール保証制度は、原材料や製造工程などを管理し、製品がその要件を満たすことを支え…
公開日: 2026年10月06日 05:33
地元食材の調理と食事の関わり方を学ぶ、幼児の偏食に向けた教育プログラム
研究チームは、インドネシアのスンダンティルト村で、幼児の好き嫌いや食事の拒否に対応する教育プログラム「DASHAT」を実施しました。慢性的な栄養不足による発育阻害を予防する取り組みの一環として、地元の食材を使った料理が母親たちにどう受け入れられるか、子どもへの食事の関わり方をどう理解し、家庭で取り入…
公開日: 2026年10月05日 21:38
超加工食品の摂取と「隠れた飢餓」、幼児の認知発達をつなぐ文献レビュー
この研究は、超加工食品(UPF)の摂取が「隠れた飢餓」と幼児の認知発達にどう関わるのかを、既存の研究論文を整理して分析することを目的としています。UPFとは、一般の家庭の台所では使われないような原材料を用いて工業的に製造され、おいしさや手軽さを高めるよう設計された食品のことです。著者らは、キャンディ…
公開日: 2026年10月03日 07:07
肥満のある若い女性における食事の血糖・炎症指標と代謝性症候群の関連を調べた研究
インドネシアでは肥満が増え続けており、肥満は心血管疾患などの慢性疾患の主要な危険因子とされています。血圧・血糖・脂質の異常と肥満が重なった状態は「代謝性症候群(メタボリックシンドローム)」と呼ばれ、世界的に増加していると論文は説明しています。
公開日: 2026年10月03日 05:52
少年施設の10代に向けた「超加工食品」教育の取り組み——知識と意識はどう変わったか
著者らがこの取り組みの出発点に置いたのは、現代の食生活の変化によって、10代の若者のあいだで「超加工食品(ultra-processed foods、UPF)」の摂取が増えているという状況です。論文はUPFを、そのまま食べられる、あるいはすぐ出せる状態に工業的に加工された製品で、砂糖・塩・脂肪・着色…
公開日: 2026年10月03日 05:13