研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

甘茶の原料「アマチャ」の葉に含まれる4成分と葉の抽出物について、抗酸化作用と褐変を起こす酵素への作用を比べた研究 研究論文OpenAlexドイツ

甘茶の原料「アマチャ」の葉に含まれる4成分と葉の抽出物について、抗酸化作用と褐変を起こす酵素への作用を比べた研究

アマチャ(Hydrangea macrophylla serrata)は日本と朝鮮半島に自生するアジサイの仲間です。その葉は、甘い茶「甘茶」の原料として古くから使われてきました。甘茶の甘みのもとはフィロズルチンという成分で、砂糖のおよそ400〜800倍の甘さがあるとされています。葉にはほかにも、ポリ…

公開日: 2026年10月19日 07:32

ヨーロッパ4地域で発酵食品は誰がどれだけ食べているか――PIMENTO研究による大規模調査 研究論文OpenAlexドイツ

ヨーロッパ4地域で発酵食品は誰がどれだけ食べているか――PIMENTO研究による大規模調査

ヨーグルトやチーズ、パン、ワイン、ビール、コーヒー、チョコレートなど、微生物の働きを利用して作られる発酵食品は、ヨーロッパの食生活に深く根付いています。しかし、ヨーロッパ全体で人々がどの発酵食品をどれくらい口にしているのかを、同じ基準でまとめたデータはほとんどありませんでした。著者らによれば、これま…

公開日: 2026年10月16日 21:38

抹茶と認知機能の関係を整理した総説:ヒト試験の結果と考えられる仕組み 研究論文OpenAlexドイツ

抹茶と認知機能の関係を整理した総説:ヒト試験の結果と考えられる仕組み

抹茶は、日光を遮って育てた茶葉を蒸して乾燥させ、揉まずに細かく挽いた粉末の緑茶です。主に日本で生産され、茶道に欠かせないほか、菓子やラテなどの風味付けにも使われています。著者らは今回の総説で、抹茶が記憶や注意といった認知機能に与える影響について、ヒトを対象とした試験の結果と、その背景として考えられる…

公開日: 2026年10月16日 12:21

人工甘味料は食品中や腸内でどう振る舞うか――化学的安定性と腸内微生物との関わりを整理した短いレビュー 研究論文OpenAlexドイツ

人工甘味料は食品中や腸内でどう振る舞うか――化学的安定性と腸内微生物との関わりを整理した短いレビュー

砂糖の代わりに甘みを付ける人工甘味料の研究には、長期的な健康への影響、食品技術や規制に関する問題、環境への影響など、さまざまな課題があります。著者らは、こうした課題には複数の分野を横断した取り組みが必要だとしています。

公開日: 2026年10月16日 06:20

出産直後の女性における食事からの栄養摂取と歯周の状態、出産時期の関係を探った研究 研究論文OpenAlexドイツ

出産直後の女性における食事からの栄養摂取と歯周の状態、出産時期の関係を探った研究

妊娠中は、からだのホルモンや代謝、免疫の働きが大きく変わり、いくつかの栄養素の必要量が増えます。国際的な指針も妊娠中の十分な栄養摂取を重視していますが、ふだんの食事だけで妊娠期向けの基準値に届くのは簡単ではないとされています。

公開日: 2026年10月15日 21:57

ストレスの「どうにもならない感覚」と、楽しみを求めて食べる行動との関連を調べた研究 研究論文OpenAlexドイツ

ストレスの「どうにもならない感覚」と、楽しみを求めて食べる行動との関連を調べた研究

空腹を満たす必要がなくても、楽しさを求めたり嫌な気分を和らげたりするために食べることがあります。研究チームはこれを「報酬に駆動された食行動」と呼び、三つの側面に注目しました。満腹でもおいしい物を楽しみのために食べたくなる動機である「快楽的空腹」、特定の食べ物を強く欲しくなりやすい性質である「特性とし…

公開日: 2026年10月15日 21:53

地中海食の個々の食品、SNS利用、不安・抑うつ症状の関連を探った小規模オンライン調査 研究論文OpenAlexドイツ

地中海食の個々の食品、SNS利用、不安・抑うつ症状の関連を探った小規模オンライン調査

不安や抑うつの症状は多くの人にみられ、食事はそれらに関わりうる生活要因の一つとして研究されてきました。オリーブオイルや野菜、魚などを中心とする地中海食については、よく守っている人ほど抑うつや不安が少ないとする報告がある一方、関連が弱い、あるいははっきりしないとする報告もあり、結果は一致していません。

公開日: 2026年10月15日 21:39

夜勤と過体重・肥満の関連を欧州8か国のオンライン調査で調べた研究 研究論文OpenAlexドイツ

夜勤と過体重・肥満の関連を欧州8か国のオンライン調査で調べた研究

夜勤は、過体重や肥満のリスクが高いことと関連すると指摘されてきました。研究チームは、ヨーロッパの複数の国で、現在夜勤をしている人と過去に夜勤をしていた人の過体重・肥満の割合を、日勤の人と比べました。

公開日: 2026年10月15日 17:11

コーヒー由来ポリフェノールを結合させた乳ペプチドの性質変化と、ルテインの光安定性への影響 研究論文OpenAlexドイツ

コーヒー由来ポリフェノールを結合させた乳ペプチドの性質変化と、ルテインの光安定性への影響

ペプチドは、アミノ酸が短くつながった物質です。乳に含まれるタンパク質から得られるペプチドは、食品素材として利用されています。研究チームは、こうした乳由来のペプチドに、コーヒーに多く含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」を化学的に結合させると、ペプチドの構造や性質がどう変わるかを調べました。

公開日: 2026年10月12日 09:32

胎内でのマラリア曝露と思春期の血糖値の関係に、食事パターンと食欲は関わるのか――ガーナ農村部の追跡研究 研究論文OpenAlexドイツ

胎内でのマラリア曝露と思春期の血糖値の関係に、食事パターンと食欲は関わるのか――ガーナ農村部の追跡研究

マラリアは今も多くの国で重い公衆衛生上の課題で、患者の大半はサハラ以南のアフリカに集中しています。妊娠中のマラリアは、母親の貧血や低出生体重、胎児の発育遅延などにつながることが知られています。一方でこの地域では、糖尿病や心臓・血管の病気といった生活習慣に関わる病気(非感染性疾患)も増えています。感染…

公開日: 2026年10月12日 06:51

2024年に複数の国で起きたサルモネラ・ブロックリー集団感染とトマトとの関連を調べた研究 研究論文OpenAlexドイツ

2024年に複数の国で起きたサルモネラ・ブロックリー集団感染とトマトとの関連を調べた研究

2024年7月から10月にかけて、遺伝的に近いサルモネラ菌による感染が複数の国で相次いで見つかりました。研究チームは、この集団感染の原因になった食品を突き止めるために調査を行いました。

公開日: 2026年10月12日 06:31

ベルリンの高齢者と若い世代の栄養摂取とサプリメント利用を比べた研究 研究論文OpenAlexドイツ

ベルリンの高齢者と若い世代の栄養摂取とサプリメント利用を比べた研究

高齢になると、食欲や味覚・嗅覚の変化、消化機能の変化、日光を浴びる機会の減少による皮膚でのビタミンD合成の変化などから、栄養の摂り方や体内での利用が変わる可能性があります。ドイツでは、介護施設の入所者や入院中の高齢者の栄養不足については多くのデータがあります。一方、自宅で自立して暮らす比較的健康な高…

公開日: 2026年10月12日 06:01