研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
砂糖入り飲料の消費をどう抑えるか:インドネシアの政策課題を関係者の声から探った質的研究
糖尿病や肥満、心血管疾患など、食生活と関わりの深い非感染性疾患は世界的な健康課題です。インドネシアでも負担は増えています。こうした疾患の要因の一つとして、砂糖入り飲料の摂り過ぎが知られています。論文によると、インドネシアの砂糖入り飲料の消費量は2020年に1人当たり年間20.23リットルで、東南アジ…
公開日: 2026年10月18日 19:53
若者の甘い飲み物の摂取と随時血糖値の関係を既存研究から整理した文献レビュー
生活様式の変化にともない、若い世代では砂糖を加えた飲み物(加糖飲料)を口にする機会が増えています。加糖飲料とは、ショ糖や果糖、高果糖コーンシロップなどの糖類を加えた飲み物のことです。著者らは、こうした飲み物の取りすぎが血糖値の上昇を招き、若い年代での糖尿病のリスクにつながる可能性に注目しました。
公開日: 2026年10月17日 22:43
インドネシアにおけるファストフードを食べる頻度と抑うつ症状の関連を調べた横断研究
都市化や生活の変化に伴い、手軽に食べられるファストフードは多くの国で日常の食事の一部になりつつあり、インドネシアでも消費が広がっていると著者らは述べています。ファストフードは一般に飽和脂肪、糖分、塩分、エネルギーが多く、食物繊維やビタミン、ミネラルが少ないとされ、これまで肥満や心血管疾患などとの関係…
公開日: 2026年10月16日 21:58
「イシ・ピリンク(私の皿の中身)」を使った高血圧予防の食事教育 インドネシア・南アチェの村での取り組み
高血圧は、地域でよく見られる生活習慣と関わりの深い病気(非感染性疾患)のひとつです。はっきりした症状がないまま進むこともあり、適切に対処しなければさまざまな合併症につながるおそれがあります。著者らは、塩分のとりすぎや偏った食事、運動不足といった生活習慣が高血圧を起こりやすくする要因になると説明してい…
公開日: 2026年10月15日 08:19
ハラール食品に使われる添加物の化学分析と安全基準を整理したレビュー
安全で倫理的、そして宗教的にも受け入れられる食品を求める声の高まりを背景に、イスラム法で許された食品である「ハラール食品」の産業は世界的に大きく成長しています。一方、保存料や着色料などの食品添加物は現代の食品加工に欠かせない存在ですが、化学的に複雑で原料の由来もさまざまです。そのため、ハラールとして…
公開日: 2026年10月15日 05:01
ハラール規制は日本の食品輸出にどう影響するか:イスラム圏への輸出を手がかりにした研究
ハラールとは、イスラム教の教えにおいて許されているものを指す言葉で、食品の場合は原材料や製造・取り扱いの方法がその基準に合っていることを意味します。こうした基準に沿っていることを示すハラール規制や認証は、世界の食品貿易で重要な要素になっています。
公開日: 2026年10月15日 04:55
バランスのとれた栄養の知識は、10代の食事や栄養状態とどう関係しているのか:9件の研究を整理した文献レビュー
思春期は体が急速に成長する時期で、ほかの年代よりも多くの栄養が必要になります。一方で、朝食を抜く、ファストフードや甘い飲み物をよくとる、果物や野菜が少ないといった食習慣も、この年代に広く見られます。著者らは序論で、インドネシアの2023年の全国健康調査でも、13〜15歳の若者にやせ、過体重、肥満とい…
公開日: 2026年10月14日 11:14
栄養表示の知識は甘い飲み物の飲み方と関係するのか:9件の研究を読み比べた文献レビュー
砂糖などを加えた容器入りの甘い飲料(加糖飲料)の消費は増え続けており、さまざまな非感染性疾患の危険因子の一つとされています。製品の栄養表示を理解していれば、より健康的な飲み物を選びやすくなると期待されています。しかし、栄養表示に関する知識と実際の消費行動との関係については、これまでの研究結果が一致し…
公開日: 2026年10月14日 11:11
インドネシア・クンダル県トゥルコ村における幼児の栄養状態と食事パターン、ポシャンドゥ利用などの関連
栄養状態は、食事から取り入れる栄養と、成長や日々の活動に体が必要とする量とのつり合いを映す指標で、幼児の健康や発育を見るうえで重要とされます。研究チームによると、インドネシア中部ジャワ州クンダル県のトゥルコ村では、2023年のポシャンドゥの記録で12〜59か月の幼児が312人おり、体重測定の結果、4…
公開日: 2026年10月14日 07:50
北ブトン県の幼児の発育阻害(スタンティング)と、動物性たんぱく質の摂取・妊娠中の母親の慢性的なエネルギー不足との関連を調べた研究
スタンティングとは、栄養不足や感染症の繰り返しなどによって、子どもの身長が年齢に比べて低くなる発育の障害です。世界保健機関(WHO)の基準では、同じ年齢・性別の標準と比べて身長が大きく下回る(標準偏差でマイナス2未満)場合をスタンティングとしています。長期間の栄養不足を反映しており、母親のおなかの中…
公開日: 2026年10月13日 06:22
インドネシアの職業高校生における甘い飲み物・食習慣と血糖値の関連を調べた研究
2型糖尿病は、かつては大人の病気と考えられがちでしたが、10代の若者にも見られるようになっています。その背景として、生活習慣の変化、特に砂糖を加えた飲み物の多飲や偏った食習慣が指摘されています。
公開日: 2026年10月13日 05:44
インドネシアの小学生の食物繊維摂取量と、母親の食リテラシー・世帯の食料安全保障との関連
家庭で何を買い、どう調理し、子どもに何を食べさせるかを決めるうえで、母親は大きな役割を担っていることが多いとされます。この研究は、母親の「食リテラシー」が、世帯の食料安全保障や子どもの食事の質とどう関連しているかを調べたものです。食リテラシーとは、栄養に関する情報を手に入れ、理解し、日々の食事の選択…
公開日: 2026年10月13日 05:20