研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

3種のヤムイモから取り出したでんぷんの性質を比べた研究 研究論文OpenAlexコロンビア

3種のヤムイモから取り出したでんぷんの性質を比べた研究

ヤムイモ(ヤマノイモ属)は熱帯・亜熱帯の多くの国で食料を支える重要な作物で、でんぷんを多く含みます。ただし研究チームによると、その利用は主に、粉やでんぷんなどに加工せず、収穫したイモを生鮮品のまま食材として消費することにとどまり、でんぷんの供給源としてはまだ十分に活用されていません。世界のでんぷん生…

公開日: 2026年10月20日 06:09

ザクロの加工副産物を「クリーンラベル」食品素材に生かすための現状と課題を整理した総説 研究論文OpenAlexコロンビア

ザクロの加工副産物を「クリーンラベル」食品素材に生かすための現状と課題を整理した総説

ザクロを加工すると、果皮、果実内部の薄い膜、種子、搾りかすが大量に出ます。著者らによれば、これらにはポリフェノール、食物繊維、ペクチン、種子由来の脂肪酸であるプニカ酸などが残っており、食品の機能を高める素材として役立つ可能性があります。

公開日: 2026年10月12日 11:01

ヤム芋の栄養と機能性成分を整理、農産業への活用可能性を探る総説 研究論文OpenAlexコロンビア

ヤム芋の栄養と機能性成分を整理、農産業への活用可能性を探る総説

ヤム芋と呼ばれる作物をご存じでしょうか。Dioscorea属に含まれる塊茎作物で、熱帯・亜熱帯地域を中心に古くから栽培されてきました。日本でもヤマノイモ科の芋は馴染み深い食材ですが、世界的にはより多様な種が食用・産業用に利用されています。今回紹介する総説論文は、こうしたヤム芋のうちD. alata、…

公開日: 2026年09月10日 08:42

オレンジの皮を捨てずに活かす:超音波と酵素で作る水溶性食物繊維の研究 研究論文OpenAlexコロンビア

オレンジの皮を捨てずに活かす:超音波と酵素で作る水溶性食物繊維の研究

オレンジジュースやオレンジ製品を作る過程では、皮やアルベド(白い内果皮)などの副産物が果実重量の最大55%も発生するとされています。こうした残さは廃棄されると分解時に二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスを発生させる一方で、カロテノイドやフラボノイド、ペクチン、食物繊維といった有用な成分を豊富に含んで…

公開日: 2026年09月03日 08:29

コーヒーからアクリルアミドを取り除けるか。「分子の鋳型」を使った新素材を試した研究 研究論文OpenAlexコロンビア

コーヒーからアクリルアミドを取り除けるか。「分子の鋳型」を使った新素材を試した研究

コーヒーは焙煎の過程で香ばしい風味が生まれる一方、アクリルアミドという物質もできてしまいます。アクリルアミドは加熱によってアミノ酸の一種であるアスパラギンと糖が反応してできる物質で、国際がん研究機関(IARC)により「ヒトに対しておそらく発がん性がある」に分類されています。欧州連合はこの物質を減らす…

公開日: 2026年09月02日 06:25

食料システムは目標を達成できるか——44指標で世界の進捗を評価した研究 研究論文OpenAlexコロンビア

食料システムは目標を達成できるか——44指標で世界の進捗を評価した研究

「食」は健康だけでなく、環境や経済、社会の公正さにも深く関わっています。近年、各国や国際機関は食料システム(生産から流通、消費までの一連の仕組み)を持続可能な形に変えていこうという取り組みを進めてきました。しかし、こうした取り組みがどれだけ進んでいるのかを測る「共通のものさし」は、実はこれまで十分に…

公開日: 2026年08月12日 19:32

酸性土壌・高温ストレス下で育つインゲンマメ、栄養価の高い系統をどう見分けるか 研究論文OpenAlexコロンビア

酸性土壌・高温ストレス下で育つインゲンマメ、栄養価の高い系統をどう見分けるか

インゲンマメは世界中で広く食べられている豆類のひとつですが、育つ土地の環境によって鉄分やタンパク質などの栄養価に差が出ることが知られています。特に土壌が酸性だったり気温が高すぎたりする厳しい条件では、栄養バランスの良い豆を安定して育てること自体が難しくなります。今回紹介する研究は、そうした過酷な環境…

公開日: 2026年08月06日 00:34