未同定物質脂肪酸単位:mg/100g

この栄養素について

脂肪酸分析で同定できなかったピークの合計量を、ヘプタデカン酸相当量として示したもの。脂肪酸以外の化合物を含む可能性があり、脂肪酸総量には含めない。 出典:日本食品標準成分表(八訂)(文部科学省)

消費者庁の表示:【日本食品標準成分表(八訂)増補2023 脂肪酸成分表編 第1章 説明】未同定物質は、クロマトグラム上の同定できないピークの合計量をヘプタデカン酸相当量として示したものである。このため、脂肪酸以外の化合物を含む可能性がある。未同定物質は、脂肪酸総量に含めないこととした。

もっと詳しく(未同定物質が属する「脂質」の解説)

脂質とは?

脂質は、炭水化物、たんぱく質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつで、生体成分のうち水に溶けない物質です。中性脂肪などの単純脂質、リン脂質やリポたんぱく質などの複合脂質、脂肪酸やコレステロールなどを含むステロイドなどの誘導脂質に大きく分けられます。

生体成分のうち、水に溶けない物質をいい、体内では水分の次に多く含まれています。炭水化物、たんぱく質と並ぶ、エネルギー産生栄養素のひとつです。中性脂肪などの単純脂質、リン脂質やリポたんぱく質などの複合脂質、脂肪酸やコレステロールなどを含むステロイドなどの誘導脂質に大きく分けられます。

食物から体内に取り入れた脂質は、主に小腸で消化されます。脂質の種類ごとに複雑な過程を経て取り込まれ、効率の良いエネルギー源として使われるほか、各種生理活性物質の原料となるなどさまざまな役割を果たしています。

体内での働き

体内でエネルギー源として、あるいは細胞膜を構成する成分や生理活性物質の原料となるなど、さまざまな役割を果たしています。

とりすぎたとき

余った脂質は、中性脂肪として体内に蓄えられますが、多く摂り過ぎれば肥満を招き、生活習慣病の原因となります。

出典:e-ヘルスネット(厚生労働省)

未同定物質を多く含む食品(可食部100gあたり・上位20)

順位食品含有量食品群目安量
1 (動物油脂類) たらのあぶら8600 mg/100g 油脂類 大さじ1=12g(本書目安)
2 <魚類> あんこう きも 生3100 mg/100g 魚介類 1切れ=約50g
3 <魚類> (さば類) たいせいようさば 焼き2200 mg/100g 魚介類
4 <魚類> (さば類) たいせいようさば 水煮2100 mg/100g 魚介類
5 まつ いり2000 mg/100g 種実類 大さじ1杯=約11g/小さじ1杯=約4g
6 <魚類> (さば類) たいせいようさば 生1900 mg/100g 魚介類 1切れ=約80g
7 <魚類> (まぐろ類) みなみまぐろ 脂身 生1900 mg/100g 魚介類 1さく=150g
8 <魚類> (さば類) 加工品 しめさば1800 mg/100g 魚介類 半身1枚=約120g
9 <魚類> (まぐろ類) くろまぐろ 養殖 脂身 焼き1800 mg/100g 魚介類
10 <魚類> (さば類) 加工品 開き干し1800 mg/100g 魚介類
11 <魚類> さんま 皮つき 生1700 mg/100g 魚介類 中1尾=150g(本書目安)
12 <牛乳及び乳製品> (クリーム類) クリーム 乳脂肪1700 mg/100g 乳類 小さじ1=5.3g/大さじ1=15.8g/½カップ(100mL)=105g
13 <魚類> (まぐろ類) くろまぐろ 養殖 脂身 生1700 mg/100g 魚介類
14 <魚類> (まぐろ類) くろまぐろ 養殖 脂身 蒸し1700 mg/100g 魚介類
15 <魚類> さんま 皮なし 生1600 mg/100g 魚介類
16 <魚類> (まぐろ類) くろまぐろ 養殖 脂身 水煮1600 mg/100g 魚介類
17 <魚類> (まぐろ類) くろまぐろ 養殖 脂身 ソテー1600 mg/100g 魚介類
18 <魚類> さんま 皮つき 焼き1500 mg/100g 魚介類
19 <魚類> (さば類) 加工品 塩さば1400 mg/100g 魚介類 半身1枚=140g
20 <魚類> (まぐろ類) くろまぐろ 養殖 脂身 電子レンジ調理1300 mg/100g 魚介類

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 740件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。数値は成分表の表記のまま:(値)=公式の計算値または推定値、Tr=微量(最小記載量の1/10以上5/10未満)、(Tr)=微量と推定(未測定)、0=最小記載量の1/10未満または検出されず、(0)=含まれていないと推定(未測定)。

← 栄養成分一覧へ