ビタミンDビタミン単位:µg

この栄養素について

カルシウムの吸収を促し、骨の形成に関わる 出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】ビタミンD(カルシフェロール)は、カルシウムの吸収及び利用、骨の石灰化等に関与する。 【消費者庁 別表第11】ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。 【消費者庁 別表第11 注意喚起表示】本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。

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ビタミンDとは?

ビタミンDは食品から摂取されると同時に、紫外線曝露によって皮膚でも産生され、その両方が体内でビタミンDとして利用される。食品中に存在し、ビタミンDの活性を有する化合物は、キノコ類に含まれるビタミンD2(エルゴカルシフェロール)と魚肉及び魚類肝臓に含まれるビタミンD3(コレカルシフェロール)に分類される。

体内での働き

ビタミンDの主な作用は、ビタミンD依存性たんぱく質の働きを介して、腸管や肝臓でカルシウムとリンの吸収を促進することである。その他の機能として、骨髄(骨芽細胞などやリンパ球)、免疫系に属する細胞、皮膚、乳房や前立腺の上皮細胞、筋肉、腸などの様々な細胞における分化促進や増殖抑制作用が挙げられる。

不足したとき

欠乏症として、小児ではくる病、成人では骨軟化症が挙げられる。軽度の不足では、骨粗鬆症及び骨折リスクの増大に関連する血中副甲状腺ホルモン濃度の上昇がみられる。

とりすぎたとき

紫外線による皮膚での産生は調節されており、日光曝露によるビタミンD過剰症は起こらない。多量のビタミンD摂取を続けると、高カルシウム血症、腎障害、軟組織の石灰化障害などが起こる。

出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

1日の食事摂取基準(2025年版・成人)

  • 目安量9μg
  • 耐容上限量100μg

ビタミンDを多く含む食品(可食部100gあたり・上位10)

順位食品含有量食品群目安量
1 (きくらげ類) あらげきくらげ 乾 130 µg きのこ類
2 <魚類> (かつお類) 加工品 塩辛 120 µg 魚介類 大さじ1杯=約18g
3 <魚類> あんこう きも 生 110 µg 魚介類 1切れ=約50g
4 (きくらげ類) きくらげ 乾 85 µg きのこ類 10個=約5g
5 <魚類> うまづらはぎ 味付け開き干し 69 µg 魚介類
6 <魚類> (いわし類) しらす干し 半乾燥品 61 µg 魚介類 大さじ1=4g
7 <魚類> いかなご 煮干し 54 µg 魚介類
8 <魚類> (いわし類) みりん干し まいわし 53 µg 魚介類 1枚=約20g
9 <魚類> (あじ類) にしまあじ 開き干し 焼き 51.6 µg 魚介類
10 <魚類> (まぐろ類) くろまぐろ 養殖 脂身 水煮 51.6 µg 魚介類

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 2410件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。

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