研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

学校生活におけるセリアック病の子どもたち——設備・人間関係・栄養の課題を整理した総説 研究論文Europe PMCギリシャ

学校生活におけるセリアック病の子どもたち——設備・人間関係・栄養の課題を整理した総説

セリアック病は、小麦・大麦・ライ麦に含まれるグルテンを食べることをきっかけに、遺伝的な素因を持つ人に起こる全身性の自己免疫疾患です。消化されにくいグルテンの断片(グリアジン)が腸の粘膜の内側に入り込み、免疫反応の連鎖を引き起こして小腸の絨毛(栄養を吸収するひだ状の組織)を少しずつ損なうため、栄養の吸…

公開日: 2026年09月29日 13:24

乳幼児期の栄養と食物アレルギー ― 栄養・腸内細菌・遺伝・環境の相互作用をめぐる総説 研究論文Europe PMCギリシャ

乳幼児期の栄養と食物アレルギー ― 栄養・腸内細菌・遺伝・環境の相互作用をめぐる総説

食物アレルギーは、とくに乳児期から幼児期にかけて重要な健康上の課題とされています。著者らは、食物アレルギーの発症が単一の原因によるものではなく、遺伝的な素因と、乳幼児期の栄養、腸内細菌、腸の上皮(腸の内側を覆う細胞の層)、免疫、環境といった要因の複雑な相互作用を反映していると整理しています。

公開日: 2026年09月29日 13:06

ヨウ素とセレンは、金属による甲状腺への影響を左右するのか――人とほ乳類の研究データを整理した総説 研究論文Europe PMCギリシャ

ヨウ素とセレンは、金属による甲状腺への影響を左右するのか――人とほ乳類の研究データを整理した総説

甲状腺は、体の代謝を調節するホルモンをつくる臓器です。そのホルモンの材料になるのがヨウ素で、食事から取り込まれたヨウ素が甲状腺でホルモンへと組み込まれます。一方セレンは、ホルモンを活性型に変えたり働きを弱めたりする酵素(脱ヨウ素酵素)や、細胞を酸化ストレスから守るタンパク質の材料になります。著者らは…

公開日: 2026年09月29日 04:26

炎症性腸疾患と「動物性か植物性か」——タンパク質の種類をめぐる研究の現在地 研究論文Europe PMCギリシャ

炎症性腸疾患と「動物性か植物性か」——タンパク質の種類をめぐる研究の現在地

世界の食生活では、この70年ほどでタンパク質の摂取量が増え続けてきました。著者らは、40か国を対象にした系統的レビューで、北欧やアジアの一部では10年ごとに総エネルギーに占めるタンパク質の割合が0.5〜0.7%(およそ4〜6グラム分)増えてきたと報告されていることを紹介しています。同時に、環境への配…

公開日: 2026年09月14日 00:52