研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

小児がん治療中の子どもの食事と栄養サポートを、保護者はどう経験しているか――ブラジルの病院でのグループインタビュー研究 研究論文OpenAlexブラジル

小児がん治療中の子どもの食事と栄養サポートを、保護者はどう経験しているか――ブラジルの病院でのグループインタビュー研究

がん治療を受ける子どもや若者は、食事を十分にとれなくなることがあります。そのため、口から食べる工夫に加えて、栄養補助食品や鼻から胃腸へ通す管による栄養補給(経鼻経腸栄養)といった栄養サポートが使われます。毎日の食事を支えるのは、多くの場合、親などの保護者です。

公開日: 2026年10月20日 21:36

学校での調理実習を取り入れた食育の取り組みを整理したスコーピングレビュー 研究論文OpenAlexブラジル

学校での調理実習を取り入れた食育の取り組みを整理したスコーピングレビュー

学校で子どもたちが実際に料理をする「調理実習型」の取り組みは、健康的な食習慣を育てる方法として行われてきました。しかし研究チームによると、こうした取り組みがどのように実施され、教育の面で何をもたらしているのかについての知見は、ばらばらに散らばった状態にありました。

公開日: 2026年10月18日 06:40

ニュージーランドの元オリンピック・コモンウェルスゲームズ代表選手は、高齢期に何を食べているのか 研究論文OpenAlexブラジル

ニュージーランドの元オリンピック・コモンウェルスゲームズ代表選手は、高齢期に何を食べているのか

若い頃にトップレベルで競技をしていた人は、引退して高齢になったあとも食生活に恵まれているのでしょうか。この論文の研究チームは、オリンピックやコモンウェルスゲームズ(英連邦諸国を中心とする総合競技大会)にニュージーランド代表として出場した経験を持つ高齢の元選手を対象に、日々の食事から何をどれだけとって…

公開日: 2026年10月12日 10:10

学校での栄養教育は思春期の高血圧予防に役立つか:モザンビーク・テテの中等学校での検証 研究論文OpenAlexブラジル

学校での栄養教育は思春期の高血圧予防に役立つか:モザンビーク・テテの中等学校での検証

高血圧は世界的に早すぎる死の主な原因の一つで、これまでは主に大人の病気と考えられてきました。著者らは、低・中所得国の思春期の若者でも高血圧やその危険因子が増えていると指摘しています。都市化や食生活の変化により、塩分・糖分・飽和脂肪の多い超加工食品(工場で高度に加工された菓子や清涼飲料などの食品)が身…

公開日: 2026年10月12日 09:44

ブラジル北部地域の乳幼児の食料不安:社会経済的な要因と食事・栄養との関連を整理した文献レビュー 研究論文OpenAlexブラジル

ブラジル北部地域の乳幼児の食料不安:社会経済的な要因と食事・栄養との関連を整理した文献レビュー

「食料不安」とは、十分な量や質の食べ物を安定して手に入れられない状態を指します。この研究は、ブラジル北部地域で暮らす5歳未満の子どもを対象に、食料不安に関わる社会経済的な要因と、それが子どもの食事や栄養状態にどのように表れているかを分析することを目的としています。

公開日: 2026年10月12日 09:38

超加工食品を控えると「離脱症状」は強まるのか——減量中の肥満のある人を対象にした臨床試験の二次解析 研究論文OpenAlexブラジル

超加工食品を控えると「離脱症状」は強まるのか——減量中の肥満のある人を対象にした臨床試験の二次解析

菓子類や清涼飲料、インスタント食品などの「超加工食品」は、強い嗜好性をもち、食べたい衝動や食べる量を自分で抑えにくい状態を招きやすいと指摘されてきました。とくに減量に取り組む肥満のある人では、その影響が大きいのではないかと考えられています。

公開日: 2026年10月03日 07:16

ブラジル全国食事調査にみる「エネルギー摂取量の申告漏れ」――24時間思い出し法で3割に過少申告 研究論文OpenAlexブラジル

ブラジル全国食事調査にみる「エネルギー摂取量の申告漏れ」――24時間思い出し法で3割に過少申告

食事の内容は、生活習慣病の予防や食事ガイドラインづくりの土台になる重要な情報です。しかし食事調査の多くは、本人が「何を食べたか」を自分で申告する方式に頼っているため、記憶違いや言いづらさによる誤差が入り込みます。その中でもとくに多いとされるのが、実際より少なく申告してしまう「エネルギー摂取量の過少申…

公開日: 2026年10月02日 21:46

肥満・代謝外科手術の後に残る「過食の症状」——ブラジルの横断研究が報告した食事・体組成・生活の質との関連 研究論文OpenAlexブラジル

肥満・代謝外科手術の後に残る「過食の症状」——ブラジルの横断研究が報告した食事・体組成・生活の質との関連

肥満・代謝外科手術(いわゆる減量手術。胃を小さくするスリーブ状胃切除や、胃と小腸をつなぎ替えるルーワイ胃バイパスなど)は、重度の肥満に対して最も効果の大きい治療と位置づけられています。ただし著者らは、術後に良好な状態が長く続くかどうかは手術の方法だけで決まるのではなく、食習慣や行動の変化が続くこと、…

公開日: 2026年10月02日 06:54

心筋梗塞後の患者における超加工食品の摂取と脳卒中死亡リスク — Alpha Omega Cohortの前向き解析 研究論文OpenAlexブラジル

心筋梗塞後の患者における超加工食品の摂取と脳卒中死亡リスク — Alpha Omega Cohortの前向き解析

すでに心臓や血管の病気を経験した人にとって、超加工食品を多く食べる食生活が死亡リスクにどう関わるのかは、はっきりしていませんでした。超加工食品とは、工業的な加工を重ねてつくられた食品を指す分類で、この研究では食品を加工の程度で分けるNova分類という仕組みにもとづいて特定されています。

公開日: 2026年10月02日 06:16

超加工食品・加糖飲料の広告接触をめぐる社会経済・人種民族間の不平等を調べる系統的レビューの計画 研究論文OpenAlexブラジル

超加工食品・加糖飲料の広告接触をめぐる社会経済・人種民族間の不平等を調べる系統的レビューの計画

著者らは、健康の「商業的決定要因」に注目しています。これは、企業の販売活動や市場の仕組みが人々の健康状態を左右するという考え方です。論文の背景説明によれば、超加工食品(工業的な加工を重ねて作られた食品)や加糖飲料(砂糖などで甘味をつけた飲料)の販売促進は、非感染性疾患を広げるうえで重要な役割を果たし…

公開日: 2026年10月01日 19:52

16時間の断食を8週間——肥満のある1人の男性を追った症例報告 研究論文OpenAlexブラジル

16時間の断食を8週間——肥満のある1人の男性を追った症例報告

断食と食事の時間を交互に設ける「間欠的断食(インターミッテント・ファスティング)」は、体重を減らし代謝を整える方法として注目されてきました。一方で、専門家の指導なしに行った場合に何が起きるのかは、議論が続いている点です。

公開日: 2026年09月24日 22:41

食事調査の日ごとのばらつきは「食事パターン」の把握にどう影響するか 研究論文OpenAlexブラジル

食事調査の日ごとのばらつきは「食事パターン」の把握にどう影響するか

私たちが何をどれだけ食べるかは、日によって大きく変わります。栄養疫学の研究では、前日に食べたものを聞き取る「24時間思い出し法」がよく使われますが、この方法は1日分の記録であるため、その人の普段の食生活とはずれが生じます。このずれは「個人内のランダム誤差」と呼ばれ、特定の日をたまたま選んだことによる…

公開日: 2026年09月17日 12:27