ビタミンKビタミン単位:µg

この栄養素について

正常な血液凝固を維持し、骨の形成にも関わる 出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】ビタミンKは、血液凝固促進、骨の形成等に関与している。 【消費者庁 別表第11】ビタミンKは、正常な血液凝固能を維持する栄養素です。 【消費者庁 別表第11 注意喚起表示】本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。血液凝固阻止薬を服用している方は本品の摂取を避けてください。

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ビタミンKとは?

天然に存在するビタミンKには、フィロキノン(ビタミンK1)とメナキノン類がある。これらはナフトキノンを共通の構造として持ち、側鎖構造のみが異なる。メナキノン類のうち、栄養上、特に重要なものは、動物性食品に広く分布するメナキノン-4(ビタミンK2)と納豆菌が産生するメナキノン-7である。

体内での働き

ビタミンKは、肝臓においてプロトロンビンやその他の血液凝固因子を活性化し、血液の凝固を促進するビタミンとして見いだされた。またビタミンKの古典的作用は、肝臓において、血液凝固因子(第II・VII・IX・X因子)にカルボキシル基を導入する酵素γ-カルボキシラーゼの補酵素作用であるが、最近、骨など肝臓以外におけるビタミンK依存性たんぱく質の意義が注目されている。

不足したとき

ビタミンKが欠乏すると、血液凝固が遅延する。我が国において、健康な人でビタミンK欠乏に起因する血液凝固遅延が認められるのは稀であり、現在の通常の食事摂取であれば、ビタミンKはほぼ充足していると考えられる。出生後数日で起こる新生児メレナ(消化管出血)や約1か月後に起こる特発性乳児ビタミンK欠乏症(頭蓋内出血)は、ビタミンKの不足によって起こることが知られており、臨床領域では出生後直ちにビタミンKの経口投与が行われる。

とりすぎたとき

フィロキノンとメナキノンについては大量に摂取しても毒性は認められていない。

出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

1日の食事摂取基準(2025年版・成人)

  • 目安量150μg

ビタミンKを多く含む食品(可食部100gあたり・上位10)

順位食品含有量食品群目安量
1 <茶類> (緑茶類) 玉露 茶 4000 µg し好飲料類
2 <茶類> (緑茶類) 抹茶 茶 2900 µg し好飲料類 小さじ1=2.8g/大さじ1=8.3g/½カップ(100mL)=55g
3 あまのり ほしのり 2600 µg 藻類 全型1枚=3g(本書目安)
4 <茶類> (緑茶類) 番茶 茶 2200 µg し好飲料類
5 <茶類> (緑茶類) ほうじ茶 茶 2000 µg し好飲料類
6 わかめ 乾燥わかめ 板わかめ 1800 µg 藻類
7 いわのり 素干し 1700 µg 藻類 1枚=約10g
8 わかめ カットわかめ 乾 1600 µg 藻類 1人分=約2g/大さじ1杯=約3g
9 <その他> 青汁 ケール 1500 µg し好飲料類 1回分=3g
10 <茶類> (発酵茶類) 紅茶 茶 1500 µg し好飲料類 大さじ1=6g

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 2338件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。

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