研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

加工肉と赤身肉の摂取量と膀胱がんの関連:30のコホート研究を統合した解析 研究論文OpenAlexアメリカ

加工肉と赤身肉の摂取量と膀胱がんの関連:30のコホート研究を統合した解析

膀胱がんは世界で9番目に多いがんで、男性では6番目に多いとされています。喫煙、ヒ素などで汚染された飲み水、職場での特定の化学物質への曝露などが、すでに知られている危険因子です。食べ物に含まれる発がん性物質やその代謝物は尿として排出され、膀胱の内側に触れるため、食事も膀胱がんのリスクに関わる可能性が指…

公開日: 2026年10月18日 06:44

食べ物への依存的な食行動を面接で評価する「FASI」のイタリア語版を摂食障害の患者で検証した研究 研究論文OpenAlexアメリカ

食べ物への依存的な食行動を面接で評価する「FASI」のイタリア語版を摂食障害の患者で検証した研究

「フードアディクション(食べ物依存)」とは、主に超加工食品について、強い渇望、食べる量が増えていく、抑えがきかない、悪影響があっても食べ続けるといった、依存症に似た食べ方のパターンを指す考え方です。これを独立した病気として扱うべきかはまだ議論が続いています。一方で、むちゃ食い障害や神経性過食症などの…

公開日: 2026年10月17日 21:33

ストレスの「どうにもならない感覚」と、楽しみを求めて食べる行動との関連を調べた研究 研究論文OpenAlexアメリカ

ストレスの「どうにもならない感覚」と、楽しみを求めて食べる行動との関連を調べた研究

空腹を満たす必要がなくても、楽しさを求めたり嫌な気分を和らげたりするために食べることがあります。研究チームはこれを「報酬に駆動された食行動」と呼び、三つの側面に注目しました。満腹でもおいしい物を楽しみのために食べたくなる動機である「快楽的空腹」、特定の食べ物を強く欲しくなりやすい性質である「特性とし…

公開日: 2026年10月15日 21:53

国際スポーツ栄養学会が示す減量のための食事法に関する公式見解 研究論文OpenAlexアメリカ

国際スポーツ栄養学会が示す減量のための食事法に関する公式見解

国際スポーツ栄養学会(ISSN)は、体重を減らすための食事法について、学会としての公式な見解をまとめました。この論文は既存の研究を批判的に分析したもので、指導者やコーチ、トレーニングに取り組む人々が主な食事法の効果を判断するための科学的な土台を示すことを目的としています。

公開日: 2026年10月15日 06:39

ヒスパニック/ラテン系の成人向けに文化的に調整したスペイン語の食事スクリーニング質問票「SABE」の内容妥当性を検証した研究 研究論文OpenAlexアメリカ

ヒスパニック/ラテン系の成人向けに文化的に調整したスペイン語の食事スクリーニング質問票「SABE」の内容妥当性を検証した研究

心血管疾患の予防では、短時間で食習慣を把握できる簡易な食事スクリーニング質問票(スクリーナー)の開発と活用が推奨されています。しかし著者らによると、米国の多様なヒスパニック/ラテン系の人々に向けて妥当性が確かめられたスペイン語の質問票は不足しています。また既存の質問票は、この人々になじみのある文化的…

公開日: 2026年10月14日 05:19

超加工食品の摂取量と死亡リスクの関連を米国の長期追跡研究で調べた研究 研究論文OpenAlexアメリカ

超加工食品の摂取量と死亡リスクの関連を米国の長期追跡研究で調べた研究

超加工食品とは、工業的な加工を多く経て作られた食品のことです。手軽さやおいしさ、積極的な宣伝を背景に、米国をはじめ世界中で消費が大きく増えています。これまでの研究では、超加工食品の摂取が心臓や代謝に関わる好ましくない健康状態と関連することが報告されてきました。しかし死亡との関係を調べた研究はまだ限ら…

公開日: 2026年10月14日 05:03

甘いものへの「依存的な食べ方」を6項目で測る簡易尺度の開発と、英語・スペイン語・ハンガリー語での検証 研究論文OpenAlexアメリカ

甘いものへの「依存的な食べ方」を6項目で測る簡易尺度の開発と、英語・スペイン語・ハンガリー語での検証

砂糖や甘味を加えた加工食品の摂り過ぎは、肥満や2型糖尿病、心血管疾患などとの関連が指摘されてきた公衆衛生上の課題です。甘いものをやめられない、強く欲しくなるといった、依存に似た食べ方を訴える人も少なくありません。著者らは、体重管理や栄養指導、糖尿病、摂食障害の診療の場で、患者が「食べ物全般」ではなく…

公開日: 2026年10月14日 04:59

学校の食文化が「不健康な食べ物=楽しい」という思い込みを育てている可能性を論じた意見論文 研究論文OpenAlexアメリカ

学校の食文化が「不健康な食べ物=楽しい」という思い込みを育てている可能性を論じた意見論文

この論文は、新しいデータを集めた実験や調査ではなく、著者が一つの仮説を提案する意見論文です。著者は、米国の学校の食をめぐる習慣が、意図しないまま子どもたちに「不健康な食べ物=楽しい」という直感を育てているかもしれない、と論じています。ここでいう直感とは、エネルギーが高く栄養の乏しい食べ物の方が、健康…

公開日: 2026年10月13日 05:29

マドリードの子どもにおける家庭の食料不安と食事・体重の関係 研究論文OpenAlexアメリカ

マドリードの子どもにおける家庭の食料不安と食事・体重の関係

「食料不安」とは、栄養的に十分で安全な食べ物を、社会的に受け入れられる方法で安定して手に入れることが難しい状態を指します。高所得国でも重要な社会・公衆衛生上の課題とされていますが、これまでの研究の多くは北米で行われ、ヨーロッパでの知見は限られていました。家庭の食料不安と子どもの過体重・肥満の関係につ…

公開日: 2026年10月13日 05:17

ニュージーランドの元オリンピック・コモンウェルスゲームズ代表選手は、高齢期に何を食べているのか 研究論文OpenAlexアメリカ

ニュージーランドの元オリンピック・コモンウェルスゲームズ代表選手は、高齢期に何を食べているのか

若い頃にトップレベルで競技をしていた人は、引退して高齢になったあとも食生活に恵まれているのでしょうか。この論文の研究チームは、オリンピックやコモンウェルスゲームズ(英連邦諸国を中心とする総合競技大会)にニュージーランド代表として出場した経験を持つ高齢の元選手を対象に、日々の食事から何をどれだけとって…

公開日: 2026年10月12日 10:10

レジ前の商品を健康的なものに限る条例は店頭をどう変えたか 米カリフォルニア州ペリス市の自然実験による評価 研究論文OpenAlexアメリカ

レジ前の商品を健康的なものに限る条例は店頭をどう変えたか 米カリフォルニア州ペリス市の自然実験による評価

スーパーなどのレジ周りには、キャンディーやスナック菓子、砂糖入り飲料が並んでいることがよくあります。研究チームによると、こうした配置はメーカーが販売契約を通じて費用を払って確保しているもので、列に並んで待つ客の衝動買いを促すことが知られています。米国では成人の36%がレジ周りの食品や飲料を購入してい…

公開日: 2026年10月12日 04:57

自分の食事の質をどう評価しているかを測る新しい質問票の開発 研究論文OpenAlexアメリカ

自分の食事の質をどう評価しているかを測る新しい質問票の開発

自分の食事がどのくらい健康的だと思っているかという自己評価は「知覚された食事の質」と呼ばれます。これまでの研究では、この自己評価が高い人ほど心臓や代謝に関わる健康指標が良い傾向があると報告されてきました。ただし、自己評価はたいてい「あなたの食事は全体としてどのくらい健康的ですか」という一つの質問で測…

公開日: 2026年10月11日 21:56