研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

食事の質と2型糖尿病の関連、そして炎症マーカーの役割を探った中国南東部の研究 研究論文OpenAlex中国

食事の質と2型糖尿病の関連、そして炎症マーカーの役割を探った中国南東部の研究

糖尿病は世界的に重要な慢性疾患で、食事は血糖の調節に深く関わると考えられています。ただし、個々の栄養素や食品だけを見る従来の方法では、食事全体の良し悪しを捉えにくいという課題がありました。そこで近年は、食事全体の質を点数化する「食事の質指標」が使われるようになっています。

公開日: 2026年10月18日 07:27

植物性食品中心の食事の「質」と死亡リスクとの関連:心臓・腎臓・代謝の早期段階にある中国の高齢者を対象とした追跡研究 研究論文OpenAlex中国

植物性食品中心の食事の「質」と死亡リスクとの関連:心臓・腎臓・代謝の早期段階にある中国の高齢者を対象とした追跡研究

心臓や血管の病気、腎臓の病気、肥満や糖尿病などの代謝の異常は互いに影響し合います。米国心臓協会(AHA)はこれらをまとめて「心血管・腎・代謝(CKM)症候群」ととらえ、進み具合を段階で分ける考え方を示しています。研究チームによると、はっきりした心臓病が現れる前の早い段階(ステージ0〜2)でも、段階が…

公開日: 2026年10月17日 21:50

中国の医療従事者の子どもにみる食事の頻度と体への満足感、不安・抑うつ症状の関連 研究論文OpenAlex中国

中国の医療従事者の子どもにみる食事の頻度と体への満足感、不安・抑うつ症状の関連

思春期から青年期にかけては、体が急速に成長し、学業や人間関係の負担が増え、気持ちが揺れやすい時期です。研究チームは、この年代の不安や抑うつの症状、そして自分の体への満足感が、ふだんの食事の取り方とどう結びついているのかを調べました。

公開日: 2026年10月16日 22:26

子どもを守りたい気持ちと調理済み食品の購入意向の関係を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

子どもを守りたい気持ちと調理済み食品の購入意向の関係を調べた研究

下ごしらえと包装が済んでいて、温めるだけ、あるいはそのまま食べられる「調理済み食品」は、手軽さから広く利用されるようになっています。その一方で、食品の安全性や栄養、添加物について心配する声も上がっています。中国では、著名なインフルエンサーと外食チェーンとの論争や、学校給食への導入に多くの保護者が反対…

公開日: 2026年10月16日 06:38

超加工食品の香料を製品ごとに捉えるための研究枠組み:成分データ・製品情報・摂取量評価をつなぐ試み 研究論文OpenAlex中国

超加工食品の香料を製品ごとに捉えるための研究枠組み:成分データ・製品情報・摂取量評価をつなぐ試み

加工食品の原材料表示には「香料」とまとめて記されることが多くあります。しかし著者らによると、香料は化学的に多様な成分の集まりです。一般的な表示からは、どの物質がどれだけ含まれ、食品の中でどんな技術的な役割を果たし、製品ごとに人がどの程度さらされているのか(曝露)が分かりにくいといいます。

公開日: 2026年10月16日 04:53

多価不飽和脂肪酸は炎症性腸疾患にどう関わるのか:仕組みから治療までの研究を整理した総説 研究論文OpenAlex中国

多価不飽和脂肪酸は炎症性腸疾患にどう関わるのか:仕組みから治療までの研究を整理した総説

炎症性腸疾患(IBD)は、クローン病と潰瘍性大腸炎を含む、腸の炎症が慢性的に続いたり再燃したりする病気の総称です。世界で数百万人が抱えているとされ、多くの地域で新たな患者が増え続けています。生物学的製剤などの治療は進歩しましたが、効かない、途中で効かなくなる、感染リスクがあるといった課題が残っていま…

公開日: 2026年10月15日 21:44

嚥下障害のある人への食事介助を扱う中国の短編動画:質・情報源の透明性・信頼性・内容の網羅性を調べた横断研究 研究論文OpenAlex中国

嚥下障害のある人への食事介助を扱う中国の短編動画:質・情報源の透明性・信頼性・内容の網羅性を調べた横断研究

嚥下障害とは、あご・唇・舌・のど・食道などの構造や働きに問題が生じ、食べ物を口から胃へ安全に送れなくなる状態です。脳や神経の病気、筋肉の病気、口やのどの病変などさまざまな原因で起こります。栄養状態や生活の質に影響するほか、食べ物などが気管に入る「誤嚥」による肺炎の危険も高めます。そのため、食べ物の硬…

公開日: 2026年10月15日 21:36

乳製品の種類や摂り方と中高生の抑うつ・不安症状の関連を調べた中国・山東省の大規模調査 研究論文OpenAlex中国

乳製品の種類や摂り方と中高生の抑うつ・不安症状の関連を調べた中国・山東省の大規模調査

思春期のうつや不安は、世界的に重要な公衆衛生上の課題とされています。研究チームは、成人期の心の不調の約半数が18歳より前に始まるとする先行研究を紹介し、思春期の生活習慣のうち変えられる要因を探ることが、学校での健康づくりや早期予防に役立つと述べています。食生活はそうした要因の一つとして注目されていま…

公開日: 2026年10月15日 06:30

SNSは高齢期の食生活にどう関わるのか:四つの心理的経路と研究課題を整理したミニレビュー 研究論文OpenAlex中国

SNSは高齢期の食生活にどう関わるのか:四つの心理的経路と研究課題を整理したミニレビュー

世界では高齢化が進んでいます。論文が引用する世界保健機関(WHO)の資料によると、2030年には世界の6人に1人が60歳以上になり、この年齢層は2050年に21億人に達すると見込まれています。同じ時期に、レシピや健康情報、広告、人とのやり取りは、ますますSNSを通じて流れるようになりました。研究チー…

公開日: 2026年10月13日 21:37

超加工食品と健康格差:低・中所得国の生涯にわたる課題を論じた論考 研究論文OpenAlex中国

超加工食品と健康格差:低・中所得国の生涯にわたる課題を論じた論考

工場で精製・加工された原料や添加物を主体につくられる「超加工食品」は、甘味飲料、袋入りスナック、菓子パン類などを含み、世界各地で日常の食事に広がっています。これまでの研究では、肥満や生活習慣病、心の健康との関連が報告されてきました。一方で、こうした食品が所得や生活状況の違いによる健康格差を広げている…

公開日: 2026年10月13日 05:58

中国南部の中高年で20年間に食事パターンはどう変わったか:広東省の栄養調査4回分の分析と過体重・肥満との関連 研究論文OpenAlex中国

中国南部の中高年で20年間に食事パターンはどう変わったか:広東省の栄養調査4回分の分析と過体重・肥満との関連

中国では過去数十年で食生活が大きく変わり、同時に過体重や肥満の人も増えてきました。中年期以降は体の組成やエネルギー代謝が変わり、慢性疾患も重なりやすいため、体脂肪の蓄積による影響を受けやすい年代とされています。一方で、この年代の食事の組み合わせが長期間にどう移り変わり、それが肥満とどう関係しているか…

公開日: 2026年10月12日 11:42

アルツハイマー病とDHA:基礎研究と臨床試験のずれを整理した総説 研究論文OpenAlex中国

アルツハイマー病とDHA:基礎研究と臨床試験のずれを整理した総説

アルツハイマー病は、記憶や思考などの認知機能が徐々に低下していく神経変性疾患です。著者らが注目したのは、魚油などに含まれるω-3系多価不飽和脂肪酸の一種であるドコサヘキサエン酸(DHA)です。DHAは脳に最も多く含まれるω-3系脂肪酸で、神経細胞の構造や働きに欠かせない成分とされています。

公開日: 2026年10月12日 09:49