亜鉛無機質単位:mg

この栄養素について

多くの酵素の成分で、味覚の維持やたんぱく質・核酸の代謝に関わる 出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】亜鉛は、核酸やたんぱく質の合成に関与する酵素をはじめ、多くの酵素の構成成分として、また、血糖調節ホルモンであるインスリンの構成成分等として重要である。 【消費者庁 別表第11】亜鉛は、味覚を正常に保つのに必要な栄養素です。/たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持に役立つ栄養素です。 【消費者庁 別表第11 注意喚起表示】本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。亜鉛の摂り過ぎは、銅の吸収を阻害するおそれがありますので、過剰摂取にならないよう注意してください。1日の摂取目安量を守ってください。乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください。

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亜鉛とは?

亜鉛(zinc)は原子番号30、元素記号Znの亜鉛族元素の一つである。亜鉛は、成人の体内に約2,000 mg存在する。

体内での働き

亜鉛の生理機能は、たんぱく質との結合によって発揮され、触媒作用と構造の維持作用に大別される。

不足したとき

亜鉛欠乏の症状は、皮膚炎、味覚障害、慢性下痢、免疫機能障害、成長遅延、性腺発育障害等である。我が国の食事性亜鉛欠乏症は、亜鉛非添加の高カロリー輸液や経腸栄養剤での栄養管理時及び低亜鉛濃度の母乳を摂取していた乳児に報告されている。

とりすぎたとき

大量の亜鉛の継続的摂取は、銅の吸収阻害による銅欠乏がもたらすSOD活性の低下、鉄の吸収阻害が原因の貧血等を起こす。

出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

1日の食事摂取基準(2025年版・成人)

  • 推奨量男 9.0mg / 女 7.5mg
  • 耐容上限量男 40mg / 女 35mg

亜鉛を多く含む食品(可食部100gあたり・上位20)

順位食品含有量食品群目安量
1 <貝類> かき くん製油漬缶詰25.0 mg 魚介類
2 <貝類> かき 養殖 水煮18.0 mg 魚介類
3 こむぎ [その他] 小麦はいが16.0 mg 穀類
4 <貝類> かき 養殖 生14.0 mg 魚介類 むき身1個=15g(本書目安)
5 <貝類> かき 養殖 フライ12.0 mg 魚介類
6 <魚類> (かつお類) 加工品 塩辛12.0 mg 魚介類 大さじ1杯=約18g
7 <香辛料類> パプリカ 粉10.0 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1杯=約2g
8 <魚類> ぼら からすみ9.3 mg 魚介類 1/4腹分=約35g/1腹=80g
9 <畜肉類> うし [加工品] ビーフジャーキー8.8 mg 肉類 1枚=約5g
10 <畜肉類> ぶた [その他] スモークレバー8.7 mg 肉類 1個=約200g
11 <魚類> (さば類) ごまさば さば節8.4 mg 魚介類
12 <魚類> (いわし類) かたくちいわし 田作り7.9 mg 魚介類 10尾=約4g
13 <その他> 酵母 パン酵母 圧搾7.8 mg 調味料及び香辛料類 大さじ1杯=約8g
14 かぼちゃ いり 味付け7.7 mg 種実類 10粒=約2g
15 <畜肉類> うし [ひき肉] 焼き7.6 mg 肉類
16 <畜肉類> うし [輸入牛肉] もも 皮下脂肪なし ゆで7.5 mg 肉類
17 <牛乳及び乳製品> (チーズ類) ナチュラルチーズ パルメザン7.3 mg 乳類 大さじ1杯=約6g/小さじ1杯=約2g
18 洋風料理 フライ類 かきフライ7.3 mg 調理済み流通食品類
19 <魚類> (いわし類) かたくちいわし 煮干し7.2 mg 魚介類 10尾=約20g
20 <畜肉類> うし [乳用肥育牛肉] かた 赤肉 ゆで7.2 mg 肉類

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 2517件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。数値は成分表の表記のまま:(値)=公式の計算値または推定値、Tr=微量(最小記載量の1/10以上5/10未満)、(Tr)=微量と推定(未測定)、0=最小記載量の1/10未満または検出されず、(0)=含まれていないと推定(未測定)。

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